中央区銀座にある、「銀座 八五」 をご紹介します。
名店と誉れ高い 「中華そば 勝本」 「つけそば 神田勝本」 を生み出した店主さんが手掛ける新ブランド。
2018年12月にオープンしました。
店主さん自ら 「勝本の最終章」 とまで表するなど、並々ならぬ想いを込めて生み出された注目の存在です!
こちらで供される中華そばは、なんと ”タレを使わない中華そば”
お店の出で立ち。サービスのクオリティ。当然ながらその味も。
いくつものサプライズに出会える、ワクワク&ドキドキの大人のためのお店です!
2019年4月 中華そば
懐かしさ&親しみやすさと、極めて洗練された印象を併せ持つ、衝撃の美味!
こちらのお店を知ったのは、著名なラーメン評論家 山路 力也さんが書かれた こちらの記事 にて。
「これはメチャメチャ気になる!次回、東京に行ったらマストで行かねば♪」
一読して、そう心に決めておりました (^^ゞ
しかしいざ訪問が近づき、アレコレ見ていると…
早くも凄まじい人気ぶりで、相当な行列を覚悟しなければならない模様(汗)
更に加速する興味と、ちょっと引けちゃう腰^^;
どちらが勝つかといえば言うまでもございません(笑)
お店から近くのホテルにチェックインし、テクテクと歩くこと10分ほど。
満を持して訪問して参りました。
アクセス
最寄り駅は、東銀座・新富町・築地の3つ。
昭和通り 銀座東2丁目から築地方面へ2分ほど歩くと、右手にお店があります。
店舗外観
こちらは暖簾が掛かる前のファサード。
高級割烹か、お鮨屋さんにしか見えない ”凛” とした佇まいです^^
「超人気ラーメン店は、夜営業のスタート時が一番の狙い目!」
というメンムスビ的経験則に基づき、夕方のオープン狙いで出発するつもりが…
”眠りをデザインするホテル” のレインシャワーにハマって、大幅に出遅れ(汗)
到着できたのは夜営業開始17時の、僅か30分前。
が…ラッキーなことに、誰もおらずあっさりとポールをゲット (^^ゞ
お昼に ”2時間半待ち” という話も目にしていたので、ラッキーでした♪
しかしオープンが近づくに連れ、ダダ~っとお客さんが。
あ、危なかったぁ…
17時ちょうど、暖簾が掛かってオープンです。
おしながき
こちらは2019年4月時点のお品書き。
入ってすぐ左手に券売機があるので、お店に入る前にチェックしておくとスムーズです。
麺は ”中華そば” 1本!
なんと1杯=3,000円!! という ”季節のそば” もありますが、この時点では未登場でした (^^ゞ
サイドメニューはご飯・肉ご飯のみと非常にシンプルです。
懐かしさ&親しみやすさと、極めて洗練された印象を併せ持つ、衝撃の美味!
オーダーから5分足らずでスムーズに着丼。
こちらがデフォの 中華そば です。
欲張りな僕が敢えて特製ではなく、最もシンプルなメニューをオーダー。
この立地で、研ぎ澄まされた最高の一杯を850円(=八五)で味わってみたいという思いです^^
キラキラと輝く黄金色のスープは、まるで極上のコンソメスープのよう♪
ラーメンを前にしてこんなにドキドキすることは、極めて稀なこと。
心を落ち着けて、スープをひと口…う、美味いっ╰(*´︶`*)╯♡
どこか懐かしさ&親しみやすさと、極めて洗練された印象を併せ持つ、衝撃の美味!!
「きっとひと口目は薄味で、飲むほどに…」 と思い込んでいたのですが、ひと口目から途方も無い美味が押し寄せます。
冒頭でも書きましたが、「こちらのスープはラーメン作りでは当たり前の ”タレ” を使わない」 という極めて珍しい一杯。
しかも飛騨高山ラーメンのように鍋で醤油を合わせているという訳でも無く…
なんと、名古屋コーチンやフランス産の鴨、ドライトマトや貝等々、旨味の塊のような素材を巧みに用い、
”イタリア産のプロシュートの旨味と塩味”、そして少量のゲランドの塩を用いて仕上げているとのこと。
「先に合わせているといった次元ではなく、本当に ”タレ” というものを使っていないんだそうです!」
心から驚きました (^^ゞ
ウンチクが長くなってスミマセン^^;
どうやって作ったかが大事な訳では無いでしょうが、この味を知った後に改めてこの話を読むと…
その驚きは、何倍にもなりました♪
合わせるのは、勝本が御用達という ”浅草開花楼” 謹製の細麺。
驚くほどしなやかで口当たりが良く、優しくスープに寄り添いながらも気品ある佇まいにドキドキ。
この時僕の頭をよぎったのは、あの巨匠が残したフレーズの逆バージョン 「スープは男、麺は女」 というものでした。
こんなに自然でありながら、気品溢れる麺があるとは…♪( ´▽`)
具材は肉質も調理も素晴らしい、リッチで極旨なチャーシュー。
こんなに極太なのに痺れるほど品のあるメンマ。
そして美しく、全体を引き締めまとめてくれるネギ。
そして、「このペッパーの香り高さは只事ではない♪(´ε` )」
と思っていたら、高級フレンチなどに使われるマダガスカル産の ”ペッパーキャビア” というものだそうです。
胡椒にここまで驚いたのはその昔、今は無き MEN-LABO(メンラボ)@西中洲 で食べた ”世界一のブラックペッパーのラーメン” に用いられたもの以来ですね (^^ゞ
そしてもう一つ、必ず紹介しておきたいのがこちら。
サービスとして供される ”加賀の水出しほうじ茶” です。
これがまた、シビれるほど美味いっ!
最高の中華そばのエンディングに相応しい、最高の余韻を与えてくれます。
こんなに美味しいなら、別料金だって…と思うものを惜しげもなく供するスタイルに、ただただ驚きです^^;
こちらは別の日に食べた、セカンドブランド 「つけそば 神田勝本」 のつけそば。
旨味が存分に詰まった円やかだけどキレのあるスープで、2種の麺を味わう至極の逸品。
こちらも素晴らしいです^^
実は1stブランドの 「中華そば 勝本」 だけ未訪なので、必ずや訪れてみようと思います。
最高の一杯を味わい、最高の余韻に浸りながら、僕にはどうしても解せない思いが。
・こんなにも素材にこだわって、手間暇をかけた最高の一杯。
・お店の方は5~7人ほど、それぞれが真剣に一杯と向き合いサービスも素晴らしい。
・キモチが高まる高級感ある店づくり、席もゆったりとした広さ。
・しかも、銀座という立地!
これだけの条件が揃って、デフォは 1杯=850円!?!?
どこかで 「本当に良いんですか^^;?」 という気持ちさえありました(笑)
これはもはや 「美味しいラーメンを食べた」 という次元ではない。
「1,000円以下で体験できることの最高峰」 なんだと思います!
いつか3,000円のラーメンが登場した暁には。
ぜひとも胸を張って、それも味わってみたいです♪
きっと僕は、「3,000円のラーメンなのに、おそろしくお値打ち!」 という体験をするはず。
想像するだけでワクワク&ドキドキするぅ~!!
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