熊本市中央区にある、「熊本ラーメン こむらさき 上通中央店」 をご紹介します。
こむらさきと言えば、紛れもなく熊本ラーメンの代名詞。
「桂花」や「味千拉麺」と共に昭和30年前後に登場し、「黒亭」や「こだいこ」といった有名店のルーツにもなったレジェンド的存在です。
【1回目】 2017年2月 特製チャーシューメン
熊本レジェンドが贈る王道の一杯と、知る人ぞ知る鶏ガラベースシリーズを堪能♪
※黒亭やこだいことの繋がりは、公式HPに記されています。
僕の中でも熊本ラーメンと言えば、こむらさき。
ラーメンを食べ歩く習慣が無かった頃から、今は無き熊本交通センター地下のお店には何度も足を運びました^^
最近は未訪のお店を中心に回っていましたが、懐かしくなり久しぶりの再訪です。
めんむすびへの登場も今回が初めてだったりします (^^ゞ
アクセス
お店の場所は、熊本城の東側。
藤崎宮前駅から300メートルほど、上通商店街を南下した辺りにあります。
周辺には、
・大勝軒の流れを汲む 「江戸麺屋 粋と野暮」
・ハイクオリティでコスパにも優れた 「ラーメン 赤組」
といったラーメン店があります。
店舗外観
赤い看板 + 配達用と思しきカブ + ショーケース という三役が揃ったファサード。
懐かしく胸躍る佇まいです^^
店舗内観
奥行のある店内。
数多くのお客さんが舌鼓を打っていました。
卓上調味料
卓上には代名詞的アイテムである ”特製ガーリックチップ” などのアイテムが。
博多に比べるとシンプルな構成です。
おしながき
せっかくなのでショーケースを交えつつご紹介^^
デフォのラーメンに加え、淡鶏麺(塩)・ 味噌 ・ 和風 ・ ピザ風 といったメニューまで。
賄いから生まれたという、納豆ラーメンなる変わり種もあります。
その昔から、結構通ってきましたが・・・定番の ”王様ラーメン” 以外を食べたことが無く^^;
今回はちょっと開拓してみようかと。
・特製チャーシューメン
・淡鶏麺(たんけいめん)
をいただきました。
改めてその洗練されたクオリティに脱帽! ガーリックチップの塩梅が素晴らしい
こちらが、特製チャーシューメンです。
専用の厚切りチャーシューがタップリと乗った贅沢な一杯!
久々なのでちょっと奢ってみました (^^ゞ
まずはスープをズズっと・・・うん、スッキリと旨い♪
おそらくこの10~20年でラーメンの高濃度化は劇的に進んだのではないかと。
昔は 「すげ~パンチの効いた味だなぁ!」 と思っていましたが・・・
今ではバランス良く、キレのある旨さだと感じます。
サラリとしたとんこつベースのスープに、香ばしく食欲を刺激するガーリックチップがパラリと。
うんうん、これだよね~♪
麺は中太のストレート。
ツルリと滑らか。やや柔らかめの仕上がりがスープにバッチリ馴染みます^^
肉の旨味がギュっと詰まった厚切りカットのチャーシュー。
脂身のトロっと感と、赤身のシットリ感のハーモニーが絶品ですね!
歴史ある一杯ですが古くささは感じさせず、むしろ洗練された感が。
改めてそのクオリティに脱帽です。
こちらもキッチリハイクオリティ♪ 味わい深い淡鶏麺は一度試してみるべし
こちらは鶏ガラベースの、淡鶏麺(たんけいめん)。
クリアなビジュアルが美しいですね^^
言うなれば鶏ガラベースの塩ラーメンなのですが、これまたキッチリハイクオリティ!
アッサリ系の口当たりながら、いつまでも飲み続けたくなるコクのある味わいがステキ^^
物足りなさは皆無です。
どうしても熊本&こむらさきに来たら ”デフォを” となりますが・・・
これは食べて良かったぁ~ (^^ゞ
熊本が地元なら、3回に1回は ”鶏ガラシリーズ” をチョイスしますね。
既にこむらさきをよく知るファンの方、グループでシェアできる方にもお試しいただきたいメニューです。
焼ぎょうざ
こちらは単品の焼ぎょうざ。
ラーメン抜きの ”ぎょうざ定食” が提供されるほど。
「ならば!?」・・・と思い初めてオーダーしてみました。
こりゃ旨いっ♪
皮も餡もしっかり目で1個1個が非常に充実した味わい^^
ガブリといけばジュワ~っと旨さが溢れます。
これは次回からもマストですね!
正直ですね・・・ちょっと来店するのが怖かったというのも本音です^^;
僕の中では 「熊本ラーメン=こむらさき」 という存在。
しかし通っていた頃は、今の様に数多くのお店を知らなかった時代・・・
ラーメンを食べるのも、月に2回ほど。
行ったことのあるお店は、30~50軒位?
改めて行くと、あの思い出が壊れてしまうのではないかと(汗)
しかし、流石はこむらさき。
嬉しいことに、全くの杞憂でした (^^ゞ
むしろ改めてその出来栄えに頷く一杯だったなぁ♪
中途半端な時期ではなく、自分の中で「色々と一周した」と感じるこの時期に再会できたのも良かったかな。
熊本ラーメンを語るうえで、是非とも味わっておきたい一杯。
熊本を訪れた際には、是非とも一度ご賞味あれ!
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昼総合点★★★★☆ 4.0
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