中央区高砂にある、「中華そば 寿限無」 をご紹介します。
2017年8月オープン。
一幸舎出身の店主さんが営む中華そばのお店です。
福岡ではなかなかお目にかかれない、どこかノスタルジックな魅力を楽しめる ”中華そば専門店”。
塩やつけ麺などは置かず、醤油 ”一球入魂” で営業されています。
3 味玉らーめん+激辛キムチ(2019年10月)
落ち着きと華やかさ。懐かしさと目新しさがさりげなく調和した粋な一杯♪
「ふとあの味を思い出すと、なんだか無性に食べたくなる」
寿限無の中華そばにはそんなヒキがあります。
今日はふくめん2号が居ないから、「どこに行こうかな~?」 と思っていた時ピ~~ンと♪
迷わずお店に向かいました。
アクセス
高砂1丁目の路地の中。
FBSの斜向かいにあるセブンイレブンの横から入った少し先にお店があります。
最寄りには、
中華そば 鶴と亀や、行列カレー店 GARAMなどがあります。
店舗外観
シブい雰囲気のファサード。
何といっても目を引くのは、子どもの背丈より大きな提灯!
これはインパクトあります^^
おしながき
食券制なので、まずは入って右手の券売機へ。
こちらは2019年9月のラインナップです。
メニューは基本、中華そば一本!
チャーシューや味玉トッピングはありますが、極めてシンプルな構成です。
太めの麺を使用しているので、替玉・硬さの指定は無し。
タップリ食べたい人は「大盛」を選びましょう。
バリエーションの幅が広くなった福岡のラーメンシーンでは…
そろそろお店を問わず 「カタメン」 とオーダーするは、避けたほうが良さそうです^^;
席についてみると…こんなPOPが。
一瞬魅かれるも…「ムム~っ、ここの中華そばに激辛キムチ!?」
ちょっと違和感を感じつつも、「これだけこだわってラインナップを絞っている店主さんが置くということは…」
”有り”だからに違いないと思い直し、こちらもいただくことにしました (^^ゞ
店舗内観
木目をふんだんにもちいた清潔感のある店内。
非常に立派なカウンター席のみでの展開となるようです。
何といっても驚きは店内BGM!
落語好きな店主さんのようで、BGMに落語が流れる粋な雰囲気です。
卓上調味料
卓上にはシンプルにコショウのみ配置。
やっぱコショウはギャバンですな~♪
シャレた缶なので、海外のブランドだとばかり思い込んでいたら・・・
実は日本のメーカーと知って、むしろ愛着が湧きました (^^ゞ
落ち着きと華やかさ。懐かしさと目新しさがさりげなく調和した粋な一杯♪
こちらは 味玉らーめん。
いつもながら、キチッとキレイに盛り込まれたビジュアルが好印象です^^
着丼と同時に鼻腔をくすぐる、醤油スープの良い香りが♪
動物系と魚介系の旨味が効いたスープは、優しくも力強い味わい。
グリグリ&キレッキレのハイパーな味わいではなく、ゆったりじっくりと楽しみたいタイプです。
さりとて単にクラシカルな一杯かと言われれば、そんな単純なものではなく。
落ち着いているのに控えめな華やかさを持ち、昔ながらのトーンと現代的なセンスをさりげなく調和させたイメージです (o^^o)
合わせるのは製麺屋慶史謹製、結構太めのエッジが効いたストレート麺。
モチモチとした弾力感を楽しめる麺は、噛むほどにスープとの一体感が生まれます。
デフォでも麺量タップリなので、ラーメン一杯でもしっかりとした充実感が。
気軽に大盛にしたら、小食の方にはキビシイと思います。
寿限無では毎回、味玉入りを味わうのがお約束。
・ガッツリ厚手で食べ応えあるチャーシュー
・心地良い食感を楽しめ、特有のくさみを感じさせないメンマ
・彩りも鮮やかなホウレン草&ナルト
・風味豊かな海苔
・スープの熱でほのかな甘みを生み出す白葱
彩り・食感・味わいが充実した構成です^^
さてさて、それでは気になるアイテム、激辛キムチ へ。
ちなみに ”激辛” は大げさな形容詞では無いようで、オーダーした際に2~3回店主さんに
「かなりの激辛ですが大丈夫ですか?」 と聞かれました^^;
見た目は艶やかで旨そう。
真っ赤というよりはオレンジがかった色あいで、「本当にそこまで辛いのかな~?」 という印象。
ひとまずそのまま食べてみると…ウホホ~確かに辛いっ(笑)
ただ辛さだけでなく旨味もあるので、食べていてツラくなるようなチューンではありません。
中華そばを半分ほど食べて…
まずはすくったスープと共に、レンゲにのせて味わい、
さらに食べ進めてから、スープに投入して楽しみました。
「マストでいっとくべきアイテム」とは思いませんが、寿限無の一杯を新たな角度から楽しむことができると思います^^
中華そばはいつもながらの安定感♪
激辛キムチは戸惑いましたが、思いのほか楽しめました (^^ゞ
まだまだ新しいブランドなのですが、どこか老舗の様な風格も。
じっくり、ゆったりとこの味の様に、長く愛される存在になるんだろうなぁ~
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2 味玉らーめん(2018年2月)
[toggles class=” style=”] [toggle title=’詳しいレビューはタップ’ class=” style=”]
オープンから早半年。
多くの麺ファンが訪れている様子をSNSなどで拝見していると、リピしたくなり久しぶりに行って参りました。
誰もが楽しめるバランス感。ボリュームも美味しさのうちというくらい満足感の高い一杯♪
久しぶりのご対麺。
と言っても、間で1回訪問しているので3ヶ月ぶりくらいかな?!
キチッと盛り込まれたビジュアルが好印象です。
着丼時点から鼻をくすぐるスープの良い香り♪
一口目からガツンと言うよりは、飲み進めるほどに旨さが加速していくタイプです。
動物系と魚介系のダシは、優しくも力強い味わい。
オープン当初の方がより醤油ダレがクッキリ効いていたイメージです。
今はスッと身体に染み込むようなバランス感で組み立てられている、そんな感じかな!?
麺は結構太めのエッジが効いたストレート。
モチモチとした食感が、噛むほどにスープの旨味と相まって旨さを加速させます。
結構ボリュームもあるので、デフォでもかなり満腹に。
これで大盛にしたら、お腹がエライことになっちゃいそうです(笑)
今回は味玉らーめんにしたので、玉子がプラス。
デフォでもチャーシュー、メンマ、ほうれん草、のり、ねぎ、なるとと充実した構成です。
玉子はマルっと1個入っており、割ると絶妙なトロリ感の黄身がお目見え。
半分はラーメンと、もう半分はご飯をオーダーしてごはんと一緒に食べても良さそうです。
チャーシューは結構厚めカットのものが2枚。
ホロリと肉感のバランスが絶妙です。
メンマやホウレン草なども、異なる食感や味わいが楽しめて一杯を通じて飽きませんね♪
スープが染みた白ネギがこれまた美味しいんですよね~。
今回も楽しめました。
ズバッと明快なタイプが好みですが、より誰もが楽しめるチューニングかと思います。
でもホント、福岡で色んな醤油ラーメンが楽しめるようになりましたね~(*^▽^*)
一口に「醤油ラーメン」と言っても、醤油が強いタイプ、ダシ感を打ち出したタイプ、バランスの良いタイプなどなど。
自分好みの一杯を探せるほど、福岡にはたくさんの醤油ラーメンを提供するお店が登場しています。
ぜひ貴方好みの一杯を探してみては如何ですか?(*´▽`*)
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1 味玉らーめん(2017年8月)
[toggles class=” style=”] [toggle title=’素直で心和む味わいに思わず頰が緩む♪ 懐かしさとアグレッシブさを併せ持つ一杯’ class=” style=”]2017年8月にオープンしたばかりのニューカマー。
一幸舎出身のご主人が営む、中華そばのお店です。
8/15(火)いよいよオープンとの情報を聞きつけ、早速訪問してきました。
素直で心和む味わいに思わず頰が緩む♪ 温故知新の中華そば
太めの麺を使用しているので、少々茹で時間が必要です。
いよいよ登場。
おおっ! なんともステキなビジュアルですね~
ナルト、メンマ、海苔などが、グッと世界観へと引き込みます。
ではではスープをズズっと・・・うん、旨いっ♪
ゆったり穏やかな口あたりと、深く力強い旨味がバランス良く折り合った一杯。
思わず頰が緩んじゃいますね ( ´▽`)
どこか懐かしい雰囲気だけれど、古さは微塵もナシ。
動物系&魚介系のダシ感がバランス良くまとまり、醤油ダレがズバッと輪郭を描きます。
これは思い切ったチョイス! ツル&モチ感を楽しめる太めの麺がイイ
麺は結構太めのストレート。
スクエアな形状で、非常に食べ応えある食感です。
ツルリと滑らかな口当たり、モッチリもちもちと小麦感を楽しめる仕上がり。
なかなか思い切ったタイプですが、これは非常に面白いバランス感♪
個人的に好きなタイプです (^^ゞ
もちろん一幸舎グループ ”製麺屋 慶史” 謹製。
慶史のFacebookによると、麺量は160gもあるとのこと!
デフォが大盛サイズなので、お腹一杯になれます。
食べ応え抜群のリッチな味わい。 ロールチャーシューがこれまたバリウマ
ロールチャーシューは口の中でホロっと解ける柔らかさ。
かなり厚手で、非常に食べ応えあるリッチな味わいです♪
筋やくさみなど感じさせない上質なメンマ。
味玉の仕上がりも、まさにジャストでした^^
スープが染みた海苔がこれまた、たまらなくウマいねぇ~
ちゃーしゅーめん
こちらは僕のデフォである、ちゃーしゅーめん。
厚手のチャーシューが実に6枚も乗った、ヘビー級のメニューです(笑)
ちゃーしゅーめんは1,050円と4桁プライス。
しかし、2枚=200円で追加することも可能みたいです。
ということは?
デフォ 750円+300円で全6枚に。
つまりは1枚分おトクということに♪
ゴハンとセットで味わうか?
味玉入りにして豚丼と味わうか?
悩ましいなぁ~(^^ゞ
1枚の満足度が高いので、余程の食いしん坊さんでなければ2枚プラスで十分かも(笑)
ミニ豚丼
という訳でウッカリ・・・こちらはミニ豚丼。
どんだけ豚被りのオーダーやねん(汗)
さすがにやりすぎました^^;
好きやわぁ~♪
どこかノスタルジックかと思いきや、ガツンと打ち出しの強いものが登場。
予定調和に収まらないスタンスが実に僕好みです (^o^)
醤油ラーメン人気に火が付いた今だからこそ!
是非とも味わって欲しい意欲作ですね。
既にハイレベルな仕上がりですが、更なる進化まで期待できそうなお店。
追っていきたいと思います。
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