北海道旭川市にある、「らーめんや天金 四条店」 をご紹介します。
昭和27年(1952年)創業。
約70年の歴史を持つ、旭川ラーメンの老舗ブランドです
蜂屋や青葉と共に、旭川ラーメンのシンボル的な存在。
こちらの四条店に加え、あさひかわラーメン村にもお店があります。
ちなみに人気の 居酒屋 天金 はグループみたいですね^^
「スッキリ淡麗な醤油とは一線を画す。 この頼もしさこそ旭川醤油の醍醐味♪」
旭川と聞いて最初に思い出すのは、旭川ラーメン、そして旭山動物園。
という訳で、旭山動物園を訪れる前に、まずは旭川ラーメンの天金で腹ごしらえです (^^ゞ
アクセス
旭川駅から1キロほど。
表通りから、ちょっと路地に入った場所にお店があります。
店頭には駐車スペースが。
中途半端な時間にも関わらず、満車という盛況ぶりです。
道路を挟んで向かいにも、提携駐車場があります。
店舗外観
落ち着いた雰囲気のファサード。
イイ感じに打ち出された看板が目を引きます。
おしながき
こちらは2020年8月時点のお品書き。
正油、味噌、塩と、3大ジャンルが揃い踏みなのは札幌同様ですが…
札幌の主軸を味噌とするなら、やはり旭川は正油(醤油)でしょう♪
醤油、しょうゆ、正油…と、旭川のお店でも表記はバラバラですが…
なぜか旭川ラーメンでは、”正油” と表記するイメージがあります^^;
という訳で、もちろんオーダーの主役は正油としつつ。
今日は助っ人が居るので、塩と味噌もいただいてみました。
子供用&ハーフサイズの設定があるだけでなく、値付けも実に良心的。
一般的には、デフォの料金=-50~100円というイメージですが、なんと500円・550円と激安!
家族連れに対する深い愛を感じます♪
素晴らしいねぇ╰(*´︶`*)╯♡
いくらごはんや、山わさびごはんといった、北海道らしい飯モノにも魅かれますが…後があるのでグッとガマンです^^;
卓上調味料
卓上にはコショウと一味唐辛子が。
博多に比べぐ~んとシンプルな構成です。
メニュー① チャーシューメン 正油
スッキリ淡麗な醤油とは一線を画す。 この頼もしさこそ旭川醤油の醍醐味♪
こちらは チャーシューメン 正油。
肉肉しいチャーシューが敷き詰められた褐色のトーンと、青い丼のコントラストが印象的です。
表層を脂が覆うのでもうもうと湯気が上がることはありませんが、醤油ダレの香ばしい香りがグッとハートを掴みます♪
まずはひと口、ズズっと…うん、旨いっ (o^^o)
豚骨を主軸に鶏などを合わせて炊き上げたというスープ。
その出汁感と醤油ダレ、油のバランスが絶妙にマッチしています。
脂を活かしたパンチのある味わいは、札幌醤油とも通ずるものがありつつ…
こちらは醤油ダレの円やかさとキレで、もう一歩抜きん出るイメージ。
脂が重要な存在であるのは札幌と同様ですが、こちらの方がよりマイルドかな?
脂の使い方が違うのかも知れませんね。
どこか純朴でおとなしい印象だけど、実は懐が深くて頼もしい!
そんな印象です (^^ゞ
合わせるのは中太・低加水のちぢれ麺。
同じ低加水であっても、僕らが食べ慣れた九州の麺とはグッと異なる趣があります。
プリっと&ムチっと、なんとも独特の歯切れが面白い^^
打ち出し強めのスープと、意外にガップリ噛み合っています。
表層にイイ感じで脂が浮かぶので、脂身控えめのチャーシューとのマッチングも上々。
噛み応えある食感と、麺の歯切れのコントラストも楽しいです♪(´ε` )
メニュー② ハーフラーメン 塩
こちらは ハーフラーメン 塩。
スープの香りと味をズバッと楽しめる仕上がりが印象的 ♪( ´▽`)
存在感ある中太麺とも、なんなくハマる懐の深さ。
クリアな淡麗系塩ラーメンとは異なる、どっしりと頼もしい味わいが特長です。
もちろん脂のチカラも大きいでしょうが、ベーススープのダシ感の存在が大きいのかも?
かなり気に入りました!
メニュー③お子様ラーメン 味噌
こちらは お子様ラーメン 味噌。
ふんわり柔らか、ふくらみのある味わいがイイですね~^^
個人的にお薦めの順番を挙げるなら、正油→塩→味噌 ですが、こちらもクオリティは充分。
札幌の味噌に比べ、おだやかな味わいに好感が持てます。
醤油、味噌もモチロン旨いですが…
やはり旭川ラーメンらしさを一番感じられるのは正油!
きっと気分と先入観だけではない…ハズ(笑)
全国的に ”醤油ラーメン” と呼ばれるタイプとは一線を画す一杯。
一度味わえばきっと、旭川ラーメンの矜持が伝わると思います (о´∀`о)
ちなみに日本の三大ラーメンと言えば?
・札幌ラーメン(北海道)
・喜多方ラーメン(福島)
・そして我らが、博多ラーメン(福岡)
ですが…
北海道の三大ラーメンとなると?
・札幌ラーメン(主に味噌)
・旭川ラーメン(主に醤油)
・函館ラーメン(主に塩)
というイメージが一般的。
去年は喜多方を訪れて、「坂内食堂」 をはじめ…
まこと食堂、食堂なまえ、喜一、あじ庵食堂といった喜多方ラーメンを堪能したので
※喜多方ラーメン
坂内食堂(肉そば)
まこと食堂(中華そば)
食堂なまえ(中華そば)
喜一(日本海藻塩チャーシューメン)
あじ庵食堂(こってりチャッチャ しょうゆ)
今年は北海道の三大ラーメンを、札幌→旭川→函館で♪
もちろん博多ラーメンは、日常的に食べとりますので(笑)
これで三役揃い踏み (^^ゞ
最近はお取り寄せラーメンも色々と楽しんでいますが…
北海道のラーメンは、お土産ラーメンの文化が強いせいか少ない印象。
半生&乾燥麺&濃縮スープのタイプは、メンムスビのお取り寄せ 基本レギュレーションから外れるので、なかなかご縁が無く(汗)
こうして現地で食べられるのは嬉しい限りです。
天金も乾麺タイプは、ネットで販売されているんですよね~^^;
遠くに居ながら手に入るシアワセと、現地に来てこそのシアワセ。
どっちがいいかは悩ましいところですね (^^ゞ
https://www.instagram.com/p/CE1IJ01AiPJ/?igshid=wlr6gemmij3t
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