能古うどん 長尾本店@城南区長尾
かしわごぼうセット(冷やしつけ麺・ごぼう天・かしわ飯)
うどん発祥の地と言われる博多には、様々なタイプのうどんがあります。
今回の「能古うどん」もその一つと申せましょう。
「古式切り麦製法」という独自の製法で作られる麺は、艶やかでコシのある細麺が特徴です^^
博多の定番、「太くて柔らか~~い」タイプの麺とは、また異なる個性をもった伝統あるメニューです。
キャナルシティ、デイトスのめん街道などでも頂けますが、今回は初めて本店を訪問してきました。
アクセス
小笹から樋井川へと抜ける、県道555号線沿いにお店があります。
長尾2丁目の交差点を過ぎ、3丁目の交差点手前辺りの右手です。
店舗外観
非常に大きなビルですな~^^;
こんな立派なうどんやさんは見たことが無いかも(笑)
お店の横には専用の駐車スペースがあります。
店舗内観
独特の形状の店内。
手前にはお座敷席とテーブル席が。
奥にもテーブル席と、厨房前にカウンター席があります。
週末の午後遅めに訪問したのですが、ウェイティングが多数出ており驚き。
結構待ってのご案内となりました。
おしながき
※クリックすると拡大します。
POPによると、大きく分けて「つけ麺(冷・温)」 「ぶっかけ(冷・温)」 「だし汁」 「鍋焼き」 という4つの食べ方があるとのこと。
※クリックすると拡大します。
様々なトッピングパターンに加え、セットメニューも豊富に揃います。
やっぱり能古うどんと言えば、つけ麺か冷たいぶっかけのイメージ。
という訳で、かしわごぼうセットと、肉玉ごぼう天うどんをオーダーしてシェアすることにしました。
吸い付くような艶やかさ♪ しなやかでコシのある細めの平打ち麺
基本茹でおきはしない、温冷問わず茹で上げた麺を〆る。
といった製法もあり、サーブ時間は結構長め。
パパっと食べて出るには向かないので、ゆっくり食べられる時がおススメかと思われます。
いよいよ登場。
こちらはかしわごぼうセットです。
選べるうどんは、冷やしつけ麺で。
ごぼう天とかしわ飯が付いてくる、定番のセットメニューです。
艶やかで美しい麺を、おツユに浸して頂きます。
ズルズルと・・・旨いっ^^
麺は吸い付くような艶やかさを持った、細めの平打ち麺。
口当たり、啜り心地共に上々で、しなやかコシを存分に楽しめます♪
ツユは九州らしい、やや甘味の効いたタイプ。
風味が良く、小麦の香りをしっかりと感じさせてくれます。
品良く揚がったごぼう天。しっかり味のかしわ飯もキッチリ旨し
少し食べ進んだら、ごぼう天と共に味わいます。
極薄にスライスされたごぼう天は、細めの麺とのバランスもなかなか。
薄くてもごぼうの風味はしっかりと楽しめます^^
かしわ飯はしっかり濃いめの味付け。
これまた博多らしい仕上がりです。
出汁の旨味をしっかり吸ったごはん、タップリの具材で間違いない旨さです♪
コスパはもう一歩? 安定感はバツグンの肉玉ごぼう天うどん
こちらは肉玉ごぼう天うどん。
ぶっかけタイプのメニューで、冷たい麺&冷たいツユの組合わせで楽しみました^^
おツユに溶け出す半熟玉子の円やかさがタマリマセンな♪
一方でやや牛肉がパサッとしたのが残念。
お値段的にもコスパという意味では、もう少しでした。
ただし味の面では安心感アリ。
黄身とお肉がツユの旨さを際立たせ、麺の旨さをしっかり楽しめます。
先日ご紹介した「みやけうどん@上呉服町」のような、ぷっくり&ぽよよんとした、伝統的なうどんとはまた趣の異なる旨さです (^^ゞ
”うどんと言えばこう!” と決め込まず、ニュートラルに味わうのが食べ歩きのコツ♪
それぞれが持つ魅力を、存分に楽しめます。
能古うどんは、「暑い時期」や「女性のお客さま」に特に喜ばれそう。
よろしければ是非とも一度、ご賞味ください。
掲載情報は訪問時、または記事作成時のものです。
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特に遠方から来店される際は、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお薦めします。
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昼総合点★★★☆☆ 3.7
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