八女市立花町原島にある、「あなたの心を鷲掴み」 をご紹介します。
宮崎を代表するブランド 「風来軒」 のイズムを受継ぐ、全国区の人気ブランド 「無鉄砲」
その無鉄砲をリスペクトするというニューカマーが、2018年6月 福岡に登場しました。
発祥の地 宮崎では 「天頂(てっぺん)」 という店名で展開していたお店。
ラードや背脂を使わず ”豚骨と水だけ” で炊きあげた、濃厚とんこつを楽しめます。
2 宮崎とんこつ(2019年1月)
もう一杯はこちら。マイルドで味わい深い、宮崎とんこつであなたを鷲掴み!
オープン直後の初訪問から、今回のまでの半年間で…
・発祥の地である宮崎を訪れ 「ラーメンマン」 「風来軒」 を始めとした人気店を訪問
・リスペクトする 「無鉄砲」 の本店を初訪問
といった動きをしてから、満を持してのリピートとなります^^
ラーメンWalker九州2019の表紙を飾るなど、華々しいデビューを飾った2018年。
2019年も引き続き注目していきたいブランドです。
アクセス
八女インターから東へ6.5キロほど。
3号線 丸野交差点の先にお店があります。
久留米市内から17キロ位。
時間帯によりますが、40分ほどの距離かと思います。
店舗外観
少し先にある ”BEST” の赤い看板が目印^^
真っ白なターポリンに書かれた ”あなたの心を鷲掴み” という店名が象徴的。
思い切った店名に、初めて訪れた人々は少なからず心の中でつぶやくでしょう。
「さぁ、鷲掴みにして貰おうか ( ̄ー ̄)ニヤリ 」 と。
店頭にはラーメンWalker九州2019の記事が掲示されています。
人手不足により、この時点では昼のみの営業となっていました。
解消して、夜も復活すると良いですね。
おしながき
まずは入ってすぐ左手の券売機へ。
こちらは2019年1月時点のラインナップです。
ラーメンは、「鷲掴みとんこつ(濃厚)」 と 「宮崎とんこつ」 の2種。
ギョーザやチャーシュー丼などもあります。
メニューとしての設定やオーダー時のヒアリングは無かったので、「脂の量の調整」 などは無さそうです。
麺の硬さについては、店内の掲示に一定との記載がありました。
前回は鷲掴みとんこつ(濃厚とんこつ)を味わったので、今回は 宮崎とんこつ をいただくことにします。
卓上調味料
卓上には、GSの拉麺胡椒 & ニンニク醤油がスタンバイ!
あとでお世話になります^^
店舗内観
清潔感のある店内。
カウンター席に加え、ゆっくりできそうなテーブル席もあります。
こちらは新聞の記事です。
もう一杯はこちら。マイルドで味わい深い、宮崎とんこつであなたを鷲掴み!
いよいよ登場、こちらは 宮崎とんこつ です。
立派なチャーシューが4枚、たっぷりのネギ、宮崎ラーメンの定番であるモヤシも乗った充実の一杯。
これで600円というのは実にコスパが高いと思います^^
まずはスープから。
鷲掴みとんこつ(濃厚とんこつ)に比べると優しめの濃度ですが、決してアッサリではなくしっかりとボディのある仕上がりです^^
グイっと力強く差し込む勢いがありつつ脂っこくない仕上がりなので、妙にもたれるようなことはありません。
実にストイックで地に足が着いた実直な味わい。
その仕事ぶりが目に浮かぶような、”確かな”スープです♪( ´▽`)
後半は少量のニンニク醤油で味変するのもアリですね~
麺はモッチリ&モチモチ、太めのちぢれ麺。
弾力感&風味ともに存在感あるチューニングですが、スープとの馴染みもなかなか。
少しだけ麺が先行する気もしますが、むしろこのバランス感を好む方も少なくないと思います。
シャキッと歯ざわりよく、味わいのアクセントにもなるモヤシは不可欠なアイテム。
しっとり柔らかでスープの味を壊さないチャーシューも、改めてウマイですね。
麺+モヤシをチャーシューでロールして味わうとムフフな旨さですよ(o^^o)
「どちらか一杯を選ぶなら」と言えば、やはり濃厚でしょうが、こちらも上々のウマさ。
できれば両方を味わってみて欲しいです♪
とんこつラーメンの専門店が数多く存在する福岡でも、指折りの個性派!
この味をもっともっと広めていって欲しいと思います\(^o^)/
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1 濃厚とんこつ+チャーシュー(2018年5月)
[toggles class=” style=”] [toggle title=’”うま味の塊にかぶりつく”ような濃密でリッチな味わいが、あなたの心を鷲掴み!’ class=” style=”]
居ても立ってもいられませんでした。
まさか福岡にこのとんこつラーメンが登場するとは!
「非とんこつのラーメン店が増えた」
とはいえ、今も福岡のラーメン店の約70%は ”とんこつ” を主体とするお店です。
もちろん一言に 「とんこつラーメン」 といっても千差万別。
「一軒たりとも同じ味は・・・」とまでは言いませんが、様々なタイプがあります。
しかし・・・この味を楽しめるのは、福岡でもここだけでしょう。
言うなれば ”1軒 / 1,831軒”
博多から約50キロの道のりを越えていく。
それだけのモチベーションがこのお店にはあります。
※1,831軒=現時点の食べログにおける、福岡県×ラーメン店 の登録数。
(ゆえに未登録のお店を含めると、実際はそれ以上が存在すると思われます)
そこにはあの ”無鉄砲” の店主さんからのお祝いが。
オープン時には駆けつけてくださったそうです。
カウンターには、オープンまでのいきさつが記されています。
宮崎で営業していた頃は、「とんこつラーメン天頂-てっぺん-」という名前だったそうです。
おしながきの裏には、「三浦流呼び戻しスープ」 の解説が、
福岡のとんこつラーメンより、やや麺の茹で時間が長めなので読みつつ待ちましょう。
「そのままいくか?」 「こってり仕様にするか?」 とか勝手に妄想してきましたが、その必要はありませんでした(笑)
昔懐かし宮崎の味という宮崎とんこつ、チャーシュー入りの替え玉なども気になりましたが・・・
今回は、濃厚とんこつ一択。
と言いつつ、いつもの様にチャーシューは追加します (^^ゞ
”うま味の塊にかぶりつく”ような濃密でリッチな味わいが、ガッツリ心を鷲掴み!
いよいよ登場!
こちらが、濃厚とんこつ チャーシュートッピングです。
ビジュアルの時点で迫力満点。
これだけ濃厚だと強烈なとんこつフレーバーが・・・大丈夫。
イヤなくさみは全く感じさせません。
早速スープをズズっと・・・ウホ~っ、こりゃ旨い♪( ´▽`)
とんこつ感がガッシリと。元ダレもギュギュンと効いたパワフルな味わいです。
”うま味の塊にかぶりつく”ような、濃密でリッチな味わい。
生粋のコッテリ好きには、実にタマラナイチューニングです!
脂をふりかけないタイプなので、とんこつ感とタレの感じがズバッと力強く押し寄せます。
押しの強い味わいの中で、フライドガーリックがアクセントとして効いてます。
(好みに応じて抜くことも可能なようです)
半分ほど食べてから、コショウもパラリ。
ふむふむ。キッチリだけど、個人的には粗びきの黒胡椒だとより好みかな。
ニンニク醤油もチョチョイと。
ウヒャ~更にパンチが効いて、タマラン旨さです (^o^)
醤油だけを垂らす or スライスニンニクまで入れちゃう はお好みで(笑)
スープと麺の一体感が想像以上。濃密スープに寄り添う中太ちぢれ麺
合わせるのは中太のちぢれ麺。
口当たりがスムーズで、濃密なスープに寄り添っていくイメージです。
スープと麺の一体感が想像以上。
せめぎ合う感じでは無く、スープが先行しつつも麺が馴染んでいくという感じでした。
替玉をしたら、きっとまた違う感じが楽しめるかも?
衝動にかられつつ、今日のところはお預けです^^;
片っ端から麺をロールして味わうべし♪ トロ柔チャーシューもバリウマ
初回からチャーシューをプラスする暴挙にでたので、デフォが何枚か分かりませんが(笑)
全面を覆いつくすチャーシューに、テンションがあがります (о´∀`о)
「最初はデフォで食べるべき?」
「ラーメンは肉を食べるものじゃない?」
残念ながら僕の辞書には、そんな縛りが無いようです。
明らかに店主さんの意に反するようなルール違反などはNGだと思いますが・・・
どう楽しむかは、基本的には自由だと思ってます^^
薄切りにカットされたトロ柔なバラチャーシュー。
これで麺をロールして味わえば♪ その旨さはみなさまご案内の通り♪( ´▽`)
しかし流石にチャーシュー好きな僕にも、この量は驚きでした(笑)
遠い道のりもなんのその!
その期待と労力にキッチリと応えてくれる出来栄えでした♪(´ε` )
さてさて。
「で、やっぱり風来軒を彷彿とさせる味だった?」
「無鉄砲と比べてどうなの?」
「火の国 文龍とはどうなの?」
という件につきまして。
火の国 文龍こそ、熊本まで足を延ばせば味わえますが・・・
前回の無鉄砲は、2年前の大阪。
風来軒も、長崎イベント以来のご無沙汰。
ゆえに記憶が怪しいですが・・・やはりその味は風来軒を彷彿とさせるものでした。
「全てのルーツなんだから、そりゃそうでしょ(笑)」というのはナシで^^;
ただこれまで無鉄砲や文龍では、脂多めのタイプで食べてきたので、そこも詳細を明言できないところ。
まぁ、そもそもそれぞれの違いを語れる経験値は無い訳ですが(笑)
その辺りは詳しい方にお任せするとして、シンプルに キッチリ ”鷲掴み” されました♪
というのが結論。
もう一つの ”宮崎とんこつ” を連食しようかと本気で悩みつつ・・・
遠からず、ふくめん2号と共に必ず再訪しようと心に決めてお店を後にしました。
今のところ提供の見込みは無さそうだけど・・・できれば脂マシバージョンも食べてみたいというのが偽らざるところ。
でもまずは、このスープを真っすぐ楽しむのが本筋ですよね。
もう少し近ければ、数ヶ月スパンで定点観測したいくらいだなぁ~。
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