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今回はいよいよビーガン仕様! ベジソバ 第3形態は世界に向けた新たな一杯

ソラノイロ (11)[1]

ソラノイロ NIPPON@東京都中央区
ベジソバ

 

オリジナリティ溢れる一杯生み出すことは、容易なことでは無いと思います。

では、ひとつの新たなジャンルを生み出すことは?

・・・考えるだけでシビれます (^^ゞ

そんな偉業を成し遂げたお店のひとつがこちら。

あの一風堂をルーツに持ち、新たなジャンルである ”ベジソバ” を生み出した ”ソラノイロ” です!

ラーメンとは最も縁遠い存在であった ”野菜” を全面的に取り入れ、カラダに優しく&もちろん食べて美味しいベジソバ

僕自身、初めてその味を知った時はもの凄い衝撃でした^^

 

こちらが2013年、博多阪急に登場した時の写真です。

・2013年12月 博多阪急催事 特製ベジソバ

ソラノイロ (13)
・2013年12月 博多阪急催事 中華ソバ

ソラノイロ (12)

 

その後、2号店のsalt & mushroomへ。

・2014年2月 ソラノイロ salt & mushroom 特製きのこベジソバ

ソラノイロ (14)

 

昨年の春には、おおいた駅前らーめん博にも登場しました。

・2015年3月 おおいた駅前らーめん博 特製がっつり肉ソバ

ソラノイロ (15)

 

もちろんその実力は折り紙つき

ミシュランガイド東京2015ではビブグルマンに選出されています。

今回は3号店として登場した、「ソラノイロ NIPPON」へ♪

更なる進化を遂げた ”ビーガン仕様のベジソバ” をひっさげ登場したお店です。

 

アクセス

1週間通っても飽きない」をコンセプトとした、東京ラーメンストリート。

東京駅一番街の一角に、東京の名店が一同に集うスペースです。

ソラノイロ NIPPONは2015年6月に、”麺や 七彩” のあったスペースに登場。

麺や 七彩はその後、その場で打った、出来立ての麺が食べられる 「八丁堀店」 をオープンしました^^

 

店舗外観

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ラーメンのみならず、お店づくりの素晴らしさもソラノイロの特長。

なんとも美しくハイセンスなファサードです^^

ソラノイロは2016年7月時点で3店舗を展開。

本店千代田区平河町に。

素良(旧:salt & mushroom)は千代田区麹町にあります。

 

券売機

ソラノイロ (3) ソラノイロ (4)まずは入口左手にある券売機へ。

メインメニューは、ベジソバ江戸式中華そばのツートップ。

ソラノイロ (2)

ソラノイロと言えばどうしてもベジソバがフォーカスされますが、中華そばもまた絶品なんですよね~(^^ゞ

今回はシンプルに、ベジソバを頂きました。

 

店舗内観

ソラノイロ (16)お客さんが多いのでなかなか写真は撮れませんが、何とか1枚^^;

センス溢れる店づくりは、女子ならずともシビれるでしょう♪

 

卓上調味料

ソラノイロ (5)

卓上にはコショウ一味と並んでベジソバ用のガーリックチップなどが用意されています。

ソラノイロ (6) ソラノイロ (7)

並々ならぬ ”こだわり” を読みながら、期待に胸を膨らませて登場を待ちます。

 

今回はいよいよビーガン仕様! ベジソバ 第3形態は世界に向けた新たな一杯

ソラノイロ (11)いよいよ登場です。

おおっ、以前頂いたベジソバとも、やや趣が異なるようです。

特製は玉子が入り、野菜も増量されますが、今回は連食中なので特製は断念(汗)

でもせっかくなので、玉子も抜いて完全なビーガンスタイルで頂くのも一興かと (^^ゞ

※ビーガン=完全菜食主義者

だけでなく、乳製品玉子なども一切口にしない方々。(ちなみに厳密には、革製品なども使用しないそうです)

ソラノイロ (9)

ではではスープをズズっと・・・なるほど~♪

想像以上の力強い旨味甘味に驚きです^^

従来のベジソバは、鶏を中心とした肉系スープをベースとしつつ、野菜の旨味を前面に打ち出した一杯。

こちらはベジブロス(野菜ダシ)に、ピューレ状にした人参のグラッセを合わせたものだそうです。

動物系の旨味が入らない分、よりストレートに、想像以上に力強く野菜の味わい香りを楽しめます。

しかしその味わいは非常に奥行きのあるもの。

タレには椎茸・ポルチーニ茸・昆布を用い、フランス産のゲランドの塩で仕上げてあるそうです。

 

パプリカを練り込んだ風味豊かな平打ち麺。 モチモチ食感でスープの旨さも倍増

ソラノイロ (10)麺は平打ちの太麺を使用。

オレンジ色は、練り込んであるパプリカに由来します。

粉はうどん用の中力粉が使われているそうです。

思った以上に、しっかりモッチモチの食感。

噛むほどに、野菜の旨味甘味が広がります^^

麺量も中々なので、トータル的なボリューム感は一般的なラーメンを上回るかも知れません。※福岡県民の感覚ですが(^^ゞ

 

香り、味わい、食感など。 野菜それぞれの持つ魅力と個性が際立つ一杯

ソラノイロ (8)従来の第1弾ベジソバ(元祖)、第2弾ベジソバ(キノコ)には、チャーシュー生ハムなどが入っていましたが、今回はビーガンなのでモチロン無し!

キャベツ、サツマイモ、レンコンチップス、トマト、ニンジンなどが乗っています。

普段は脇役になりがちな野菜ですが、改めて一つひとつを味わうと、その旨さを再確認できます(^^ゞ

 

そして素晴らしい働きをするのが、”バジルで和えた押し麦

プチプチと食感が楽しく爽やかな風味が、スープの甘味の中にあって絶妙のアクセントになっています♪

お馴染みの柚子胡椒もまた、存在感ある香りと味わいでスープに変化をもたらします。

お好みで卓上のガーリックチップをプラスするのも面白いですよ~


 

また一歩、ラーメンの歴史が彩られたのだと、食べ終えて改めて驚きました。

動物系の素材を用いず、ここまで味わい豊かな一杯を作れるとは (^o^)

初めてのベジソバもそうでしたが、「野菜をフィーチャーすること」 が目的ではなく、「野菜を主役にして、美味しいラーメンを作り上げること」 がソラノイロの凄さですよね!

あくまで目的と手段がぶれていない。

ちゃんと ”美味しさ” がポイントになっているからこそ、素晴らしいのだと♪

これからのソラノイロが、更にどんな扉を開けていくのか?

福岡の地からではありますが、追いかけていきたいと思います。

 

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ソラノイロ ニッポン

昼総合点★★★★ 4.0

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