太宰府市青葉台にある、「五号線沿いの元祖長浜ラーメン」 をご紹介します。
2012年オープン。 長浜ラーメンのシンボルである ”ガンソ” インスパイアなお店です。
メッカから離れること約20キロ。
太宰府の地で、あの雰囲気を味わえます。
2017年、大橋にセカンドブランド 「ザ・ナガハマラーメン」 をオープン。
こちらは2019年8月に 「らぁめん 麦造」 へとにブランドスイッチしました。
2 ラーメン+替肉(2019年12月)
バランスに長け&個性も感じる一杯。言うなればガンソ系のニュータイプ
麦造のルーツがこちらであると知って、久しぶりにリピしたいな~と思っておりました (^^ゞ
お店に向かいつつ、ガンソの流れを少し思い出してみると…
1stシーズン
・1953年(昭和28年)元祖長浜屋創業。
2ndシーズン
・2009年、元祖ラーメン 長浜家(家1)オープン。
・2010年、元祖ラーメン 長浜家(家2)オープン。
・2010年、元祖ラーメン 長浜屋台オープン。
3rdシーズン
・元祖ラーメン 長浜家(家2)が上川端へ移転
・はかたやExpressオープン(閉店)
・ザ・ナガハマラーメンオープン(閉店)
・長浜男オープン
・元長家オープン(閉店)
・元祖長浜屋 親不孝通りオープン
・博多元長オープン
2017~2018年は ”ガンソインスパイア系” が続々と登場しました。
既にシャッターを降ろしたブランドも少なくないなか…
こちらは2ndシーズンと3rdシーズンの間に太宰府という少し離れた場所で創業。
着実にポジションを獲得しているイメージがあります。
アクセス
JR水城駅から600メートルほど。
31号線沿い 青葉台入口交差点そばにお店があります。
ドライブインかかしやびっくり亭などが立ち並ぶスペースの一角。
目の前には共同の駐車スペースがあります。
近隣には「幸心堂」 「太宰府 八ちゃんラーメン」 「博多塩ラーメン 城」など、数多くのラーメン店があります。
店舗外観
シンプルな外観ですが、”元祖長浜” の文字は堂々たるもの。
オープンは2012年なので既に7年の歴史を持つお店ですが、ファサードが醸し出す貫禄はそれ以上かも^^
味があってイイですね。
店舗内観
木目調の店内。
左手がお座敷席、右手がテーブル席となっています。
おしながき
こちらは2019年12月時点のお品書き。
由緒正しく、極めてシンプルな構成です。
価格はワンコイン=500円。
替玉&替肉=100円。
お手頃です^^
ちなみに消費税が10%に引き上げられた、2019年12月現在。
各店の価格はこんな感じです。
・屋=550円/杯(150円/玉)
・家1=500円/杯(100円/玉)
・家2=600円/杯(100円/玉)
卓上調味料
卓上調味料はご覧の通り。
ガンソ好きはニヤリとするであろう、セッティングです。
ヤカンのタレや、ゴマの容器の穴の開き方まで、まさにそのもの(笑)
高いリスペクトが伺えます(^^ゞ
以前どこかで家2で勉強した?という噂を聞いた気がするのですが…果たして?
こうなると、チビッコ系の ”アレ” も欲しいところですが、残念ながらそこはナシ^^;
あれが許されるのは家1&家2までのイメージがあるので…これ位が良い塩梅なんでしょうね~
バランスに長け&個性も感じる一杯。言うなればガンソ系のニュータイプ
サーブは極めてスムーズ。
やっぱここは大事なポイントですよね♪
ビジュアルは…うん、まさに正統派という感じ。
以前食べた時はタレ色が濃いように感じましたが、結構印象が変わりました。
麺、肉、ネギの感じも「まさに」という感じ。
丼はガンソ仕様ではなく、シックな黒丼。
看板然り。適度な距離感だと思います。
それではズズっと…うん、ウマいっ。
とんこつ感が適度にキッチリとあり、元ダレがググッと効いています。
サラリとスムーズ、それでいてシャバシャバ感はナシ。
特徴をキチンと押さえつつ、しっかりバランス良く仕上げられたイメージです♪(´ε` )
しなやか仕様のストレート麺。 啜り心地良く&茹で加減もピシャリ。
麺はモチロン、細めのストレート。
今回はカタでお願いしました。
ボソボソ系ではなく、適度なしなやかさが。
”らしさ”は踏襲しつつ、むしろ風味豊かで上質な印象です (o^^o)
茹で加減もピシャリ、好みだったなぁ~
ワンランク上の ”肉” ! しっとり&濃すぎない味わいはスープとのバランスもマル
もちろんチャーシューではなく、”肉” がオン。
替肉を最初からお願いして、ガンソ風チャーシューメンにするのが僕のパターンです。
バサバサではなく、シットリ感のある仕上がりでスープとの馴染みも上々。
塩気はオリジナルと同じくしっかり強めだったので、タレ足しは一切不要でした(笑)
一般的なラーメンにおける ”チャーシュー” は、あくまで具材としてプラスαを生み出す存在。
しかしガンソにおける ”肉” は、スープを左右する存在だと思います。
そういう意味でいうと…
「旨味キッチリ&バランスの良いスープを、替肉増量の塩気であえて崩した食べ方になっているかも?」
とか一人で妄想しながら、ズルズルと味わいました (^^ゞ
「今回はこう来たか^^;」
「じゃぁ、次回はこうしよう」とか、
「あの人あんな食べ方してる」とか、
色々見て考えて楽しむのがガンソ系の楽しみ方かも?
最近は思考停止で、「麺だけカタメ」 で周っていたら…
家1で替玉時に追いネギしている様子を見たり、意外と知らないことに気づかされます (^^ゞ
おそらくこれが3回目かな。
様式も適度に、味もポイントをしっかり押さえつつ、様々な意味でガンソをバランス良くインスパイアしているイメージ。
排他的に、「ガンソとは違う!」とかいうよりも、「ガンソ=ジャンル」 として解釈した上で、このお店のアウトプットを素直に楽しんだ方が幸せになれる気がします (^-^)v
何だかんだでメンムスビとして、4,300杯強を味わってきましたが…
ラーメンの食べ歩きを楽しむコツは 「こんなの○○じゃない!」 という言葉を封印することかと。
そもそも ”中国で生まれたラーメン” と ”日本で進化したラーメン” は大きく異なるものである訳で。
基本は楽しんだモン勝ちかな~と思っています (^^ゞ
さてさて1stブランドも楽しんだし、少ししたら 「麦造」 もリピしようかな~
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1 ラーメン
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なが~いスパンでの不定期観測だった、めんむすびと ”ガンソ” の関係。
ところが最近は・・・
「元祖ラーメン長浜家(通称 ”家2”)」 の上川端移転や
「元祖糸島ラーメン 銅鑼」での ”元祖インスパイア系” との遭遇など
最近は何かとご縁が^^
ならばこの機会に・・・と、未訪だった 「五号線沿いの元祖長浜ラーメン@太宰府市」 へ。
僕の中では勝手に、「屋」 「家1」 「家2」 が ”いわゆるガンソ” という解釈。
今回のお店がどんな感じなのか?
にわかファンとしても興味津々です (^^ゞ
ビジュアル&味わいともにオリジナリティが。 ニュータイプのガンソ系かも?
混んでいましたが、サーブは比較的スムーズ。
サクッと登場するのが嬉しいですね^^
ビジュアルは・・・茶系が強い感じかな?
麺、肉、ネギの感じは紛れも無く! という感じ。
丼を敢えてこちらにしたのは、きっと理由があるんでしょうね。
ではではズズっと・・・ふむふむ、面白い。
とんこつ感がキッチリあり、元ダレがググッと効いています。
なんだか椎茸を思わせるような、ほんわかした甘みも?
全く異なる訳ではありませんが、進化形ということかな。
出来映え自体はむしろちゃんとしている印象です。
しなやか仕様のストレート麺。 啜り心地が良く、ややベクトルの異なるウマさ
麺はモチロン、細めのストレート。
ナマでお願いしたところボソボソ系ではなく、適度なしなやかさが。
雰囲気は踏襲しつつ、むしろ上質な印象です^^
再現に重きをおけばマイナスでしょうが、旨さで言えばこちらが上かな♪
ワンランク上の ”肉” ! しっとり&濃すぎない味わいはスープとのバランスもマル
もちろんチャーシューではなく、”肉” がイン。
こちらもまた、ややグレードアップされているイメージ (^^ゞ
必要以上に濃すぎず、肉質もワンランク上の印象です。
特に多めでお願いした訳ではありませんが、ネギもデフォで結構多めなのが嬉しいですね~
一般的なラーメンにおける ”チャーシュー” は、あくまで、プラスアルファを生み出す存在。
しかしガンソにおける ”肉” は、スープを左右する存在かと思われます。
そういう意味でいえば、旨味キッチリなスープに、適度な塩梅で仕上げられた肉。
プラスマイナスのバランス感が取れていますね^^
なるほどなるほど、確かに個性的な一杯でした。
これは人によって、ジャッジが分かれるだろうなぁ~
あくまで ”ガンソらしさ” を追うフォーマル派の方にとっては、「ガンソとは違う」と言われるかも?
一方で ”シンプル&フラット” なニュートラル派の方にとっては、「もしかして本家よりウマい」と思われるかも?
なんて思ったり (^^ゞ
そういったイデオロギー闘争を生み出すパワーもまた、ガンソの魅力でありんす♪
うむむ・・・いよいよ僕も、ガンソの魅力にハマってきたのかも!?
こうなったら近々、屋 → 家1 → 家2 のハシゴ ”2016版” をやるしか (^^ゞ
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