佐賀県唐津市にある、「関東軒」 をご紹介します。
創業は1962年（昭和37年）と言われているので・・・
既に56年もの歴史を持つ、唐津を代表する超老舗！
一旦は閉店したものの、代替りを経て復活。
その後、2016年に現在の場所へ移転・リニューアルオープンされました。
2018年9月 支那そば
50年を超える歴史がこの丼に。静かに、しかし力強く語りかける一杯！
唐津エリアに入るのは結構久しぶり^^;
あらためてじっくりと各店を攻めなおそうと、気分も新たに訪問です。
モチロンとんこつもアツいですが、唐津に来たらやっぱり行っておきたい醤油ラーメン（支那そば）。
「今日は関東軒か？むらまさか？」と悩むラーメンマニアの方は数多いと思われます（笑）
アクセス
JR筑肥線 和多田駅のスグ近く。
ドラッグコスモスやコメダ珈琲店などが集うスペースの一角にお店があります。
店舗外観
以前の店舗とは大きく様変わりしたシュッとシックなファサード。
関東軒の大きな文字と雷紋柄をあしらった暖簾が掲げられています。
店舗内観
シックでお洒落なようでいて、妙なよそよそしさは感じさせない店内。
あえて振り切った感じになっていない点が良いと思います^^
明るく清潔感のある店内。
テーブル・小上がり・カウンターを備え、どんな構成で来店しても良さそうです。
この日はかな～り微妙な時間帯に行ったので、流石にお客さんはまばらでした。
入口そばには ”スープの試飲コーナー” が。
来店時オーダーの前に、次回に向けて帰り際に、4種のスープを試飲してみることができます。
面白い仕組みですね (^^ゞ
卓上調味料
卓上には餃子のタレや紅ショウガなどがあります。
おしながき
一番人気の 支那そば をはじめ、とんこつ・味噌・和風といったバラエティ溢れるラインナップ。
それぞれに、チャーシュー・ワンタンバージョンがあります。
ぶっちゃけ申しまして、予備知識なくこのメニュー構成を見たら・・・
「大丈夫かな？」 と思う方も少なくないかも知れませんね^^;
まずはやっぱり、支那そばから入るのがお約束かと。
手伸ばしの皮を用いた餃子や、各種セットメニューなどもあります。
50年を超える歴史がこの丼に。静かに、しかし力強く語りかける一杯！
スムーズに着丼、こちらが 支那そば です。
このビジュアル、そして香りが♪
イッキに食欲中枢に火をつけてくれます。
既にいいお腹にもかかわらず・・・思わずヨダレがでそうに（笑）
慌てて写真を撮って、早速スープをズズっと・・・むふ～っ、ウンマイっ♪( ´▽｀)
とんこつ清湯ベースのスープは、実に力強く頼もしい味わい。
甘ったるさが無く、コクとキレがタマラナイ醤油ダレが絶妙の塩梅で効いてます！
いやはやホント旨いねぇ～
口あたりは優しく、深く沁み入る豊かなコク、そして潔い後味に思わずため息がもれます (о´∀`о)
「これぞ昔ながらの中華そば！」と言いたくなる懐かしさ。
「磨き抜かれ、洗練された」イメージ。
この一杯の中に、様々なものが実にバランス良く組上げられています^^
もしかして・・・かの傑作は、この麺からインスパイアされたのかも知れない（笑）」
スープの旨さも然ることながら、関東軒と言えばこの麺も大きなチャームポイント！
チュルチュル＆プリプリの中太平打ちちぢれ麺が、たまらなくウマイっ♪(´ε｀ )
ちょっと他所ではなかなか味わえない、この独特の食感。
怒られるかも知れませんが、敢えて乱暴に言うと・・・
かの傑作、”カップヌードルを極上の生めんに仕上げたら” こんな感じになるのかも (^^ゞ
官能的とさえ言える口当たりの良さは、山形や福島などの極上手打ち麺に通ずるようなイメージもあります。
食べていて幸せを感じますね^^
しっかりとした肉感とコクを楽しむチャーシューと、上質メンマが脇を固める
チャーシューはサイズこそ適度ですが、なかなか厚みのあるものが2つ。
しっとり柔らかなタイプではなく、しっかりとした肉感とコクを楽しむ仕上がりです。
素材の良さと仕事の丁寧さを感じさせるメンマも旨し (^o^)
これならメンマ嫌いな人も楽しめるのではないでしょうか。
次回はワンタンをプラスしてみようかな～♪
おだやかな雰囲気の中に、みなぎるような気迫を感じる旨さ！
とんこつ文化に飲まれない、まさに柔よく剛を制す一杯だと思います。
佐賀市内の人気店は、とんこつのお店がズラリ。
しかし唐津市内では、とんこつと醤油系が共存する状況。
関東軒が育んだ文化が、次世代へと着実に広まりつつ・・・
自らも輝き続けているというイメージです (^o^)
支那そばの旨さに次なる一歩が踏み出せないのですが・・・
次回は是非とも和風ラーメン＆とんこつを！
未食の餃子も味わってみたいと思います^^
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