城南区鳥飼にある、「らぁめんシフク」 をご紹介します。
2012年に榎田の地で創業。
ラーメンWakler福岡・九州 2014=新店部門 1位
ラーメンWakler福岡・九州 2017=総合部門 1位
食べログ Japan Ramen Awardにもノミネートされるなど、数々の栄誉を手にした後…2019年12月の暮れに榎田での営業を終えました。
そしていよいよ…2021年6月、およそ1年半の時を経て、城南区鳥飼の地で新章のスタートを迎えましたヾ(*´∀`*)ノ
心から待ちわびていた日が、いよいよ現実に♪
頭を空っぽに。 無垢な心持ちで向き合うと心の底から幸せになれる、シフクの一杯。
とんこつラーメンが圧倒的な主役を担う福岡。
今となっては ”非とんこつ” という言葉さえ、少々古く感じるほど…
この数年で、とんこつ以外のジャンルは拡大・認知されていきました。
これまでにいくつものブランドが登場することで新たな文化を生み出し、市場を広げてきましたが…
その一角を間違いなく担ってきたのが、らぁめんシフクです!
お久しぶりの再会にワクワク&ドキドキが止まらない~♪(´ε` )
アクセス
七隈線 別府駅から270mほど。
城南区役所の近くにお店があります。
通りから一本、わき道に入るので初回訪問時はナビ推奨です^^
店舗外観
和食の割烹を思わせる、小粋で清潔感溢れるファサード。
”シフク” の表札が何ともキュートです(o^^o)
営業時間とお店からの案内が店頭に。
チェックしておきましょう。
おしながき
2021年6月時点のラインナップ。
店内は料理以外の写真撮影NGなので、今回はテキストで。
この時点では、
・高坂鶏の塩らぁめん
・高坂鶏の醤油らぁめん
・そぼろご飯
が提供されていました。
今後は特製や玉子入り、チャーシューご飯は今後登場するようです^^
店舗内観
とっても小粋で素敵なカウンターは、6席とコンパクト。
席の幅がゆったりとしているので、安心して快適に食事が楽しめます♪
完全にオープンキッチンなので、店主さんの一挙手一投足まで見えてしまう造り。
物凄い緊張感と集中力で、丼と向きあっているんだろうなぁ (o^^o)
もちろん厨房内は撮影NGです。
卓上調味料は無し。
麺の硬さを選んだり、味変を楽しんだりすることに向くラーメンもあれば…
そのままを味わうべきラーメンもある。
良いと思います(*´∀`)b
メニュー① 高坂鶏の塩らぁめん(2021年6月)
見目麗しきビジュアルに包まれた一杯。 丼の中に描かれたフルコースに酔いしれる♪
まずはやはり、シフクの代名詞である ”塩” から。
こちらは 高坂鶏の塩らぁめん です。
…ビジュアルの神々しさに圧倒されました!
稀少とされる ”高坂鶏” の丸鶏を主軸としたスープは、着丼→立ち上る薫りの時点で悶絶もの(*´∀`)♪
ラーメン店で高坂鶏を使用するのは、シフクが初とのこと。
ラーメンを食べ周るようになって、少し地鶏や銘柄鶏を知った気になっていましたが…モチロン、お初にお目にかかりました(笑)
昆布やアサリのダシを合わせた塩だれは、複数の塩を合わせて調味しているとのこと。
優しさと力強さ、雅やかさと親しみやすさ、相反するものを合わせ持つような…なんとも奥行きのある味わい。
シビれるくらい美味でございます╰(*´︶`*)╯♡
北海道産小麦をブレンドした自家製麺は、驚くほどたおやかな口当たりと舌触り。
噛むとふわり立ち上る芳しい香りと甘みが素晴らしいです♪
チャーシューはその時々の仕入れで変わる ”本日のチャーシュー” という面白い仕掛け。
「常に何を使っているか?」より、「これがイチオシ!」というアプローチは嬉しいですねぇ~^^
明らかに尋常じゃない肉質の良さ!
低温調理のチャーシュー(ロース?)、豚しゃぶ風(バラ?)、ともう一点。
3種の味を楽しめました♪
食感&彩りも楽しい野菜アレコレに加え、メンマならぬ ”筍” がイン。
スープの味と馴染んだシャクシャク感と香りの良さは、もはや懐石の椀物のようです(*´∀`)
メニュー② 高坂鶏の醤油らぁめん(2021年6月)
続いては 高坂鶏の醤油らぁめん。
色艶やかな塩とはグッと趣の異なる、シックで堂々たる佇まい。
ゆったりと立ち上る薫りもまた、頼もしささえ感じます( ̄ー ̄)b
スープの良さを前面に、タレがそれを美しく彩る ”塩” に対して…
こちらの醤油はスープを活かしつつ、醤油も並走していく勢いも。
決してタレ先行という話ではなく、スープを美味さを更にグイグイと後押し。
追い風の如く、一杯を高みへと持っていきます!
こじんまりとまとめるのではなく、シックなようでアグレッシブなアプローチ。
心をガッシリとつかまれました(*˘︶˘*).。.:*♡
メニュー③ 高坂鶏のそぼろご飯
これだけ美味しいスープなら、やっぱりご飯モノも欲しくなる~(^^ゞ
という訳で、お供は鉄板のそぼろご飯。
半分はそのままの味を楽しみ。
半分はスープをかけて、余すことなく楽しみました♪
規模はコンパクトに。
メニューもゼロベースで再構築され、素材にもトコトンこだわって一杯1,000円に。
勝手な想像ですが…きっと物凄い葛藤を経て、悩み尽くした上での決断ではないかと思います。
もちろん安いことはありがたい。
しかしそれは1つの切り口であり、価格だけでは語れないと思います。
特別なお店でなくても、パスタなら1,000円超えは当たり前。
高級な蕎麦は2,000円だって、それ以上だって珍しくはない。
ならば令和時代のラーメンも、また…。
庶民の日常に寄り添うような、お手頃なラーメンも。
こだわりまくりの素材にトコトン手間暇をかけた、ハレの日のラーメンも。
どっちも有って良いですよね?
上の方では、なんとか記憶を呼び起こし、アレコレ書いていますが…正直言って細かなことは覚えていません^^;
ただ、ただ、無心で。
頭を空っぽにして、一滴のスープ、一本の麺を、只管に味わう一杯こそ…自分にとって至高の一杯です。
食後の満ち足りた口福感の中で思うのは、「丼を対して、作り手と食べ手が向き合う。」
ただ、それだけのシンプルなあり方なのかも…と。
昔の味も、今の形も、値付けも、何も関係ない。
この一杯に至福を感じられるか?
それだけです。
「シフク復活!!」
最初は深く考えず、自分の中でステレオタイプにそんなイメージを持っていました。
丼と向きあい、少しのクールダウンを経て、今はこう感じます。
これは復活なんかじゃない。
新たな始まりの一杯なのだと。
頭を空っぽに。
無垢な心持ちで向き合うと、心の底から幸せになれますよ (*˘︶˘*).。.:*♡
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らぁめんシフク
昼総合点–
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