博多区綱場町にある、「とまと家」 をご紹介します。
「つけ麺文化がなかなか根付かない」 と言われ続けてきた博多の地において、昔から本格派のつけ麺を提供し続けてきた草分け的ブランド。
全国の有名店で使用されている ”浅草開花楼” の麺を福岡で楽しめる稀少な存在です。
4 綱場つけ麺(2019年9月)
王道の濃厚魚介つけ麺を味変しつつ楽しむ♪ 麺のスタイルは3種から選べます。
ひと昔前に比べると、福岡でつけ麺が食べられるお店も随分増えた気がします♪
しかし ”看板メニューがつけ麺” というお店は、まだまだ限られた存在ではないでしょうか?
こちらは紛れもなく、つけ麺を主軸とした稀少なブランドです。
僕らは放浪の身ゆえに(笑)
訪問頻度は決して高くありませんが、通い続けたいお店のひとつです^^
アクセス
呉服町の駅から150mほど中洲川端に進み、明治通りからちょっと入り込んだところにあります。
キャノンと東京海上のビルの間(一方通行)を15mほど入ると右手にあります。
”博多の石畳”で有名なチョコレートショップの裏側の辺りです。
店舗外観
木目を基調としたモダンな佇まい。
”つけ麺”の文字を掲げた提灯が目印です。
”浅草開花楼” の文字が記されています。
店舗内観
店内には結構な数のテーブル席があります。
オープン直後からお客さんが続々と。
しばらくすると店内は満席+ウェイティングが出るほどの盛況ぶりでした。
おしながき
こちらは2019年9月時点のお品書き。
メインのつけ麺は、デフォと辛いタイプの2種を提供。
麺量は4段階から選べる仕組みです。
まずは基本の冷たい麺がおススメですが、「あつもり」や「だしあつ」といった麺を熱い状態で供するスタイルでも楽しめます。
スープ割りや、無料・有料のトッピングも。
玉ねぎが欲しい時は、オーダー時にお願いしましょう。
つけ麺以外に、豚骨ラーメン・魚だし豚骨ラーメン・焼きラーメン・ちゃんぽんなどのメニューもあり。ランチタイムは唐揚やごはんのセットも提供されています。
卓上調味料
卓上には、ゆず酢や辛子にんにくといった個性派のアイテムが。
味変アイテムとして、有効に活用しましょう^^
こちらはお店からのお願い。
楽しみ方も掲示されています。
モッチリ&モチモチの弾力感が魅力! 濃厚スープ&太麺=個性派の共演
いよいよ登場、こちらはデフォの 綱場つけ麺 です。
浅草開花楼謹製の太麺は、モッチリ&モチモチの弾力感が魅力^^
豚骨&魚介ベースの濃厚なつけダレとガップリ組みあう、個性派同士の共演です。
一度に食べられる量を箸で持ち上げつけダレへ。
そのままでも充分おいしいのですが、折角なので色んな食べ方を楽しみましょう♪(´ε` )
①まずは何もプラスせず、そのままで。麺を浸す量で味わいがグッと変わります。
②続いて無料トッピングの”刻み玉ねぎ”をプラス。シャキシャキ食感と清涼感がイイですね~。
③更に50円でプラスできる、”サクサク海老”を投入。海老の香ばしさとクリスプな食感がステキです。
④終盤は卓上にある”ゆず酢”をチョロっと。ゆずの爽やかな香りと心地よい酸味が加わります。
その他ににんにく辛子味噌などもありますが、僕らは大体このパターンです。
太麺の弾む弾力感を楽しみつつ、重厚なスープの濃密さを堪能。
改めて打ち出しの強さに驚かされました (^^ゞ
3 綱場つけ麺 だしあつ(2019年9月)
モッチリ豊かな弾力感+出汁&小麦の香りを楽しむ”だしあつ”もウマし♪
こちらは同じく綱場つけ麺。
”だしあつ” バージョンでございます。
麺はダシに浸された状態で登場。
丼からは鰹節&イリコ出汁の良い香りが立ち上っています。
つけダレに潜らせて麺をズルズルと…うん、こっちも旨い^^
冷水で〆た麺とは食感が大きく異なり、ムッチリと口当たりの良い弾力感と豊かな香りを楽しめます。
コシの強さはデフォの方がダイレクトに楽しめると思いますが、だしあつもまたオツなもの♪( ´▽`)
「つけダレが冷めにくい」
「普通のあつもりの様に麺同士がくっつかない」
というメリットもあります。
これからの寒い時期にピッタリの食べ方ですね♪
ちなみにスープに沈んでいるので見えませんが、チャーシューや玉子もちゃんと入っています。
こちらは チャーシューごはん。
写真がちょっとピンぼけ気味かな^^;
ゴハンがススム、濃いめのチャーシューがたっぷりと載った一品。
ブラックペッパーを振ると抑揚が生まれてイイ感じです。
こちらはセットの ごはん+唐揚げ。
なかなかジューシーな仕上がりでした。
ゴハンは唐揚げと楽しむのもアリですが、半分ほど残しておいてスープ割の時におじやにしちゃうのもアリだと思います^^
〆はスープ割で。
ランチタイムはセルフサービスです。
厨房の前にあるポットに割りスープが入っているので好みの濃さに割って楽しみましょう。
ちなみにまだ量がイケるかたは、+160円で雑炊にもできるようです。
(現在は夜のみになっています)
改めて食べて驚いたのは、認識していた以上に濃厚な仕上がりだったこと。
濃厚なイメージはあったものの、ここまでガッツリ濃密だったかな~と驚かされました^^
同じく、昔から福岡のつけ麺をけん引してきた
「郷家」 や 「まるげん」
福岡に東京の味をダイレクトに持ち込んだ
「麺や 兼虎」 「つじ田」 「古賀一麺庵」 など。
色々と食べ歩いて、それぞれの魅力を楽しんでみるのもお薦めですよ~(o^^o)
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2 綱場つけ麺 大盛 だしあつ(2017年1月)
1 綱場つけ麺 大盛(2014年7月)
[toggles class=” style=”] [toggle title=’博多で唯一!?あの浅草開化楼の麺が啜れるつけ麺の人気店’ class=” style=”]
関東つけ麺の代名詞とも言える「六厘舎」で使われている事でも有名な、浅草開化楼(東京の製麺所)の麺を使ったつけ麺が有名なお店。
僕の知る限りですが、博多で浅草開化楼を使っているのはここだけではないかと。
ムチムチとした極太麺を啜りたくなり、久しぶりに行ってきました♪
力強い弾力としなやかさを併せ持つ、浅草開化楼謹製麺
緩いウェーブがかかった太麺は、モチモチ&ムチムチとした弾力が魅力的♪
それでいてしなやかで、単に硬い麺で無いあたりはさすが。
小(200g)&並盛(350g)は750円、大盛(500g)は850円、特盛(700g)は950円と、残念ながら一律価格ではありませんが、博多という立地を考えると仕方ないですね~。
写真は大盛です。
重さは茹で上がりなので、数字のイメージ程とんでもない量ではありません。
旨い麺なので結構、ペロリとイケると思います^^
つけ汁は濃度&元だれの塩気、共に結構強めのチューニング
いわゆる魚介豚骨系のつけ汁は、かなり濃度&塩気が強め。
粘度&濃度が高いので、麺がつけ汁をかなり持ち上げます。
おすすめの食べ方
まずは半分弱くらい麺に浸して啜ってみましょう。
1/3~半分くらい食べたら、玉ねぎや桜海老を加えて味の変化を楽しむのもマル。
テーブルにある「ゆず酢」を加えてサッパリさせたり、「辛子にんにく」を加えて辛味をプラスしたり…お好みで楽しみましょう^^
〆のスープ割は無料。130円でたまご雑炊も
麺を楽しむことに重点を置いていると思われ、具材は控えめ。
チャーシューは薄目ですが、なかなか悪くありません。
固ゆでの玉子がトレードマークです^^
〆は鰹と椎茸でダシを取り、柚子を効かせた出汁でスープ割を。
お腹に余裕があればたまご雑炊にすることもできます。(厨房で仕上げてくれます)
本格的な魚介豚骨つけ麺を食べられるお店は、今でも博多では稀少な存在。
そのなかでこちらのお店では、結構昔から本格つけ麺を提供しています。
余計なことですが…雰囲気とサービスがちょっと変わって、もう少しブラッシュアップされたら、もっともっと人気店になってもおかしくないと思われ、ちょっと勿体ない感じもします。
博多のつけ麺好きなら、啜っておきたい一杯です。
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