中央区春吉にある、「濃厚担担麺 博多 昊(おおぞら)」 をご紹介します。
2017年12月オープン。
これまでとはひと味違う、新しいタイプの担々麺が楽しめるお店です。
4 柳橋麺合(2018年5月)
柳橋連合市場へのオマージュから生まれた一杯
フォトジェニックな担々麺が楽しめる、昊(おおぞら)に醤油ラーメンが登場したと聞きつけ行って参りました。
今回は12月のオープンから3度目の訪問。
2回目に食べた、汁なし坦坦麺(冷)のレビューも合わせてお送りします。
アクセス
お店の場所は、ホテルニューオータニの裏手あたり。
志成の流れを汲む 「麦衛門」 のスグ近くです。
少し先に行くと少し前にリニューアルを遂げた 「博多だるま 総本店」 があります。
店舗外観
木目調の大きな看板と、渋い風合いの暖簾が印象的。
正式名称は 「濃厚担担麺 博多 昊」 となるようです。
ちなみに 昊 = おおぞら と読みます。
おしながき
まずは入って左手の券売機へ。
おっと、結構メニューに変化があったようです。
従来の、胡麻担担麺 や 汁なし胡麻担担麺(温・冷)に加え・・・
今回のお目当てである 柳橋麺合(醤油ラーメン)
そして、麻婆辣麺 や 麻婆辣飯 なるメニューも。
ツマミ系メニューも少し増えたようです。
店舗内観
カウンター6席のみのシンプルな店内。
真新しいカウンター席は清潔感があります。
卓上調味料
卓上には、花椒・五香ラー油といったシビ&カラを増すアイテムに加え、内堀醸造の黒酢や米酢があります。
椰子ダレやゲランドの塩は水餃子用だそうです。
柳橋連合市場へのオマージュから生まれた一杯
いよいよ登場、こちらが 柳橋麺合 です。
お店からほど近い、博多の台所 ”柳橋連合市場” へのオマージュから生まれた一杯とのこと。
いわゆる醤油ラーメンですが・・・なんともシンプルな出で立ちに驚きです。
早速スープをズズっと・・・うん、ウマい。
鶏ガラスープに、秋刀魚節と、アゴ出汁を合わせているとのこと。
目が覚めるような華やかさやキレこそありませんが、ゆったりと素朴な味わいに心が和みます。
鶏油もグイっ効いており、軽さを感じさせないチューニングですね。
プリプリの中太麺との相性もなかなかイイ感じです。
具材は炙った角切りチャーシューと少量の青ネギのみ。
なんとも潔い構成ですがビジュアル的には少し寂しいかな?
チャーシューは結構しっかりめの食感。
個人的には少しジューシーさがあると尚良いな~と思います。
3 汁なし坦坦麺(冷)(2018年2月)
貴方は温?冷? 濃厚肉味噌とプリプリ麺がガップリ組み合う一皿
こちらは少し前に食べた、汁なし坦坦麺(冷)
初回に温かいタイプをいただいたので、2回目は冷たいものを。
卵白を練り込んだプリプリ麺は、冷やすことで更に食感が際立つ印象。
コシがありしっかりと主張する麺が、濃厚な肉味噌の旨さをガップリと受け止めてくれます。
個人的には温かい方が好みでしたが、これからの暑い時期はむしろコチラが嬉しいかも?
黒酢、山椒、辣油などで味変しながら食べ進めるとペロリでございます(笑)
汁なし担担麺について、詳しくは前回のレビューをご覧くださいませ^^
新作、柳橋麺合 はゆったりと落ち着いた味わいが魅力の一杯。
スープの味わいをしみじみと楽しむメニューだと思います。
なかなか個性派のメニューが揃うお店ですが、やはりまずは(汁ありの)胡麻担担麺から入るのがイチ押しかな~(^^ゞ
次回訪問した際は、未食の麻婆辣麺や麻婆辣飯を食べてみようかと思います。
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2 胡麻坦坦麺(2017年12月)
[toggles class=” style=”] [toggle title=’クリーミーなスープのキャンパスに花咲く♪ 旨味×香り×辛みのオーケストラ’ class=” style=”]
グランドオープンを控え、3日前から営業を開始しているとの情報をいただき早速お店へ。
初っ端から思い切って言っちゃいますが、僕は担々麺にはあまり魅かれないタイプの人間でございます^^;
決して嫌いな訳でないですが・・・
「正直言って、似通ったタイプが少なくない」
「That’s担々麺という感じの、調味料が先行するタイプが苦手」
というイメージが(汗)
もちろん好きで何度も食べているお店もあるのですが・・・
「よっしゃー!担々麺だ~♪(´ε` )」とはならないかなぁ~
・・・が、なんだかこのお店はビビッとくるものが♪
事前にチラ見した写真から、キニナルオーラ感がヒシヒシと。
こういう時の勘はきっとあたりますよ~
クリーミーなスープのキャンパスに花咲く♪ 旨味×香り×辛みのオーケストラ
入る時は誰も居なかった店内は一瞬で満員に。
手際よく調理され、まずは 胡麻坦坦麺 が登場しました。
なんとも美しいビジュアル。
こんなにフォトジェニックな担々麺には中々お目にかかれませんね (^o^)
鶏のスープにこだわりのゴマを合わせ、ブレンダーで円やかに仕上げて供される一杯。
早速スープを啜ると・・・お~っ、これはスゴイ♪
クリーミーなスープのキャンパスに、クッキリと鮮烈に浮かぶ香りと味のオーケストラ♪
香り高く口当たりの良いゴマの味わい、しっかりとしたボディを感じる鶏のコク。
そして点画のように散りばめられた、辣油と花椒が織りなす香りと辛み。
このバランス感が素晴らしい^^
徐々に肉みそが溶け込むことで、より一層豊かな味わいへと変化。
ナッツの食感とコクも大切なアクセントですね。
麺の旨さも特筆すべきポイント。
モチモチと存在感ある中太麺にトロリとスープが絡んでタマリマセンなぁ (^^ゞ
1 汁なし坦坦麺(熱)
[toggles class=” style=”] [toggle title=’ひと口ごとに変わる味と香りの万華鏡♪ 麺の旨さも特筆すべきポイント’ class=” style=”]
続いてこちらは、汁なし坦坦麺(熱)。
バリバリ寒い日だったので、流石に(冷)は選べず^^;
パッと見のビジュアルは、シンプルなパスタのよう。
食べ方の指南書に沿ってまずは麺をチョイと・・・おおっ、モッチモチの旨い麺やん♪
担々麺を食べて 「麺が旨いっ!」 という事はわりと少ないので、既にアドバンテージですな~
麺の下に潜むタップリの肉みそとゴマダレを、ぐわ~っと麺に絡ませてズルズルと・・・こりゃ旨いっ♪( ´▽`)
肉みそ&ゴマダレ、そして麺がそれぞれしっかりと主張しながらも絶妙の一体感に。
その旨さに引き込まれ、思わず箸が止まらなくなるほど(笑)
ウッカリすると一人で完食してしまいそうです。
ある程度食べてから黒酢をチョロがけ。
この黒酢がこれまた♪ 角の無い円やかな酸味とコクが更に一皿を旨くしてくれます。
花椒をパラリ、辣油もチョロっと。
混ぜずに頂くと、ひと口ごとに変化する味わい。
これはまさに汁なし担々麺の万華鏡やぁ~ (о´∀`о)
担々麺はむしろ ”汁なし派” の僕ですが・・・
これまでに食べた汁なしで3本の指に入る絶品でした!
肉みそめし
こちらは肉みそめし。
白ごはんの上に、特製の肉みそが惜しげもなくタップリと乗っています。
ちょっとお値段は張りますが、満足度は充分です^^
肉みそは濃厚で甘みが印象的。
シンプルな形で供されるので、花椒や辣油を好みでプラスするとなお旨いでしょう。
博多に数多の担々麺あれど・・・この一杯は唯一無二かも♪
目で、鼻で、舌で楽しめる、絶品の担々麺でした。
汁あり、汁なしどちらも絶品だと思います (^^ゞ
聞きかじりの情報ですが、こちらのお店のルーツは銀座の老舗洋食店にあるのだそう。
なんとも興味深いですね!
高級中華料理店にも引けを取らない、ハイセンスなビジュアルと味わい。
ラーメン店として考えるとややリッチな価格帯かも知れませんが、クオリティを鑑みるとむしろお値打ちだと感じます。
年内にリピして、汁なし(冷)も味わってみなければ^^
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掲載情報は訪問時、または記事作成時のものです。
メニュー・価格・サービス内容・営業時間・定休日などは、変更されている場合があります。
遠方から来店される際などは、必要に応じて事前に公式HPやお問合せにてご確認ください。
また訪問日とレビュー公開日には、タイムラグが発生している場合があります。
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