ホウテン食堂 奉天本家@博多区中洲
奉天中華ソバ
昭和20年代から続く奉天本家が、3年ほど前に一風堂(力の源カンパニー)のプロデュースでリニューアル。
な、なんと通算60年もの歴史を持つ老舗です。
ここの名物は通称、中洲ブラックと呼ばれる真っ黒なビジュアルがインパクト抜群の醤油ラーメン。
中洲のド真ん中という立地ながらランチが楽しめるので、久々に行ってきました。
店舗外観
国体道路 中洲1丁目の交差点から中洲中央通りを昭和通り方面へ70~80m入った右手にお店があります。
通り沿いで目立つので直ぐに見つかります。
第五ラインビルの1Fと聞いてピンとくる方は、中洲好きのヒトかも^^;
裏手にはコインパーキングもありますが、特に夜間は高額(汗)
駐車場ごとの価格差が大きいのでご注意ください。
店舗内観
やや照明を落とした店内はスタイリッシュな雰囲気で、女性にも喜ばれそうです。
お冷のサーバーがちょっとオシャレだったりしつつも、どこか昔風のテイストを内包しているあたりがイイですね~。
テーブル席に加えカウンターもあるので、ひとりでも気兼ねなく麺を啜れます。
ランチは12~15時頃まで。
17時半~3時頃まで空いているので深夜もモチロンOK^^
メニュー
奉天中華ソバ(中洲ブラック)、激辛麺、とんこつ、ちゃんぽん、つけソバと麺類だけでもラインナップは豊富。
黒チャーハンや餃子もあります。
本格的なツマミ系メニューは夜のお楽しみ。
メニュー豊富で居酒屋使いもOK。
今日は久々の訪問なので、看板メニューの中洲ブラックを頂きます。
甘辛醤油がクセになる♪見た目と裏腹にマイルドテイストのスープ
真っ黒のビジュアルが強烈ですが、清湯ベースのスープは甘辛い味わいで意外にもマイルド。
一口すすると”思ったほどキツくないな~”→”これはアレを思い出すな~”→”何だかクセになる~”→”レンゲが止まらない”となることでしょう^^
醤油の薫りと味わいが前面で主張しつつ、ほど良く浮かんだ背脂がマイルド感とコッテリ感をプラス。
重くなりそうなところを玉ねぎのミジン切り&青ねぎが爽やかに♪という計算しつくされた組み立て。
これでトッピングに温泉玉子があれば言うことナシだなぁ(^^ゞ
後半、甘辛味に慣れてきたら鷹の爪を投入するのもマル。
ピリリとした味わいが加わり、これまた良い感じです。
ちなみに、このスープにピッタリの白ごはんが無料で付いてきます。
スベスベ系のストレート麺は持ち上げのバランス感がマル
麺はストレートの中細タイプ。
とっても滑らかな舌触りで、のど越しもマル。
主張するスープ&細麺ながら、スベスベなので過度にスープを持ち上げないトコが良いな~。
加水率はほどほど。
弾力感と歯切れのバランスも良好です。
具材ひとつひとつ。盛り付けも手を抜かない姿勢がステキ
チャーシューは小ぶりながら上質なものが3枚オン。
大ぶりなメンマは程よい歯ごたえがありつつ、硬さや臭みもありません。
キュートな出で立ちのナルトがトレードマーク^^
いつ食べても盛り付けがキレイなのも素晴らしいですな~♪
富山ブラック(いろは)や、大阪ブラック(金久右衛門)などの、○○ブラックの名に恥じない個性ある一杯。
好みは分かれるかも知れませんが、僕のツボにはズバッとハマります♪
昔付けてくれてた、おろし生姜が卓上にあると嬉しいなぁ。
アッサリ系の醤油は物足りない…という方も満足できる一杯です!!
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