中央区大名にある、「元祖赤のれん 節ちゃんラーメン 天神本店」 をご紹介します。
昭和21年創業。 既に70年を超える歴史を持つ老舗中の老舗です。
博多ラーメンの誕生については諸説ありますが、「博龍軒@馬出」 「三馬路(現:うま馬)」 と共に源流のひとつと言われるのがこちらの 「赤のれん」 です。
2013年、大丸の向かいにあったお店がこちらへと移転。
その昔は箱崎にお店があったと聞きます。
今もなお、毎日の様に行列を作り続ける人気店です。
5 ラーメン定食(2020年3月)
ラーメン+餃子+焼飯=780円! しかも天神の一等地で終日オーダー可能
最近の僕らの訪問パターンは…
イマドキの味 ⇔ 伝統の味。
バラエティ豊かな非とんこつ ⇔ 定番のとんこつ。
これらを行き来しながら、横断的に楽しむのがお約束となっています^^
その昔は、
・エッジの効いたアッパーなタイプ
・とんこつなら濃厚でパンチの効いたタイプ など
正直、結構好みのタイプが偏っていたのですが…
あれやこれやと食べ歩く中で、
「改めて食べると、コレもウマイ!」
「なるほど、コレもありやね♪」
と、近年はそれぞれの良さを感じるようになりました (^^ゞ
おそらくラーメンほど、それぞれにとって 「特別なオンリーワン」 なカテゴリは見当たらず…
人それぞれに 「世界に一つだけのラーメン」 があるのだと思います。
自分でもちょっと何を言ってるかよく分かりませんが(笑)
なんとなくフィーリングでご理解いただけましたら幸いです^^;
とりあえずそんな訳で、「元祖赤のれん 節ちゃんラーメン」 を定期訪問してきました~
アクセス
天神西通りにある、西鉄グランドホテルの裏手辺り。
つるやゴルフと中央コンタクトの間を赤坂方面へ10メートルほど進むと、右手にお店があります。
店舗外観
真新しいファサードがどこか不思議な感じもありましたが・・・
既に移転してから4年以上の月日が経ち、既にすっかりこの通りに馴染んだ気がします。
なんせ70年余の歴史を持つブランドだけに。
4年という月日でさえ、そのうちの一瞬といっても過言ではないのかも知れません。
福岡には老舗と言われる飲食店がいくつもあると思われますが、70年超えとなると限られるのではないでしょうか。
おしながき
こちらは2020年3月時点のお品書き。
ラーメンは基本とんこつ1本。
メンマ、温玉、キムチ、もやし、わかめ…トッピングバリエーションが豊富です。
更には、チャンポンや皿うどん、ダールー麺などの麺メニューもあります。
更にさらに、各種中華系の定食も数多くラインナップ。
丼モノやおつまみメニューなども数多くあります。
15時までのA&Bランチ。
終日オーダー可能なラーメン定食といった、セットメニューも人気です。
店舗内観
結構奥行きのある店内。
手前にはテーブル席が、奥の厨房前にはカウンター席があります。
珍しく夜に訪れてみましたが、今日もかなりの賑わい。
という訳で写真は以前のものです。
まずは ”飲み” というお客さんも少なくないようですね~^^
卓上調味料
卓上にはコショウ、ゴマ、紅ショウガなどの定番アイテムに加え、ソースや醤油なども。
定食系メニュー向けと思われます。
ラーメン+餃子+焼飯=780円! しかも天神の一等地で、終日オーダー可能
最近のお約束、ラーメン定食をオーダー。
ラーメン+小焼飯+ギョーザ3個=780円と、お値打ち価格のセットです♪
それではまずはラーメンから。
既に厨房からは、力強いワイルドエアが存分に拡散(笑)
スープをズズっ…うん、ウマいねっ^^
しっかりと打ち出されたトンコツ感。
円やか&クリーミーなイマドキのとんこつとは大きくベクトルが異なる、骨太で少々武骨な味わいが魅力です。
元ダレもギュっと強めで、脂もハッキリと。
ガツッと三方へと打ち出された味わいは、明快で頼もしい仕上がりです。
合わせるのは伝統の平打ち麺。
「博多ラーメン=白いスープ&細麺」と思っている県外の方が食べたら驚くかも?
「褐色のスープ&平打ち麺」 という博多源流のスタイルです。
ちなみに僕は日頃 「カタ or バリカタ」 がお約束なのですが…
こちらでは硬さをデフォでいただくことが多いです。
正直 「こりゃヤワい(笑)」 と感じるのですが、なんだかこの柔さがクセになる感じ (^^ゞ
カタもイイですが、良かったら赤のれんでは一度デフォもお試しあれ~
適度に厚みのあるチャーシューが2枚。
博多ラーメンでは珍しい、メンマが乗るのも特徴的です。
こちらはセットの小焼飯。
しっとり・フワリとしたラーメン屋さんらしい仕上がり。
ピンクのカマボコとネギの緑、玉子の黄というコントラストがイイですね~♪
量は控えめなので、食いしん坊さんじゃなくてもセットでイケちゃうと思います。
こちらはセットのギョーザ。
しっかり目の皮で、サイズはスタンダード。
中からはジューシーな餡が溢れてきます。
「たくさんは要らないけど、やっぱりギョーザは欲しい♪」
そんなニーズをキッチリ満たしてくれます^^
4 皿うどん(2020年3月)
こちらは、福岡県民大好き 皿うどん。
やっぱり、博多で皿うどんと言えば=パリパリじゃない太麺(やわ麺)。
これがお約束です (^o^)
所々に焦がしが入ったモッチリ太麺を、タップリ具材と共に。
少々オイリーではありますが、そこも含めてコレコレでしょう(笑)
後半はお好みで、お酢やウスターソースを駆使して味変するのもアリでしょう。
3 豚肉の天ぷら定食(2020年3月)
こちらは 豚肉の天ぷら定食 。
好きなんですよねぇ~♪
中華料理店の豚肉の天ぷら (^^ゞ
厚手の豚肉にちょっと独特の衣をまとわせて揚げた一品。
王将などでお馴染みのアレをチョイと付けて味わうと…うんうん、コレコレ(笑)
スープや小鉢も付いて、ゴハンの大盛もOK。
麺以外のニーズにもガッチリ応えてくれます^^
ラーメンもデフォ=580円とお手頃ですが…
ランチタイムは、+120円で「半焼飯」 or 「ギョーザ」 が付けられて
終日+200円で「半焼飯&ギョーザ」 が付く!
しかも天神エリアのど真ん中という好立地で (^o^)
何ともリーズナブルなプライシング♪
この場所にありながら、このお手頃感はありがたい限りです (^^ゞ
既に店主さんは三代目とのこと。
決して古くなっていくのではなく、そのオリジナリティある味わいをしっかり現在進行形に昇華した一杯だと思います。
これもまた、変わらないために変わり続けるということなのかも♪
博多源流の味を楽しむなら、やっぱり赤のれんでキマリ^^
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2 ラーメン定食(2018年1月)
1 ラーメン(並)+半焼飯
[toggles class=” style=”] [toggle title=’その旨さと魅力を再発見!創業68年、博多ラーメンの源流である「赤のれん」’ class=” style=”]
先日、赤のれん&とん吉@箱崎にて。
博多ラーメンの源流と言われる「赤のれん」と、長浜ラーメンの老舗である「とん吉」の味を一度に楽しめる、「食べ比べラーメン」を食べて以来、無性に赤のれんに再訪したくなりまして (^^ゞ
2年前に渡辺通から、大名に移転した「元祖赤のれん」へ。
昭和21年創業、68年もの歴史を持つ老舗中の老舗です。
聞いた話によると、「赤のれん」「博龍軒@馬出」「うま馬@祇園」の3店舗が、博多ラーメンの源流だそうです。
かなりご無沙汰での再訪なので楽しみ~^^
店舗外観
2年前くらいに渡辺通から移転したばかりなので、ファサードもまだまだ新しい感じ。
68年もの歴史を持つお店にとっては2年は昨日のことかも知れませんね(^^ゞ
店舗内観
奥行きのある店内。
手前には大小のテーブル席があり、奥にはカウンター席もあります。
卓上調味料
卓上にはコショウ、ゴマ、紅ショウガなどの定番アイテムに加え、ソースや醤油なども。
定食系メニューがあるからかと思われます。
おしながき
チャーシューメンやワンタンメンなどに加え、キムチ・モヤシ・ワカメといった珍しいトッピングもあります。
その他にチャンポン、皿うどん、ソース焼きそば、ジャージャー麺などの多彩なメニューが。
各種中華定食も充実しています。
僕はお約束の ”Aランチ” で。
ラーメン(並)に半焼飯が付いて680円とお手頃な鉄板メニューです。
ふくめん2号は、ワンタンメン(並)を頂きました。
その旨さと魅力を再発見!創業68年、博多ラーメンの源流である「赤のれん」
結構強めのトンコツアロマが(正確にはお店に入った段階から)立ち上ります(笑)
では早速。褐色のスープをズズッと・・・う~んウマいね♪
昔ながらのワイルド系とんこつスープに、醤油ダレがハッキリと効いた仕上がりは、いかにもクラシカルな博多ラーメン。
それでいて、弱腰の物足りなさは微塵もありません。
ダシ感もキチッとありつつ、タレのキメがしっかり、脂の濃度もハッキリと。
明快でキャラクターがハッキリした味わいは、幅広い世代に喜ばれる味わいだと思います。
食べ始めると、何故かトンコツアロマも気にならないから不思議です^^;
ピロピロ&ツルリとした食感がステキ♪博多ラーメンの源流である平打ち麺
スープも然ることながら、麺がまた大きな特徴を持つのが赤のれん。
今では「博多ラーメン=細麺ストレート」が全国的に定着しましたが、遡ると起源はこちらの「細めの平打ち麺」だったりするそうです。
これがまた独特でウマいっ♪
同じ細麺でも平打ちならではの ”ピロピロ&ツルリ” とした、楽しい食感がなんとも新鮮です^^
硬さは「普通」がおススメ。
僕も日頃はカタ&バリカタが好みなのですが、こちらの麺はむしろ「滑らかな食感と舌触り」を楽しむのが吉かと思われます。
ちなみに・・・こんな表現は怒られるかも知れませんが、誤解を恐れずに例えるなら「上質なカップヌードルの麺」といったイメージが分かりやすいかも (^^ゞ
※あくまで形状の話です(汗)
ガシッとトロッと肉感を楽しむ。存在感あるチャーシューがマル
具材はしっとり感と肉の旨さを合わせ持つ、控えめな味付けのチャーシュー、メンマ、青ネギ。
チャーシューはしっかり存在感のあるものが2枚。
丁寧に仕上げられている感があり、食べ応えも充分です。
博多のラーメンとしてはむしろレアなメンマもまた、赤のれんならではですね^^
半焼飯
ピンクのカマボコやハムなどが入った、何とも懐かしいビジュアル♪
しっとり&ホロリとした仕上がりで、心和む味わいです^^
この立地で「ラーメン+半焼飯=680円」は、ものすごくお値打ちだと思います。
ワンタンメン(並)
香辛料がしっかり効いた餡を包んだワンタンが、なんとも懐かし系の味わい♪
僕の中で「ワンタンメン=イニシエの味わい」と言っても過言ではないほど。
歴史のあるお店のワンタンメンは、単なる旨さを超えた何かを感じる存在です (^^ゞ
失礼ながら、「あれ、こんなに旨かった?」というのが正直なところ(^^ゞ
渡辺通時代と比べてどうこう言えるほど、通っていた訳では無いので語るにはおこがましいですが(汗)
それとも僕が昔に比べ、より広い味わいを楽しめるようになったのか?
まぁ、そんなことはどうでもよいのですが^^;
改めて、赤のれんの魅力に気づくことができました!
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