中央区大名にある、「博多 くまちゃんらぁめん」 をご紹介します。
FBS 「頑張るキミに花束を!」 の崖っぷちラーメン店復活プロジェクト の舞台となった 「油山とんこつ研究所 くまちゃんラーメン」 が、2018年4月に城南区神松寺から大名に移転してリニューアルオープン。
新たなスタートを切りました。
キレイな店内でいただける、クリーミーなとんこつラーメンは女性にも人気です。
4 クリアとんこつ【限定】(2019年10月)
のりネギごはんも付いて680円! くまちゃんの清湯とんこつはウマくてお値打ち
福岡のラーメンにおける現在のトレンド・キーワードと言えば、やはり ”清湯とんこつ” でしょう。
「実はその昔のとんこつラーメンは濁っていなかった」
「白濁したラーメンは、後に偶然誕生したもの」
といったエピソードが背景にありつつ…
現代においても 「来々軒@宮若市」 などごく一部の店舗で提供されてきました。
こうして一部の層だけに留まらず、ここまでその知名度が高まったのは、やはり 「来来@飯塚市」 の存在が大きいと思われます。
「支那そば 月や@店屋町」 は、セカンドブランドとして2018年9月に 「豚そば 月や@中洲」 をオープン。
更に限定メニューとして提供するお店も少しずつ登場。
こちらの くまちゃん でも、10~12月のメニューとして提供されています。
アクセス
数多くの飲食店が軒を連ねる、大名の路地の中。
大正通りを赤坂から警固方面へ。
大名1丁目の交差点を左折し、50~60メートルほど進むと左手にお店があります。
以前は 「博多一幸舎 大名本家」 があった場所です。
店舗外観
紅白を基調とした明るい雰囲気のファサード。
くまのキャラクターがキュートですなぁ~^^
おしながき
食券制なので、まずは入って左手の券売機へ。
こちらは2019年10月時点のラインナップです。
ラーメンはとんこつベースの3種が提供されています。
①クリーミーとんこつ
②旨辛
③醤油とんこつ
餃子やチャーシュー丼に加え、チャーハンやツマミ系メニューもあり。
オトクな平日限定ランチセットも提供されています。
替玉60円、大名ギョーザはなんと8個で200円とお値打ち!
お腹が減っていなくても食べておくべきレベルのおトク感です(笑)
そして折々で限定麺も登場。
現在は ”クリアとんこつ” が10~12月のメニューとして提供されています。
※10/24~クリアとんこつの提供は ”18時以降” になった模様です
店舗内観
内観はほぼ一幸舎時代を踏襲。
カウンターがメインですが、手前にはテーブル席もあります。
壁面には山笠のシーンが華々しく描かれています。
壮観ですね!!
卓上調味料
卓上には定番アイテムが並びます。
のりネギごはんも付いて680円! くまちゃんの清湯とんこつはウマくてお値打ち
まずは新作、クリアとんこつ から。
黄金色に輝く、透明度の高いとんこつスープ。
丼からはふわりと良い香りが漂います^^
まずはスープをひと口…うん、旨いっ♪
スムーズな飲み口、しっかりとしたコク、そしてスマートな余韻。
清湯とんこつらしさをキチっと楽しませてくれる旨いスープです (^o^)
ドロリとした濃厚さ、ザラリとした骨粉感、特有のフレーバーはナシ。
脂感は適度にあるので、アッサリ=物足りない ということもないと思います。
スルリ&モチモチとした、製麺所慶史謹製の細い麺もスープにピタリと。
青ネギは結構香りが強いので、後半からプラスして変化を楽しみます。
〆は無料で付いてくる ”のりネギごはん” でスープ割りに。
この立地でここまで楽しめて 680円 という値付けは、かなりお得感がありますね♪( ´▽`)
3 味玉入りクリーミーとんこつ(2019年10月)
しっかりボディとスムーズな飲み口。 くまダレがスープの旨味を際立たせる♪
こちらは 味玉入りクリーミーとんこつ。
キメ細やかなクレマに覆われた一杯からは、豊かな香りが立ち上ります。
旨味がギュっと詰まったスープはシルキーで上質。
なかなかの濃度ですが単に重いのではなく、ボディはしっかりしつつスムーズな飲み口が特長です♪(´ε` )
チャーシューに少量かかった ”くまダレ” が味わいに更なる抑揚と変化を。
食べ進める中で次第に味わいが変化していくのも楽しいです。
黄金チャーハン
こちらは 黄金チャーハン。
しっとり、ふっくらとした仕上がりでクリーミースープとの相性もなかなかです^^
お値打ち感でいくと他のサイドメニューに軍配が上がりますが…
「今日はチャーハンが食べたいっ!」 という日もありますからね~(^^ゞ
ハーフ餃子
こちらは ハーフ餃子。
くまちゃんの餃子は、福岡のラーメン店の中でも上位の存在だと思います。
しかも平日ランチでは、
8個のフルサイズ or ハーフでゴハン付き =200円!
是非ともランチタイムにお試しあれ^^
新作、クリアとんこつはキッチリと確かな仕上がり。
デフォのクオリティもやはりしっかりとしたものでした♪
清湯とんこつがジワジワ人気と知名度を高めていくなか…
そろそろ心配なのは、「清湯とんこつって…塩ラーメンとは違うの?」 というピュアな質問^^;
しかもまさに今現在、阪急の催事に 「あじさい」 が来ていたりして(笑)
そもそも、醤油・味噌・塩 といったタレ系でカテゴライズされる仕組みが多かった中で…
”とんこつ”はスープのベースが軸として謳われる流れだからですね(汗)
とは言え改めて考えてみると、”煮干し” だって ”鶏白湯” だってスープ系のカテゴライズ。
個性や多様化という視点から鑑みれば、スープ系で分けた方が良いのかも?
イマドキは多種多様なアプローチがあるので、充分成り立ちそうです。
閑話休題。
提供時間が変わり(18時~)ややハードルが高くなってしまいましたが…
「くまちゃんの清湯とんこつはやはり押さえておきたい!」 という方はお見逃しなく (^^ゞ
少しずつ増えているとはいえ、まだまだレアものですからね~
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2 塩とんこつ(2018年12月)
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「そろそろリピしようかな~」 と目論んでいたら・・・
”新たに 塩とんこつ を発売します!” との情報が。
まさに渡りに船♪(´ε` )
今回は一人でサクッとリピートしてきました~
スープの旨さをズバッとストレートに。 スッキリ&素直な味わいの塩とんこつ
こちらが新作の 塩とんこつ。
インスタ映え(笑)を想定し、とろとろ味玉子をプラスしてみたところ・・・
ぎょえ~、丸々インのパターン (´;ω;`)ウゥゥ
めんむすび1号&2号は、玉子をカットして欲しいタイプなのですがみなさんなどうでしょうか^^;
気を取り直しスープをズズっと・・・うん、ウマイっ。
ほど良くコクのあるとんこつスープを塩ダレ?で仕上げた、サッパリ系のチューニング。
以前いただいた醤油ベースの一杯とは、かな~り趣が異なります。
スープの旨さをズバッとストレートに味わえるイメージ。
シンプルで素直な反面、やや抑揚は控えめな印象もありますがこれもウマイですね(^o^)
麺はカタでオーダー。
するりスムーズな啜り心地と、サクッと明快な歯切れの良さがイイ感じ。
しっかりとヒキも楽しめる旨い麺です♪(´ε` )
スープの味わいを活かすチャーシュー、ネギ、くまちゃんマークの海苔が乗ります。
あっさり仕立ての味わいなので海苔の風味が際立ちますね~
なんせ ”塩とんこつ” は大好物 (о´∀`о)
また新たな一杯を、くまちゃんで楽しむことができました♪
”塩とんこつ” と銘打って供されるのは結構レア。
先日ご紹介した 「幸心堂@大野城市若草」
知る人ぞ知る 「ラーメン 味心@博多区春町」
など、一部のお店で提供されています。
ぶっちゃけ言いますと、塩とんこつとは謳われていないものの 「長浜ナンバーワン」 「しばらく」 などは、そっち系のタイプだとは思いますが (^^ゞ
スッキリウマイとんこつラーメン。
年を取るほど旨くなります(笑)
1 醤油とんこつチャーシューメン(2018年4月)
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神松寺の店舗が移転する少し前、提供中と聞いていた醤油ラーメンをお目当てに訪れるも・・・残念ながら未提供(汗)
リニューアルオープンまでお預けとなっておりました^^;
その後、2018年4月27日にグランドオープン。
早速訪問して参りました~
オトナ喜ぶ、醤油とんこつのニュータイプ! くまちゃんに新たな名作現る
まずこちらの、醤油とんこつチャーシューメンからズズっと・・・
むう!こりゃ旨いっ♪(´ε` )
ダシ感は楽しませつつ重すぎないとんこつスープに、キレの良い醤油ダレがギュっと。
妙に甘すぎることのない、どこかシャープで大人の味わいがズバっとツボでした (^^ゞ
麺は慶史謹製、パツっとシュルシュル啜り心地が素晴らしい中細麺。
食感が素晴らしく、非常に風味豊かな麺です!
デフォと違い、炙りを入れないチャーシューが基本で2枚。
チャーシューを増量すると、2+4=6枚になります。
スープの旨さを活かした控えめな味付けながら、しっかりとしたコクと食べ応えを感じます。
シャキシャキと歯ごたえ良く、くさみの無いメンマも旨いっ (^o^)
言うなれば ”オトナ喜ぶ一杯!”
これまで博多で食べてきた醤油とんこつとは一線を画す仕上がりです。
これはマストでリピしたくなる旨さですね~♪
本道を外すことなく確かな研鑽を積み上げた、博多ラーメンの正統進化系!
続いてこちらは、味玉入りクリーミーとんこつ。
デフォのクリーミーとんこつに、トロっとウマイ味玉をプラスした一杯です。
”本当に旨いものは見た目からして違う”
相変わらず、ビジュアルからしてヒキが強いですなぁ~(^^ゞ
スープをひと口啜ると・・・うほ、やっぱり旨い♪
円やかな口当たりながら、溢れ出す圧倒的な旨味の量にメロメロです (о´∀`о)
本道を外すことなく確かな研鑽を積み上げた、博多ラーメンの正統進化系!
「コッテリしているのみ食べやすい」 と言うとありふれた表現に聞こえるでしょうが、それをこの領域で体現できるお店は稀有な存在でしょう。
重厚にして濃密。それでいてスムーズ。
間違いなく、博多の先端を行く一杯だと思います。
餃子セット
こちらは餃子セット。
平日ランチタイムは、なんと+200円というお値打ち価格!
しっかり目の皮が強めにパリッと焼かれ、中からは餡がジュワ~っと。
サイドメニューは初めて頂きましたが、これは毎回マストでオーダーしたくなりますね^^
ミニチャーシュー丼セット
こちらも平日ランチは+200円とお手頃な、ミニチャーシュー丼セット。
刻みチャーシューがタップリ乗って食べ応えある一杯に仕上がっています (^o^)
強いて言うなら、マヨはもう少し控えめか、自分でかけられるとウレシイですね~
極めてハイクオリティ。
極端なアッサリ派でなければ、どなたにもお薦めできる良店だと思います。
「羽釜豚骨 二代目けんのすけ@糟屋郡久山町」
「ラーメンきいち@春日市上白水」
といった新星ともどこかシンパシーを感じるような・・・これが博多ラーメン次世代のイムズなのかも (^^ゞ
デフォの旨さは言わずもがなですが、醤油とんこつの完成度にもビックリ!
「醤油とんこつ・・・いまいちピンとこない」という方にこそ味わって欲しい秀作です。
城南区のファンの方はサミシイでしょうが・・・これまでは「遠くてなかなか・・・」という方々もグッと行きやすいロケーションに。
是非とも一度お試しあれ!
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