厳選まとめ

【厳選10杯】 お腹いっぱい召し上がれ!福岡で食べられるウマイ油そば&まぜそば

ラーメンつけ麺に続く、第3のカテゴリ、それが ”油そば&まぜそば” です。

スープオフ汁無しとも呼ばれ、基本的にスープを入れずに作られるシンプルなメニュー。

一般的なラーメン=タレ+スープ+香味油+具材 という組み立てですが…

ここから ”スープ” を抜いた
油そば&まぜそば=タレ+香味油+具材 という構成が一般的。

ルーツは、中国の麺料理 ”拌麺(バンメン)” にあり。
その起源は意外に古く、昭和30年代に東京都武蔵野エリアで誕生したと聞きます。
※例によって諸説あります(笑)

東京の ”ご当地麺” としても扱われ、一大ジャンルとして確立された 油そば&まぜそば ですが…
例の如く、福岡で普及したのは近年のこと^^;

福岡で、いつ?どのお店で?登場したかは分かりませんが、長く稀少な存在でありました。

…が、既に時は令和。
とんこつ王国である福岡にも、実はございます!
色トリドリの油そば&まぜそば╰(*´︶`*)╯♡

ラーメン&つけ麺に比べ、ジャンクで豪快な旨さが持ち味。

それでいて 「麺のそのものを存分に楽しむ」 なら、ラーメン < つけ麺 < 油そば&まぜそば という考え方も。

更に言うと、スープが無い分、ラーメンよりヘルシーという説もあるとか (^^ゞ

何かと話題の尽きない油そば&まぜそばを、アレコレと食べ歩いてお薦めのメニュー10杯とりまとめてみました。

やみつき度の高いメニューがズラリ!なので、是非ともお試しくださいませ~

 

目次

「元祖台湾まぜそば」元祖台湾まぜそば はなび@中央区大名
「博多明太子まぜそば」ラーメン海鳴 博多デイトス店@博多めん街道
「肉油そば」製麺屋慶史 麺ショップ西月隈@博多区西月隈
「汁なし」汁なし専門 男のLL@南区大橋
「日向地鶏の油そば」麺や 兼虎 天神店@中央区渡辺通
「油そば」らーめん大 福岡大橋店@南区大橋
「ねぎちゃーしゅう油そば」入船食堂@博多区住吉
「ネギ油そば」家系ラーメン 壱壱家@博多区大博町
「カレーまぜそば」東京ラーメン めん屋 満月@南区長住
「油そば」油そば 七色@中央区舞鶴

「油そば」珍々亭@東京都武蔵野市
「黒丸 油そば」ぶぶか 吉祥寺北口店@東京都武蔵野市
「温泉玉子入り まぜそば」ジャンクガレッジ 東大宮本店@埼玉県さいたま市

 

①元祖台湾まぜそば
元祖台湾まぜそば はなび@中央区大名

まぜそば” という名前を全国区に引き上げたのは、麺屋はなびで生まれた ”台湾まぜそば” である。

そういっても過言ではないでしょう。
名古屋メシの一角を担うと同時に、紛れもなくラーメン史に残るメニューでもあります。

しっとりトロリと旨い肉味噌ニラ・葱・魚粉・葱・海苔などがモッチリ太麺に絡みまくる中毒性の高い味わい。

それだけでも充分にウマいのに、〆に食べる”追い飯”のウマさときたらもう♪( ´▽`)

ちょうど1年ほど前、2018年9月に福岡天神店がオープン!
福岡にいながら本物の味を楽しめますよ~

【元祖台湾まぜそば はなび@中央区大名】 台湾まぜそば発祥の店が福岡に!

 

②博多明太子まぜそば
ラーメン海鳴 博多デイトス店@博多めん街道

歴史あるブランドが数多く存在する福岡において、博多とんこつの進化系と称される名店。
それがラーメン海鳴です。

清川で創業し、中洲・博多駅南・福岡空港・博多デイトスなど、いくつもの店舗を展開。

その代名詞といえば ”魚介とんこつ” であり、”ジェノバ” である訳ですが…

実は海鳴には店舗限定のレアメニューがいくつも存在します。

博多デイトス店だけで味わえる ”博多明太子まぜそば” もその一つ。

博多名物 辛子明太子のコク&海鳴自慢の魚介スープが麺との一体感を生み出しつつ…
オリエンタルなスパイスの香りで更に華やかに♪(´ε` )

予定調和で終わらせない、綿密な組み立てに海鳴らしさをヒシヒシと感じる一杯。
紛れもなく傑作です!

【ラーメン海鳴 博多デイトス店@博多めん街道】 博多×東洋のコラボまぜそばを堪能♪

 

③肉油そば
製麺屋慶史 麺ショップ西月隈@博多区西月隈

博多一幸舎から生まれた、人気製麺所 ”製麺屋 慶史
ラーメン店から料理店まで、幅広いお店に選ばれています。

そんな 慶史 が、自らのブランドを掲げた ”製麺屋慶史 麺ショップ西月隈

旨くて、お手頃で、ボリュームたっぷり♪とあって、2017年の登場以来ガッツリ派の胃袋を鷲掴みにしてきました(笑)

もう一つの看板メニュー、醤油ラーメンもバリウマですが…
麺の旨さを存分に楽しむなら、やはり油そばがイチオシ!

モチモチ&プルプルの平打ち麺に絡む、絶妙のタレ薄切り肉のハーモニー。

なかなかの麺量ですが、更にゴハン片手に味わいたい満腹系メニューです(o^^o)

様々な味変アイテムが並ぶ、お惣菜コーナーがコレまた激アツですよ♪

【製麺屋慶史 麺ショップ西月隈@博多区西月隈】 製麺屋”本気のラーメン”を堪能すべし

 

④汁なし 普通(ロース肉のせW+バラ肉しょうゆ肉のせW+小松菜+めんま+目玉焼き+もやし+ピーナッツ)
汁なし専門 男のLL@南区大橋

油そばを提供するお店自体がまだまだ限られているなか…
なんと ”汁なし専門店” としてオープン!

「いずれはラーメンやつけ麺も登場するかな?」と思いきや…
なんとオープンから1年以上が経った今も、汁なしオンリーという硬派なブランドです (^^ゞ

テーマは 「俺の汁なしをつくろう♪
2種のチャーシューもやしメンマなどの各種トッピングを自由に組合せる仕組み。

麺量はなんと、500g→750g→1Kg(それ以上も有り)というメガサイズ

食べ残し&ヘルプ禁止なので、無謀なサイズへの挑戦はNGです。

バカタレ” と称する魂のタレ北海道産小麦を使用したゴリゴリの極太麺
衝撃のウマさとボリューム感をお試しあれ\(^o^)/

【汁なし専門 男のLL@南区大橋】 名古屋から来福。 自分好みに食らう俺の汁なし麺

 

⑤日向地鶏の油そば
麺や 兼虎 天神店@中央区渡辺通

福岡を代表するつけ麺と言えば、兼虎!
移転前・移転後共に行列を作り続け、不動の地位を確立しています。

看板メニューである つけ麺 の美味さは言わずもがなですが…
油そばもまた、決して見逃せないメニューです。

三河屋製麺が手掛けた麺の美味さを余すことなく引き出す、極上のタレ&香味油

味わい&食感に富んだ具材のウマさもあって、一般的な油そばではなかなか得られない充実感を与えてくれます♪(´ε` )

ジャンクな魅力を失うことなく、洗練された兼虎の世界観を存分に発揮。

力を惜しまず丁寧に作り上げられた一杯には、畏敬の念さえ覚えます。

シンプルに考えるならば、福岡の油そばNo.1はこの一杯と言えるかもしれません (^^ゞ

【麺や 兼虎 天神店@中央区渡辺通】 つけ麺の本場、東京の味を福岡で楽しめる

 

⑥油そば 並盛 ヤサイ増し・アブラ多め・味濃いめ+チャーシュー
らーめん大 福岡大橋店@南区大橋

ラーメン二郎 堀切店~らーめん大という系譜を歩んできたブランド。
2009年福岡に登場した、僕らにとって二郎系の先駆けといえる存在です。

2018年6月にオーナーが変わり、リニューアルオープン
味の良さと安定感はもちろん、サービス&接客の面でも素晴らしく進化しました。

こちらでは一部の二郎系ではお馴染みの ”汁なし” も楽しむことができます。

もちろん、ヤサイマシ・アブラ多め・味濃いめなどのオーダーもOK!

ガッシリと食べ応えある極太ちぢれ麺を、心ゆくまで堪能させてくれます(^-^)v

汁の有り無しでこんなにも変わるのか♪
通常のラーメンと食べ比べてみるのもお薦めですよ~

【らーめん大 福岡大橋店@南区大橋】 リニューアルを経て、味もサービスも過去最高に!

 

⑦ねぎちゃーしゅう油そば
入船食堂@博多区住吉

福岡における油そばの起源は分かりませんが、僕の中で 福岡 × 油そば といえば入船食堂がそのルーツです^^

特段店内などで謳われておりませんが、こちらは家系を源流とする人気ブランド。

もちろんラーメンもバリウマなのですが、僕がこちらで一番多く味わってきたのは油そばだったりします (^^ゞ

中でも、辛いネギたっぷりチャーシューが乗った、ねぎちゃーしゅう油そば が一番のお気に入り

油そばの王道をゆくピュアな味わい。

ブラックペッパーマヨネーズ(OP)などをプラスしながら、想いのままに堪能しましょう♪

ちなみに進化版のメニュー 肉×肉あぶらそば も提供。
更にパンチの効いた一杯ですよ~(笑)

【入船食堂@博多区住吉】 入りやすさも魅力のひとつ。これが博多で愛される家系です♪

 

⑧ネギ油そば
家系ラーメン 壱壱家@博多区大博町

僕らが知る限り ”唯一” 福岡の地で ”家系” の冠を掲げている稀少なお店。

横浜の有名店 ”すずき家” で修行されたご主人が手掛ける一杯は、本場の味を楽しめると人気&話題です。

バッチバチに旨いラーメンのクオリティは言わずもがななのですが、実は油そばもお薦めだったりします (^o^)

まるでパスタのように、ラーメン丼ではなくお皿に乗って登場。

過度にタレや油が先行せず実にバランスの良い仕上がりが実にゴキゲン♪

シンプルな構成でありながら、いやこのシンプルな組み立てだからこそ、その実力の非凡さが分かろうというもの (^^ゞ

ブラックペッパー、お酢、ラー油、豆板醤などで味変をキメるのもお薦めです!

【家系ラーメン 壱壱家@博多区大博町】 ここで家系に出会えたら幸せ♪本場の味を福岡で

 

⑨カレーまぜそば
東京ラーメン めん屋 満月@南区長住

昔ながらの東京ラーメンが恋しい…そんな方にお薦めしたいのがこちらの満月。

懐かしくも色あせない、漏れなく現在進行形の多彩なメニューが味わえると人気のブランドです^^

基本のまぜそばに加えて、月見・マヨ・カレーVer.も提供。

もちろん基本のまぜそばもウマいんですが、カレーと聞くと…ねぇ♪

食いしん坊にはタマラナイ、素敵な響きでございます(笑)

奇をてらわない、定番のチューンに安心感あり。
揚げ唐辛子&ニンニクをプラスして、よりアッパーに味わうのもイイですね^^

嬉しいことにミニサイズのスープ付き。
途中で箸休め的にいただくもヨシ、〆に味わうもヨシ。

お手頃な価格で存分に楽しませてくれますよ~

【東京ラーメン めん屋 満月@南区長住】 通うほどにハマる。本場、東京の味を福岡で

 

⑩油そば(並)
油そば 七色@中央区舞鶴

2015年、油そばの専門店としてオープン。
僕らが知る限り、とんこつ王国である福岡において、初めて登場した油そばの専門店です。

オーソドックスなビジュアルの油そばは、食欲そそる揚げネギの香ばしさがポイント。

スリゴマ、揚げ一味、ニンニク少々など、例の如く味の変化を楽しみつつ、ムッチリとたおやかな麺の旨さを楽しみましょう。

ちなみにこちらで使用しているのは、福岡では稀少な三河屋製麺の麺(だったハズ)です^^

七色としての組み立て、個性は変わることなく。
オープン当初に比べ、グッとこなれた感のあるイメージがあります。

【油そば 七色@中央区舞鶴】 福岡では激レア! 油そばを看板メニューとするお店

 

以上の10店舗で福岡の油そば&まぜそばはフィニッシュなのですが、あと少しだけオマケを。

冒頭に書きました通り、油そばは東京・武蔵野の発祥といわれているのですが、そのキーとなるお店をご紹介したいと思います(^^ゞ

 

⑪油そば 並+生玉子
珍々亭@東京都武蔵野市

こちらは、油そば発祥のお店と言われる 「珍々亭」 の油そばです。

極めてシンプルな出で立ち。
麺の下には秘伝のタレが隠れています。

グルグル~っと混ぜ混ぜして味わうと…実にシンプルでありながら妙なる味わい

僕が知る油そばに比べると、むしろ結構アッサリしているかも(^^ゞ

トッピングで追加した生玉子のトロトロ感が実に滑らか♪

半分くらい食べたらお酢をくるりと。
舌をキュッと引き締めて、サッパリとした味わいになります。

麺はモッチモチスムーズな噛みごたえ、ツルシコでウマイですよ~

 

⑫黒丸 油そば+マヨネーズ
ぶぶか 吉祥寺北口店@東京都武蔵野市

先の珍々亭が発祥のお店なら、こちらの 「ぶぶか」 は油そばの存在を全国区にした立役者!

明星 ぶぶか 油そば」 というカップ麺は、コンビニで見られた方も多いのではないでしょうか?

激戦のカップ麺業界で18年ものロングセラーを誇る商品で、現在も売れまくりらしいです^^
実際僕も初めて食べたのはカップ麺でした(笑)

醤油ダレ、ニンニク、ゴマ油が効いたコッテリとしたタレに、モッチリモチモチの太麺が実によく合う♪

改めてカップ麺の再現度はかなりのものかと (^^ゞ

ぶぶかの油そばと言えば忘れてはならないマヨネーズ
実際半分以下しか使いきれませんが、マストで追加しておきたいアイテムです。

 

⑬温泉玉子入り まぜそば(全増し)
ジャンクガレッジ 東大宮本店@埼玉県さいたま市

オマケのオマケで、ジャンクガレッジをご紹介します。

つけ麺のレジェンドである ”六厘舎”セカンドブランドとして登場。

”まぜそば” というネーミングは、2007年にここから生まれたと聞きます。

その源流は、ラーメン二郎 関内店の汁なしにあるとのこと。

二郎がルーツであるため、2大素材であるオーション&カネシ醤油が使われていたそうです。
※現在のジャンクガレッジがそうであるかは分かりませんが^^;

ちなみにここまで来て今さらですが、油そばとまぜそばに明確な区分けは無いのだとか。

ただ、油そばは比較的シンプルなタイプまぜそばは具材が豊かなタイプが多いとも聞きます。

それは感覚的に納得かも (o^^o)


 

気になる一杯は見つかりましたか?

油そばは麺量が多く、ガッツリお腹いっぱい楽しむのが醍醐味かと♪( ´▽`)
食欲の秋にピッタリのジャンルですね~

逆に麺量が控えめであれば、スープが無い分ペロリと食べやすい面も。

”油”そばというネーミングで女性には敬遠されがちですが、一度試してみて欲しいです。

何気にやみつき度の高いジャンルだけに、努々ハマり過ぎにはご注意くださいませ(笑)

 

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