博多区祇園にある、「うま馬 祇園店」 をご紹介します。
博多ラーメンの源流のひとつと言われる 「三馬路」 「五馬路」 を経て誕生したお店だそうです。
ラーメン居酒屋スタイルの先駆者とも言われています。
2 源流 博多ラーメン(2018年1月)
スープ&麺共に個性的。 博多ラーメンのルーツに触れる一杯
前回の訪問から約3年半ぶり。
あれから結構な杯数を食べてきた中で・・・
一番の変化は 「より幅広い味を楽しむようになった」 ことだと思います。
「エッジの効いたハイパーでアグレッシブなタイプ」 「とんこつに関してはコッテリ」 という前提が薄れ、それぞれの良さが分かるようになってきたかなぁ^^
そんなこんなでお久しぶりのお店を再訪中。
こちらのお店も訪れてみました。
アクセス
地下鉄 祇園駅 3番出口から70メートルほど。
国体道路沿いにお店があります。
少しキャナル側に進むと、「長浜ナンバーワン 祇園店」 があります。
店舗外観
どこか無機質な様な、ウッディーで温かみがあるような不思議な雰囲気。
パッと見は、ラーメン屋さんにも居酒屋にも見えない感じです。
店舗内観
1Fにカウンターが、2Fにはお座敷があるそうです。
左右にお客さんが居たので、写真はこれ位で^^;
卓上調味料
卓上にはゴマやコショウなどがあります。
おしながき
ラーメンは、
・源流 博多ラーメン=平打ち麺、原点の味
・濃まるラーメン=細めの平打ち麺、黒マー油入り
という2種のとんこつラーメンが提供されています。
その他に餃子やカレーなども提供されています。
今回は、餃子とゴハンが付く、源流 博多ラーメンセットをいただきました。
元ダレ強めの個性派。トンコツらしいワイルド感がググンと
こちらが、源流 博多ラーメン。
丼からはトンコツらしいワイルドな香りが立ち上っています。
あっさりと表現されていますが薄くは無く、結構主張するタイプ。
元ダレも強めに効いており、個性的な味わいです。
”らしさ”を好む方には 「コレコレ♪」 でしょう。
逆に近年のクリーミーなタイプが基本の方には新鮮な味わいかも知れません。
特徴的な幅広平打ち麺。想像以上のかたさに驚き
合わせるのは、代名詞であり特徴的な平打ち麺。
ここまで幅広な麺と、とんこつスープを合わせた一杯は珍しいと思います。
硬さをデフォでお願いしたところ、驚くほどのかたあげでした(汗)
スープの乗りはかなり控えめです。
しかし「バリカタ」とオーダーしているお客さんも多く・・・
デフォでこれだったら、どうなるんだろう^^;
歯ごたえしっかりの具材で構成。食感の変化に富んだ一杯
チャーシューは小ぶりなものが2枚。
しっかり歯ごたえのある、脂身控えめのタイプです。
その他には、モヤシ・キクラゲ・青ネギがオン。
食感の変化に富んだ一杯です。
餃子とゴハン
こちらはセットの餃子とゴハン。
セットのゴハンは代わりに替玉を選ぶことも可能です。
餃子は博多定番の小ぶりなタイプですね。
年々、バラエティ・個性豊かになっていく博多のラーメンですが、その中にあって非常に個性際立つタイプだと思います。
全国的に博多ラーメンといえば、白濁スープ&細麺ストレートというイメージが強いと思いますので、県外から来られた方にとっても新鮮でしょうね~
こうなると「元祖赤のれん」 や 「博龍軒」 も再訪したくなりました (^^ゞ
近く行ってみよ~っと。
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1 源流 博多ラーメン(2014年7月)
[toggles class=” style=”] [toggle title=’非白濁のスープ&平打麺が特徴の博多ラーメン源流の味’ class=” style=”]
祇園のナンバーワンで長浜系の旨さを味わった後、博多ラーメンのルーツと言われる「三馬路」の味を引き継ぐお店として有名なうま馬へ。。
店舗外観
長浜ナンバーワン祇園店から30mほど、国体道路沿いにお店があります。
どちらかと言えば、夜の居酒屋さん的な印象が強いですが、ランチタイムから麺を楽しむことができます。
卓上調味料
ランチは14時まで。17時半~が夜の営業です。
ここから数百メートルのところには冷泉店もあります。
ゴマなどの卓上調味料はテーブルにあります。
お冷はセルフ、背後に置かれています。
メニュー
基本の源流 博多ラーメンに加え、濃(こくまろ)ラーメンというメニューもありました。
源流のスープに白湯スープを加え濃度を増したタイプとのこと。
コッテリ好きとしては濃(こくまろ)ラーメンが気になりますが、ここはデフォの源流でお願いしました。
ランチは餃子やご飯類が付くセットもあります。
清湯と白湯の中間のような半透明のスープ
豚骨=白濁スープというのが一般的なイメージですが、博多ラーメンの源流であるここのスープはちょっと独特。
完全に白濁したスープではなく半透明のような色合いで、清湯と白湯の中間みたいな感じです。
元だれが結構主張するタイプ。
醤油の風味がハッキリ出ていて、若干醤油豚骨っぽくもあります。
つるりと滑らかな口当たりが印象的な平打麺
博多ラーメンと言えば、細めのストレート麺が一般的。
しかしこちらの麺は平打のストレート麺。
濃厚すぎないスープとの相性が良い感じです。
博多豚骨で平打麺と言えば、「博龍軒」や「赤のれん」を思い出しますが、聞いた話によると、これら3店が博多ラーメンの源流らしいです。
出がらしではなく、しっかり肉感のあるチャーシュー
具材はチャーシュー2枚と多めの青ネギのみとシンプル。
チャーシューは肉質も良く、イニシエ系にありがちな出がらし感もありません^^;
完全に白濁してない&醤油が際立つスープ&平打麺という、むしろ現在の博多ラーメンの印象とは異なる特徴を持った一杯。
しかし博龍軒や赤のれんを振り返っても、これらのタイプが元祖博多なのだろうと思います。
3店のなかでは一番こちらのお店が現代風かも?
余談ですが、味は上々だったものの接客が非常に残念でした…。
一人の接客がヒドイばかりに縁遠くなる典型的なパターンで残念…。
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