博多区博多駅前にある、「元祖ぴかいち」 をご紹介します。
1977年(昭和52年)創業。40年以上の歴史を持つ、博多の老舗です。
博多のソウルフードと言えば、とんこつラーメン・うどん・もつ鍋・一口餃子等々…様々なものがありますが
全国的な知名度は決して高くはない…しかし地元民に長~く愛され続けているメニュー。
”博多皿うどん” はそういう存在ではないでしょうか?
そして博多皿うどんと言えば=ぴかいち!
そういっても過言ではない、ここは 博多皿うどん を愛する人の聖地であると申せましょう。
※ちなみに博多皿うどんの発祥は、福新楼だそうです (^^ゞ
4 皿うどん(2019年12月)
まずはそのままで。さてここかなどう変化を楽しむか?それが問題だ。
福岡で ”皿うどん” と言えば、「太麺派?」 「パリパリ派?」 という話になりますが…
これって他県ではどこまで常識なのでしょうか?
本場 長崎では同じく、太麺派 vs パリパリ派が存在したハズ。
でも、九州全体・全国となると…?
どこまで浸透しているのか気になるところです。
僕は全面的に ”太麺派” です (^^ゞ
言うなればスープOFFなチャンポンとも言うべきこの一品。
ソース焼きそばの様に強烈なヒキを持つ派手なタイプではないものの…
なんだか食べたくなるとスイッチが入り、無性に恋しくなるメニューです。
スープが沁みた香ばしい麺の旨さを思い出すと…あぁ♪( ´▽`)
よし!となれば今回は ぴかいち へ。
訪問はお久しぶり、更新するのは更にお久しぶり^^;
ピークを避けるため、オープン早々の時間を狙って訪問してきました。
アクセス
お店の場所は、博多駅前にあるANAクラウンプラザの裏手あたり。
博多駅前2丁目の交差点を、末広通りへ入り150メートルほど進むと右手にあります。
この界隈はラーメン店の激戦区!
・博多一幸舎 博多本店
・大名ちんちん 博多駅前店
・博多無邪気
・博多麺屋台 た組
・天下一品 博多駅前店
などなど、数多くのお店が鎬を削りあっています。
そんな中でも、こちらの”ぴかいち”は、根強いファンを持つ人気店です。
店舗外観
シックで奥ゆかしい、シミジミとわびさびさえ感じるファサード。
木彫りの看板は、見方によっては二郎のように見えるボリューム感(笑)
味があります^^
店舗内観
早くもお客さんで賑わう店内。
という訳で写真は昔訪問した際のものです。
庶民的な雰囲気の店内。
お店の方がにこやかに迎え、送り出してくれる雰囲気の良さも、ぴかいちの特長です^^
ぴかいちのこだわりである自家製麺。
入ってスグの場所には、製麺スペースがあります。
フロアの右手、厨房前にはカウンターが。
左手にはテーブル席があります。
おしながき
こちらは2019年12月時点のお品書き。
まずは何と言っても、皿うどん。
次いで チャンポン。
ラーメンも色々な種類があります。
チャーハン、麻婆豆腐といった中華の一品も。
14時からはラインナップが拡大し、酢豚や揚げホタテなどが登場します。
ちなみに人気の辛子高菜は持ち帰りもOK!
それにしても、メニューのイラストがカワイイですね~♪( ´▽`)
こちらは、ぴかいちの人気ランキングTOP5です。
やはり不動の一位は 皿うどん 。
感覚でいうと、4人に3人はオーダーしている印象です^^
卓上調味料
卓上にはお酢やウスターソースを、ダイナミックに配置(笑)
昭和~令和へと続くこのアプローチに和みます^^
見逃してはならない重要アイテムがこちら。
特製の辛子高菜です!
丼を触ってみると…おおっ、あったかい♪(´ε` )
麺に添えるか? ゴハンにのせるか?
テンションが更にアップします。
まずはそのままで。さてここかなどう変化を楽しむか?それが問題だ。
まずは 皿うどん から。
箸を入れ麺を持ち上げると、ふわり漂う香ばしい薫り♪( ´▽`)
ひとくち麺を啜ると…ウマいっ!
焼き目の付いた部分の香ばしさが食欲を刺激しつつ…
スープの旨味を吸った加水率高め&モッチモチの自家製麺は、噛むほどに旨さが広がります。
豚肉、エビ、イカ、アサリ、カマボコ、そして色々な野菜。
ひと口ごとに様々な具材が飛び込んできて、その味と食感を楽しませてくれます♪
思わず一心不乱にかき込みたくなりますが、終盤は味変をキメてみるのもお薦め。
ウスターソースをチョイかけするか?
お酢でサッパリ感をプラスするか?
どちらもアリですが、ミックスするのはお薦めできないかな~
ちなみに途中からは辛子高菜を添えて楽しむのもアツいです。
欲張らず、混ぜ込まず、少しずつ試してみるのが良いと思いますよ~(^o^)
3 チャンポン(2019年12月)
こちらは2番人気の チャンポン です。
でました!デッカいレンゲ(笑)
まずはスープをズズっと…ムハ~っ、沁みるっ (o^^o)
油っこさ控えめで、ダシ感がジワっと優しく染み渡るスープに癒されます。
こちらも具材タップリ。
ひと口ごとに変化する、スープ×麺×具材のコンビネーションがステキ。
皿うどん以上にズバッとモチモチ自家製麺のおいしさを堪能させてくれますね♪
更に今回はチャーハンも味わいました(^^ゞ
高級中華のパラパラとは一線を画す、しっとり&ホクホクとした和みの味わい♪(´ε` )
このアプローチこそ、町中華の矜持であると申せましょう。
もちろんパラッパラも美味い。
あれは舌を存分に満たしてくれる。
一方でしっとり&ホクホクとした味わいは、舌だけでなく心も満たしてくれる。
心の琴線に触れるこの感覚こそ、この一皿の醍醐味です!
やっぱりイイですなぁ~╰(*´︶`*)╯♡
予想通り、時間が進むに連れお客さんが続々と。
ピークタイムは行列覚悟の人気店だけに、その前後を狙うとスムーズに楽しみやすいと思われます。
ぴかいちのテーブルは相席が普通なのですが、この日もこんな光景が。
会社の先輩と後輩と思しきお二人。
ファンと思しき先輩が、後輩の方を初ぴかいちに連れてきたシチュエーションで。
「どう?おいしかろ?」 → 「はい、これメッチャ旨いです♪」 的なやり取りを目にしました。
たぶん、365日。
1日の中で何度も。
ぴかいちではこんな風景が^^
時代が変わっても、変わらないものがある。
「”この味”を作り上げ」
「伝え続けていく」
これこそ、飲食店の醍醐味なんだろうなぁ~(o^^o)
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2 手作りワンタンチャーシューメン(2016年7月)
[toggles class=” style=”] [toggle title=’上質と不思議とノスタルジーが集う一杯。 滋味溢れるスープをじっくり味わうべし’ class=” style=”]
今回は定番の皿うどんと、手作りワンタンチャーシューメンを頂くことにしました。
コクとキレのバランス良し♪ 滋味溢れるスープはいつまでも飲みたくなる味わい
今回はちょっと気張って ”手作りワンタンチャーシューメン” を。
メニューの最初にあったので、おススメなのかもと思い、選んでみました。
なんとも個性的なこのビジュアル!
サラリとした雰囲気の白濁スープの上に、水菜・ワンタン・チャーシュー・煮玉子などが所狭しと並んでいます。
ワンタンの上にはラー油らしきものがタラリと。
これは他店で見たことがない、超個性的な一杯ですね^^
まずはスープからズズっと・・・うん、ウマい♪
サラっとした仕上がりで、粘度&脂っこさ控えめなのですが、旨味はしっかりと効いてます。
乱暴な例え方をするなら、チャンポンライクなチューニング。
おそらく豚骨+鶏ガラベースではないかと思われます。
ひと口目からコクをしっかりと感じさせつつ、嫌な重さはナシ。
それでいてキレのある味わいなので、いつまでも飲みたくなる味わいです。
細くてもツル&モチ。 自慢の自家製麺は、スープとの馴染みもバッチリ
麺は自家製の中細麺。
加水率が高く、弾力が楽しめるタイプ。
ツルツルとした食感を残すために全卵を多く使用しているのもこの麺の特長。
やや黄みがかった麺はツルツル~シコシコ~プリプリ♪の食感が楽しめます。
玉子を使用しているからか、ちゃんぽん麺ライクな味わいも感じられます
こちらは店内に掲げてあった麺へのこだわりです。
上質と不思議とノスタルジーが同居する、個性派がズラリの賑やか具材
なんとも個性的な具材がアレコレ^^
まずは一番気になるワンタンから。
一般的なラーメン店のワンタンの様に薄くなく、小籠包のような形状です。
餡がタップリと詰まっており、食べごたえがあります。
チャーシューも絶品♪
スープを生かす控えめな味付けながら、トロっとホロっと絶妙の仕上がり!
安っぽくてパサパサのチャーシューとは比べものにならない、上質なものでした^^
一見アンマッチに見えた水菜も、モッチリ麺とシャキシャキ感のコントラストが中々面白かったです。
最近ではなかなか見なくなった、固茹で玉子。
黄身のホコホコ感が、なんともノスタルジックですね。
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1 皿うどん(2016年7月)
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こちらは、チャンポンと双璧を成す人気の ”皿うどん”
僕らが行った時はアイドルタイムでしたが、4人中3人が皿うどんをオーダーしていました^^
自慢の自家製麺はモチモチとした食感が特徴。
小エビ、ゲソ、カマボコ、殻付きのアサリなど、色々な具材と共に炒められています。
味付けはかなり控えめ。
今回はチョロっとウスタースースを垂らして頂きました。
お酢をかけるのもアリだと思います。
正直なところ以前にラーメンを食べたときは、それほど印象に残らなかったのですが、改めて味わってみるとなんとも味わい深い仕上がりで驚きました(^^ゞ
この日頂いた皿うどんは、かな~り薄味な仕上がりだったので・・・僕にはちょっと物足りなかったかな(汗)
いつもがどれ位か分からないので何とも言えませんが。
でも、一番人気といっても過言ではないので・・・たまたまかも知れません。
おじさん、おばさんの気持ち良い接客に、思わず笑みがこぼれるお店。
これからも変わらない人気を博していくと思います^^
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