博多区美野島にある、「博多豚骨拉麺 一順」 をご紹介します。
「ラーメンを五感で楽しむ」 をコンセプトとして、2019年12月にオープン。
福岡県産小麦 ”ラー麦” を使用した、とんこつラーメンが味わえます。
1 ラーメン(2019年12月)
どこか昔懐かしいベクトルを表現しつつ、確かなブラッシュアップ感ある一杯
既にとんこつラーメンの老舗・人気店が数多くある上に、近年は”非とんこつ” が台頭してきたこともあってか…
既存店の支店などを除くと、とんこつラーメンの新ブランドは中々登場しなくなっている印象があります。
福岡のお客さんは新ブランドに一定の興味を示しつつも、馴染みのお店・長く愛される老舗を推すイメージが^^;。
一方で今まで馴染みの無かった醤油ラーメンなどは、クオリティが高く地元に根差したスタイルでいくと、中心街でなくとも根付いてきている印象です。
そう考えると、とんこつラーメンの新ブランドを立ち上げるのは容易ではないと思います。
アクセス
百年橋通り、美野島交差点よりもう少し、那の川寄り。
福銀のある交差点を竹下方面に200メートルほど進むと、左手にお店があります。
目の前にはサニー美野島店が。
駐車場は無いようなので、ここで買い物をしていく手もあるかと思います。
近隣には 「支那そば やっちゃんち」 「ラーメン住吉亭」 「海鳴食堂」 といったラーメン店があります。
店舗外観
白を基調とした看板や、幟などが並ぶファサード。
「ラーメンのために生まれた ラー麦」 のロゴが打ち出されています。
おしながき
こちらは2019年12月時点のラインナップ。
ラーメンはシンプルにとんこつ1本。
この時点ではオープン特価で、ラーメンが340円になっていました。
チャーシュー丼やネギポン餃子も気になったけど、この時点ではまだ未提供でした^^;
店舗内観
こちらでは、食券を渡す際にオーダーシートを記入する仕組み。
硬さやこってり度は一般的ですが、予め5種の薬味を選ぶという珍しいシステム。
刻みニンニク、刻みショウガ、刻みタマネギ、辛味噌、辛子高菜を、無し~多めまで選べます。
少々悩みましたが、ひとまず全て普通にしてみました^^;
卓上調味料
卓上にはコショウとゴマが。
先ほどの薬味をテーブル調味料とせず、オーダー時に反映するのは狙いがあってのことかも?
…マーケティングかな(^^ゞ?
どこか昔懐かしいベクトルを表現しつつ、確かなブラッシュアップ感ある一杯
まずは小皿で薬味が登場。
しまった…(汗)
勢いに任せて全部普通にしたけど、一杯で使い切るには多すぎました^^;
お目見えしたラーメンはこんな感じ。
大判の円いチャーシューが、インパクト充分ですね^^
それではスープをひと口…うん、ウマいっ♪
ふわりとトンコツフレーバーが立ち上る褐色のスープは、ギュっとトンコツの旨味が。
タレの塩梅もイイ感じで脂っこさ控えめです。
コンセプト通り、どこか昔懐かしいベクトルを表現しつつブラッシュアップ感も。
きちんと個性は立たせつつ、幅広いお客さんが楽しめそうです^^
合わせるのは、ラーメンのために生まれた小麦=ラー麦 を用いた細麺。
滑らかな舌触りとモチっとヒキのある仕上がり、風味豊かでウマイ麺です。
ラー麦の良さがしっかり現れていると思います (^o^)
具材は大きな円いチャーシュー、キクラゲ、ねぎとシンプル。
しかしそれがイイ (^^ゞ
チャーシューはトロリと柔らかで実にウマイ♪
この感じだと、チャーシューごはんもきっと間違いないでしょうなぁ~
さてさて、問題の薬味ですが(汗)
やり過ぎたなぁ~と思いつつ、「どの順序で投入するのがベストか?」 プレーンに味わいつつ思案します。
そして30%程食べ進めてから、生姜→ニンニク→玉ネギ→辛味噌→辛子高菜 の順でイン。
あまり混ぜずに味わったので、思ったほどカオスにならなかったものの…もう少し絞り込むべきだったかな^^;
接客の雰囲気は柔らかですが、どこか硬派な世界観を表現したイメージ^^
既にキチンと仕上がっている印象ですが、ここから更に面白いお店かも?
どちらかと言えば地元密着型で日常にす~っと溶け込むイメージですが、わざわざ訪れるファンも獲得しそう。
しばらくしたら再訪してみようかと思います。
次回は薬味のチョイスに注意するとしよう(笑)
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