中央区春吉にある、「らーめん屋 鳳凛 春吉店」 をご紹介します。
小郡市で生まれた ”唐辛子入り” のとんこつラーメン。
あの ”一蘭” の味を生み出した創業者の方と共に、当時の味を復活させたのがこちらの ”鳳凛” だそうです。
2005年にこちらの春吉店がオープン。
現在は、今泉店、筑紫野店、那珂川店、長丘店と5店舗を展開しています。
2 チャーシューめん(2018年1月)
旨味が詰まったスープ、しっかり元ダレ、玄妙な辛味ダレが三位一体。
10数年前に登場した際は、「こっちが本家らしい!」 「いや、一蘭が!」 とか、様々な情報が飛び交いましたね~
僕も 「知っとお? 一蘭の元祖は鳳凛なんよ!」 とか、聞きかじりの知識でドヤったものです^^;
※当時は全くと言ってよいほどラーメンに詳しくありませんでした(笑)
今ではそれぞれのブランドとしてすっかり認知が広まりましたが、価格の設定・店舗のつくり・営業スタイルの違いなどにより、それぞれに根強いファンを持つイメージです。
アクセス
福岡市役所前にある天神中央公園からほど近く。
国体道路 三光橋交差点のそばにお店があります。
店舗外観
ラーメン屋さんらしからぬオリジナリティ溢れるファサード。
4本の幟がはためいています。
駐車場はありませんが、すぐお隣にはコインパーキングがあります。
店舗内観
木目と青を基調としたスタイル。
中央には大きなテーブル席が、厨房前と壁面にはカウンター席があります。
卓上調味料
卓上にあるのは替玉用のタレのみ。
小郡系のお店の多くは、卓上調味料を置いていないのがお約束です。
おしながき
こちらが2018年1月時点のおしながき。
ラーメンはとんこつ1本。
チャーシューや味玉入りに加え、月見らーめんやミニらーめんなどもあります。
サイドメニューは、餃子・ごはんとシンプルです。
ランチタイム(平日11:30~14:00)は、替玉が30円。
ディナータイム(平日17:00~21:00)は、生中が300円。
と、それぞれお得なサービスがあります。
旨味が詰まったスープ、しっかり元ダレ、玄妙な辛味ダレが三位一体
少々待っての着丼。こちらはチャーシューめんです。
ネギの下には辛味ダレが隠れているので、まずは混ぜずに味わいます。
ズズっと・・・うん、ウマい^^
サラリとしたスムーズな飲み口のスープは、くさみなど全くナシ。
ほど良いダシ感、ギュっと効いたタレ、脂は結構しっかりめです。
特製辛味ダレを溶かし込んでからがいよいよ本番。
単なる辛さだけではない、複雑な辛味がとんこつスープの味わいを更に際立たせます。
スープ側なのか、タレによるものか、この日はやや酸味が印象的だったかな?
啜り心地・コシ・のど越しバッチリ。平日ランチは替玉30円とお値打ち!
麺は細めのストレート。
スープの絡みが良く、しなやかなコシとハリを持ったウマイ麺です^^
啜り心地のスムーズさもあって、あっという間に完食。
この日は控えましたが、30円とお値打ちの替玉は是非とも楽しんでおきたいですね~
シンプルな具材構成が、スープと麺の味わいを際立たせる
いつもの如くチャーシューめんをチョイスしたので、チャーシューがワッショイ (^^ゞ
ほど良い厚さにカットされたチャーシューは、口の中でホロリとスムーズに解けていきます。
ネギはデフォでも結構タップリめ。
アレコレ入らないシンプルな具材構成が、スープと麺の味わいを際立たせるイメージです。
以前に比べると値上がりしましたが、それでもチャーシューめんが820円。
一蘭は790円(一部お店は890円)なので、こちらの方がお手頃です。
少し人よりサイズが大きめの僕は、味集中カウンターも苦手なので^^;
ゆったり食べられる点も、鳳凛のポイントです。
一方でオーダー時に、麺の硬さ以外(タレの濃さ・油の量・ネギの種類など)を選べるシステムは一蘭のみ。
自分のパターンやその時の気分で楽しめるのは嬉しいですね。
これからも両方を行き来しながら楽しみたいと思います(^^ゞ
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1 チャーシューめん(2015年8月)
[toggles class=” style=”] [toggle title=’元ダレの甘みと唐辛子ペーストの対比が印象的!洗練された小郡系とんこつ’ class=” style=”]
久しぶりに春吉の「鳳凛」へ。
鳳凛と言えば必ずと言って良いほど話題上がるのが、一蘭との関係です^^;
いわゆる”小郡系”と呼ばれる、とんこつスープ+唐辛子ダレの元祖はどこか?というお話。
なんとな~く伝え聞いていたものの、再度ググってみました。
要約するとこんな感じかな?
・小郡で花開いた ”唐辛子入りラーメン”
・創業者はその味を後継者に譲った →これが現在の一蘭の始まりと思われる
・その後、創業者と共に再びスタートしたのが鳳凛
細かな事情は分かりませんが、そのルーツは同じといって差し支えないと思われます (^^ゞ
まぁ、”元祖”問題はイロイロとありますので^^;
味についてはレビューにて (^^ゞ
元ダレの甘みと唐辛子ペーストの対比が印象的!洗練された小郡系とんこつ
鳳凛に来るのは夜が多く、場所柄もあり飲みの〆のお客さんで混んでいることが多いのですが、大体いつも迅速です^^
ではではスープを・・・うん、旨いっ♪
くさみは全く感じられず、脂の量も適度だから、誰もが食べやすい仕上がりだと思います。
とんこつの旨味がギュッと詰まっており、充実感が高いのに後味が重くないのも特長です。
印象的なのが元ダレの味わい。
やや甘味がハッキリとしたタイプで、この甘味が唐辛子ペーストと絶妙のコントラストを生み出しているように感じます。
変わらず旨いねぇ~(^o^)
元ダレはデフォでキッチリ効いています。
辛いものが苦手な方は、少なめでお願いしましょう。
抜きもできますが、やっぱりコレがあってこそ完成する一杯。
もちろんアリがおススメです!
シャッキリ旨い細めのストレート麺♪コシと歯切れのバランスが秀逸
麺は細めのストレート。
シャッキリとハリがあり、適度な弾力感を合わせ持っています。
プツンとした歯切れ、小麦の風味と啜り心地の良さもステキです^^
一杯目はバリカタで頂きましたが、スープとの馴染みも上々♪
替玉はカタまでにした方が良さそうです。
シンプル具材で充分な満足感。多めの青ネギが嬉しい一杯
スープと麺の充実度が高いので、具材はシンプルでいいと思います^^
チャーシューは脂身少なめの肩ロースを使用しています。
ややパサつきを感じますが、脂や濃い味でスープの良さを壊すようなことはありません。
若干渇いていたのが残念ですが、タップリの青ネギは嬉しいです。
月見らーめん
生卵と刻んだチャーシューが入ったメニューです。
黄身だけとかにできれば僕も食べてみたいかも (^^ゞ
変わらぬ旨さに満足です^^
さて、蛇足かも知れませんが、一蘭との違いはどうなのか?という点。
端的に言うなら、ルーツを同じくするだけあり、近しい味わいだと思います。
その上で僕の個人的なイメージとしては、
鳳凛の方が、スープの濃度がやや厚め。ややポッテリ感のある味わい。
一蘭の方が、よりキレのある仕上がり。輪郭がややクッキリとしたシャープな味わい。
そんな感じかな?
鳳凛の方がリーズナブルという点は、ひとつのポイントですね。
でも味としてはどちらも旨く、あとは好みによる差ではないかと思います (^^ゞ
食べ比べてみるのも面白いと思いますよ~♪
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