麺屋 鸛(こうのとり)@中央区赤坂
濃厚つけ麺 鶏三昧セット
一年ちょっと前にオープンした直後に訪問した際は、”水炊きラーメン”と銘打って土鍋で提供するスタイルでした。
その段階では「まずまず…/なかなか…」というのが正直な感想でした。
ところが1カ月ほど?で、お店は閉まってしまい…「即、閉店するような味じゃないんだけどなぁ…」と思っていたら、何とそれから数か月の沈黙を経てリニューアル!
勇んで出かけてみると、以前より数段レベルアップした旨さにビックリ♪
以後、定期的に通っています。
ちなみにこちらは、東京・新橋にある「鶏白湯らーめん専門店 麺屋武一」というお店の姉妹店。
奇しくも直ぐそばの麺や 兼虎も、東京・石神井にある「麺処 井の庄」の流れを汲むお店。
姉妹店紹介
同時期に東京の流れを汲む、僕好みの名店が2軒もオープンするとは♪
それにしてもこの辺りはイッキに麺の激戦区になりましたね~(汗)
店舗外観
大正通りの大名1丁目交差点を、20mほど進むと左手にお店があります。
近くには魚介豚骨&辛旨麺が人気の兼虎、博多中華そばで有名な鈴木商店、坦々麺の大名ちんちん、釜喜利うどんなどがあります。
食券機&メニュー
入店したら左手にある券売機で、食券を購入します。
基本は鶏白湯そば。
普通と濃厚の2種があります。
つけ麺は濃厚つけ麺の1種。
味玉入りや、具材の多いスペシャルもあります。
麺の量ですが、
並盛 180g
中盛 270g ←ここまで通常料金
大盛 360g ←+100円
特盛 450g ←+150円
となります。
大盛も良いのですが、この店には名物の「鶏めし」「揚げ出し鶏天」というアツいメニューがあります。
ここは中盛+両方が付く、とり三昧セットがテッパンです^^♪
あいさつ&こだわり
比内地鶏の旨味と薫りがクセになる♪コッサリ系のつけ汁
キラッキラに輝く、黄金色のつけ汁。
鸛のスープやつけ汁の特長は、旨味も然ることながら芳しい薫りにあります。
比内地鶏を炊いたものに、鰹節や煮干の和出汁を合わせたスープ。
鶏の旨味と良い薫りを存分に楽しめるコクがありながら、和出汁が適度な輪郭を作りだしキレのある味わいがクセになります^^
鶏の味わい・風味を生かし、適度に和出汁を効かせたバランス感が良いな~♪
基本の鶏白湯はキレしっかり、濃厚鶏白湯やつけ麺はコク重視のチューニングです。
具材もバランス良し♪中太平打ち麺の食感もマル
麺は中太の平打ち麺を使用しています。
おそらく全粒粉を練り込んであるのではないかと。
つけ汁との絡みも上々、適度な弾力が良い感じです。
具材も抜かりナシ。
アッサリとした味わいの鶏チャーシューは、真空調理されたしっとりタイプ。
揚げることで香ばしさをプラスした、鶏団子との対比が楽しいです♪
クセ・エグ味のない細めのメンマがタップリ。
コリコリッとした軽やかな食感がアクセントに。
水菜は彩りと共に、鶏の脂をサッパリとさせる名脇役です。
つけ麺だけに付くレモンは、サッパリ感をプラスさせます。
まずはそのままで。後半は味変を楽しむべし
まずは半分まで、そのままプレーンで味わいます。
後半は「柚子胡椒」「おろし生姜」そして、「カレー粉」の3択で味変を楽しみましょう。
どれも楽しみたい…でも混ぜたくないから、どれか一つしか選べない悩ましさ^^;
「柚子胡椒」と鶏の相性は言うまでも無くバツグン♪
これまた相性の良い、それでいてラーメン店では薬味として供される事が少ない「生姜」も間違いない旨さ。
今回は「カレー粉」をチョイス。
以前は無かった薬味であり、ラーメンよりつけ麺向きかも?という考え。
ちょっと勿体ない気もしますが、このスープ+カレー粉だからこそ旨いハズ!
結論、不味かろうハズも無く。
ちょっと目先を変えたいときにおススメです^^
揚げ出し鶏天&半鶏めしが付く、とり三昧セットはテッパン
比内地鶏のスープで炊いた鶏めしはアッサリ薄味。
半分くらい揚げ出し鶏天と一緒に食べ、残りはスープ茶漬けで〆ましょう^^
ラーメンならそのままスープをかけて、つけ麺ならスープで割ってかけます。
麺・天ぷら・鶏めしまで頂くと、お腹も心も大満足です♪
この数年で博多には、鶏ラーメンの旨いお店が増えました。
シフク@榎田や、はなもこし@薬院と共に、お薦めできるお店だと思います。
コッテリ&アッサリのバランス感を求める、鶏好きの方に是非試していただきたいです^^
店舗情報はこちらから
昼総合点★★★★☆ 4.0
掲載情報は訪問時、または記事作成時のものです。
メニューや価格、内容などが異なる場合がございます。
また、また訪問日とレビュー公開日には、タイムラグが発生している場合があります。
特に遠方からの来店等の際などは、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお薦めします。
コメント