久留米市梅満町にある、「ひろせ食堂」 をご紹介します。
昭和33年（1958年）創業。
親戚筋と言われる 「沖食堂」 と共に、久留米における食堂系のルーツとして久留米のファンを魅了し続けてきた名店です。
ラーメンの旨さは言わずもがな。
久留米ラーメンを語るうえで、決して欠かせないのが 「焼めし」 の存在です (^^♪
福岡のラーメン店に 「焼めし・チャーハンがメニューにある確率」 は ”40％” 程度らしいのですが…
これが久留米では何と ”80％” にも上るそうです！
スゴいぞ、久留米♪
とんこつの名店。
そして焼めしのウマイお店は数あれど…
”久留米焼めし” と言われて真っ先に思い出すのがコチラ。
それが 久留米焼めしのキング、ひろせ食堂 です！
大大セット（大ラーメン＋大焼めし）
沁みウマなスープを啜りつつ、ホクホク焼めしをほおばる…これぞ久留米の味！
思い出したら矢も楯もたまらず食べたくなるなる、ひろせ食堂へ♪
平日から凄まじい行列を成す、超人気店！
計画性 or 覚悟。 どちらかを持って臨まなければなりません (｀・ω・´)ゞ
この日は平日のオープン間もない時間狙いで。
九州道をバビューンと走って、ハイテンションで訪問して参りました。
アクセス
西鉄 花畑駅から500～600メートルほど。
津福バイパス 六反畑交差点 近くにお店があります。
店舗外観
”食堂”という名とは裏腹に、立派なビルだったりします（笑）
店頭には駐車スペースがありますが…常に満車という勢い。
この日はタイミング良く、停めることができました^^
もしかすると、終了間際とかなら状況が異なるのかも知れませんが…
僕らは並ばずに食べられたことがありません^^;
時間にゆとりがある日に行くのがおすすめです。
店舗内観
平日の10時台にもかかわらず、既に店内は満員＋ウェイティング数組という盛況ぶり。
厨房前のカウンター席、窓側のテーブル席もビッシリ埋まっておりました。
小人数でテキパキとお店を回しながらも、お客さんの出入りにはキッチリと挨拶で応えるスタイル。
ここには残念な行列店のような居心地の悪さなど、全くありません。
これも大きなポイントですね^^
フロアの中央には、取り分け用のお皿やレンゲ、そして ”食べ切れなかった焼めしを持ち帰る用のアルミホイル” も用意されています。
詳しくは後ほど（笑）
おしながき
こちらは2020年10月時点のお品書き。
なかなかお品書きを撮るのが難しい位置だったのでセットのみで^^;
メニューは極めてシンプル。
ラーメン 650円
大ラーメン 800円
素ラーメン 620円
焼めし 690円
大焼めし 900円
スープ 100円
めし 100円/150円
ラーメンは大盛と素ラーメン、焼めしは大盛もあります。
多くの方が注文するセットメニュー。
個別にオーダーするより、ちょっとオトクになります♪
今回は満を持して ”大大セット” オーダー （笑）
2人なので 「大ラーメンと大焼めしを」 というと、大大セットで通してくれる優しさ。
もちろん普通に ラーメン＋焼めしでも毎回、セットにしてくれます。
2人なんで単品＋単品で通されても当然のなか…
これもまた、ひろせ食堂の優しさと懐の深さだなぁ～と嬉しくなります(*´∀`)♪
卓上調味料
卓上には、紅ショウガやコショウがスタンバイ。
大ラーメン（2020年10月）
優しい口当たり＆ふんわりと海苔薫る♪ グッとくるけど重くないスープ
丼に並々と、惜しみなく注がれたスープ。
そして大ラーメンには、モリモリ＆タップリチャーシュー♪
惜しげもなく、存分に盛り込まれています(o^^o)
※紅生姜は後乗せです
まずはスープから…す～っと沁みる優しい口当たりながら、後味は意外にググッと。
飲み進めるほどに旨さ広がる、尻上がりなタイプです^^
どトンコツ、濃厚こってり、というアプローチとは一線を画すタイプ。
小理屈抜きに、舌も心も喜ぶ味わいです (о´∀`о)
写真では見えませんが海苔が沈んでおり、これがスープに良く合う～♪
磯の薫りがフワリと立ちのぼり、とんこつスープと上手い具合にマッチします。
適度なコッテリ感はあるものの、穏やかで優しい味わい。
「久留米とんこつって言ったら、そうりゃ～もうコッテコテでしょ！？」
と思われる方も多いと思いますが、実はこういったタイプも昔から人気なんですよね (o^^o)
レンゲを駆使して、麺＆スープの一体感を存分に楽しもう♪
麺は久留米らしく太めのストレート。
ツルリと滑らかで、モチっと心地良い弾力感。
スープとのマッチングも、ドンピシャリでございます♪(´ε｀ )
滑らかな麺と、比較的サラリとしたスープなので持ち上げは適度。
レンゲでグイグイ後押ししながら、スープ＆麺の一体感を楽しみます。
スープの中に潜む大量のお宝。余さずキッチリとサルベージすべし！
たっぷりチャーシューの下には、スライスしたゆで玉子・焼き海苔が沈んでいます。
普通のラーメンの時は全て、なみなみと注がれたスープに隠れているのでご注意を。
チャーシューは適度に脂が入った、しっとり＆トロリと存在感のあるタイプ。
惜しげもなくタップリなんで、数枚はチャーハンにのっけて味わいました♪
全てにおいて太っ腹なところも、ひろせ食堂のチャームポイントですね╰(*´︶`*)╯♡
サラダに入っているようなスライスのゆで玉子。
昭和感溢れる懐かしい出で立ちに、キュンときますね^^
そして熱々スープに馴染んだネギがこれまた…
涙目モンの旨さでございます (о´∀`о)
大焼めし
そしてお初となる、大焼めし（笑）
一般的な焼めしの、3倍はあると思われるモリモリてんこ盛り♪(´ε｀ )
普通サイズでもかなりの量ですが…大はもはや圧倒的！
ではでは、ガッツリ頬張るとしましょう。
う～、ウマイっ♪ ん～コレコレっ ( ´▽｀)
細かく刻まれた具材がしっかりとお米全体に行き渡り、食べるほどにレンゲが加速する旨さです。
決してきらびやかではないものの・・・何とも言えないこの香り！
そしてアッツアツ＆ホックホクと絶妙の塩梅です。
大事なポイントは「スープを飲みながら焼めしを頬張ること」
これに尽きます。
それぞれを別々にいくより、グッと旨さが加速。
体感スコアでいうと、個別に味わうより4倍旨いっ！
これぞ久留米流、旨味の相乗効果ですな (^^ゞ
一人で黙々と、その旨さと対峙する方。
一緒に来た人とシェアする方。
なんとこの日お隣にいた方は…大焼めしを2つオーダー！？！？
1つは店内で食べ、もう1つはお持ち帰りされるようです！
く、玄人の楽しみ方や…(^^ゞ
食べ切れない時は、中央のテーブルからアルミホイル＆ビニールを持ってきてお持ち帰り。
大盛りを頼んでお土産に持って帰るのも、もちろんアリです（笑）
”焼めしが大人気のラーメン店と言えば？”
福岡市内なら、やはり 「安全食堂＠西区横浜」 でしょうか。
そして久留米ならやっぱり、ひろせ食堂でキマリ！
この旨さには、理由も理屈も要らない。
導かれるままに、委ね、心を無にして味わうべし (｀・ω・´)ｂ
超人気店ゆえに、
「狙いすまして、タイミングよく訪問するか？」
「ハナから行列を覚悟で訪れるか？」
計画性 or 覚悟、どちらかは必要です（笑）
敬愛する 「ふくちゃんラーメン＠早良区田隈」 しかり。
通うほどに心酔していくタイプ♪
3度通えばガッツリとハマり。
ハマればずっと通い続ける。
60余年の歴史と、毎日の大行列にはそれだけの理由があるっ！
これぞ紛れもなく、名店です╰(*´︶`*)╯♡
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