唄う稲穂@中央区薬院
すじ釜うどん+ごぼう天
その昔、野芥にあった名店「唄う稲穂」が薬院で復活!
僕が見ているブログやTwitterの方々(麺喰い&マニアの方々)の間ではかなりの話題に。
偶然にもスグそばの一風堂薬院店で、四季のラーメンが開催された10/16のオープンでした。
当時は今の様に食べ歩いていなかったので、残念ながらその味は知らず…。
しかし「二○加屋長介」「釜喜利うどん」「うどん大學」などのルーツと聞けば、それだけで説得力は充分。
うどん居酒屋というコンセプトでの展開となる為、16時~のオープンということもあり、ようやく訪問することができました♪
店舗外観
話題の飲食店がひしめき合う、薬院エリア。
大正通り沿い、薬院大通と薬院六つ角の中間あたりにお店があります。
(上人橋通りを向いて右手)
以前は”宗”というラーメン店があった場所です。
お店に入ると店員さんが開口一番「ご予約は?」とのこと…。
あ…うどん屋さんでご予約はと聞かれたのは初めてですな^^;
もちろんこちらはうどん居酒屋さんなので、おかしな話では無いでしょうね(汗)
実際、店内はほぼ満員。
ご予約席という札もチラホラ。
僕らの様にチャチャッとうどんを啜りに来るより、飲んで〆に…という方が多いかと。
それでも首尾良く入ることができました♪
かなり縦長な店内。
左手にカウンター、右手と奥のスペースにテーブル席があります。
卓上調味料
卓上調味料は、一味と八味(七味+1味かな?)など。
揚げ玉はオーダーにより、うどんと一緒に持ってきてくれるようです。
揚げ玉
メニュー
うどんメニューはこんな感じ。
・あつかけ(スメも麺も熱い)
・ひやかけ(スメも麺も冷たい)
・しょうゆ(麺冷たい+醤油&柑橘)
・すじ釜
・軽穂(温玉入り)
トッピングも幾つかあります。
残念ながら食べたかった、つけ麺は無くなった模様(/_;)
ならばということで、すじ釜にごぼう天のトッピングをお願いしました。
酒の肴はなかなか充実。
釜喜利うどんの様なうどん主体ではなく、二○加屋長介の様に〆でうどんを頂くタイプです。
旨味タップリのスメ♪しかし…まさかの展開が
厳選された鰹節や昆布や煮干などから取った出汁を、無添加醤油、糸島産またいちの塩などで仕上げたスメは旨味タップリ!
メッチャ味が良い…けど、ヌルい!?!?
少し冷めたというレベルでは無く、かなり低い温度です。
これは…手違いとは考えにくく、仕様だろうと思い聞いてみると、やはりそうでした。
麺を冷たく〆て、熱いスメを注いだ「ぬくかけ」のようです。
うむむ…一般的なうどんの概念で啜ったからでしょうか、違和感が先行してしまいます(汗)
ウマい。でも釈然としない感じ^^;
小麦の薫りと甘味が何ともステキな麺
かなり太め&やや平打ちの麺で食べごたえバツグン。
柔らかめの食感ですが、コシが無いというのではなくソフトな口当たりという印象。
何より、小麦の薫りと甘味がなんともステキです♪
コシの強い麺がタイプの僕も惚れ惚れする、オリジナリティのある旨い麺です。
さすがです。
うどんとのバランスがキッチリ保たれた具材の旨さ
柔らかく煮込まれた和牛のスジが乗っています。
くさみや硬さは全くナシ!
ソフトなうどんの食感&スメの味わいを邪魔することがない、バランス感が見事です。
ごぼう天
サクサクに揚がったゴボウがタップリ。
このままおつまみとしてもイケそうです。
この一杯を「ぬくかけ」と認識してオーダーしたかどうか?が大きかったかな~と^^;
特にこれからの寒い時期は、意外と大きなポイントになるのでは…(汗)
それと僭越ながら…オペレーションはかなり厳しい印象です…。
新人さん的なスタッフが動けず、それにベテランがイライラしている様子がヒシヒシと。
切換えが難しいのか、ベテランさんの接客まで違和感のあるものでした。
厳選された素材を用いて、確かな腕で作られた料理。
うどん居酒屋という新たな文化を、博多から発信しようというコンセプト。
本当に素晴らしいです!
だからこそ、期待が高かったからこそ、微妙なところで勿体ないイメージを持ちました。
話題性も高く、客入りも上々。
そんなお店だけに憚られますが…。
タイミングを見て再訪しようかな(汗)
店舗情報はこちらから
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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特に遠方からの来店等の際などは、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお薦めします。
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