城南区東油山にある、「久留米ラーメン 丸八」 をご紹介します。
ミシュランガイド福岡・佐賀 2014特別版で二つ星を獲得したふぐ料理店 「油山山荘」 を営む店主さんが1989年、博多区西月隈にて創業した 「丸八」
2003年の南区皿山移転を経て、2006年に惜しまれつつ閉店したと聞きます。
しかし2020年夏、一度は失われたその味が油山山荘のランチタイムに、期間限定で復活を遂げました！
チャーシューメン（2020年7月）
14年ぶりに丸八が復活！ 幻と謳われたラーメンは現役バリバリの旨さ
その情報を知ったのは、西日本新聞で公開された小川さんの記事でした。
[linkcard url=”https://www.nishinippon.co.jp/item/n/620735/”]
「ラーメン記者、九州をすする! 」 の著者であり、
・ラーメン のれんのヒストリー
・ラーメン のれんのヒストリー 替え玉
といった手掛けてこられた小川さんの記事・情報は、福岡～九州における名店の歴史を実に分かりやすく、それでいて深～く知ることができる、大切な存在です。
そのDNAを受継いだ 「久留米ラーメン 丸八 朝倉店」 は知るものの当時の 「丸八」 の味を知らない僕ら。
僕らがこよなく愛する 「名島亭」 の大将、城戸さんからも丸八への愛を聞いていただけに…
「これは直ぐに行ってみたい！」 とお店に連絡をしてみました。
ランチタイムのみ・完全予約制。
最速が3日後の14時だったのでお願いしました。
※予約に関する正確な情報は、お店に確認した方が間違いないと思います
アクセス
都市高速 堤ICから2.3キロほど。
油山ゴルフクラブの近くにお店があります。
店舗外観
車を降りると目に飛び込んでくる、たくさんの緑に癒されます。
風合いある門構えに、侘び・寂びを感じますね^^
見事な暖簾をくぐってお店の中へ。
店舗内観
エントランスの囲炉裏で少し待つと、お部屋へと案内されました。
ラーメンを食べに来てこの感じ、ワクワクするねぇ～(^^ゞ
庭がよく見える、掘りごたつ式の個室へとご案内。
心和む、なんとも良い雰囲気です。
おしながき
冷たいをお茶をいただきながら、お品書きを眺めます。
ラーメン、チャーシューメン、ごはんに替玉と極めてシンプルな構成。
ふくめん2号の 「この高菜、おいしそう♪」 との話で、ごはんも1つ付けました。
卓上調味料
洒落た和の個室に、定番のラーメンアイテム。
それもまた、いとをかし^^
14年ぶりに丸八が復活！ 幻と謳われたラーメンは現役バリバリの旨さ
いよいよ登場、こちらはチャーシューメンです
おおっ！？
これはビジュアルからビシビシきますよ～
急いで写真を撮り、早速スープを啜ると…こりゃ旨いっ (о´∀`о)
力強いけど嫌味の無い、とんこつエアを纏いつつ甘みのある濃厚なとんこつスープがドカ～ンと押し寄せてきます！
「ぬお～っ！！ 甘く見とったぁ～（汗）」
昔懐かしい味わいをしみじみと味わう感じかと思いきや…
開幕スタメンで4番を張るような、現役バリバリの旨さです♪
シュルリとスムーズ、スープと互いに存在感を発揮する細麺もイイっ^^
丁寧につくられた感のあるチャーシューも、バリウマ＆タップリと。
幸せなおいしさだねぇ～╰(*´︶`*)╯♡
ラーメン
ちょっと写真がアレですが、こちらはデフォのラーメン。
スープ＆麺共にしっかりなんで、チャーシューはデフォでも充分。
でも、肉好きなら迷わずチャーシューメンをお薦めします（笑）
とんこつラーメン＋白飯の組合せは、基本的に辞書にないメンムスビですが…
旨そうな辛子高菜があるとなれば、話は一変します (^^ゞ
ごはんをオーダーして存分に。
辛さはかなり強めですが、旨味もしっかりなんで実にバランス良し！
あ～これは間違いないやつだぁ～♪
この瞬間、お土産高菜の購入が確定しました（笑）
いやはや大変失礼ですが、正直言って甘く見てたなぁ～（汗）
力強くも緻密に作り上げられた印象の一杯、感服いたしました (^^ゞ
そう言えば 「丸優ラーメン＠大分市」 もこちらのDNAを受継いだお店。
なるほど納得でございます！
朝倉の丸八にも、改めて行きたくなりました^^
提供期間は 「ふぐ料理の本格提供がスタートする前、9月末までの予定」 とのこと。
中心街からは少々距離があるものの、是非ともリピートして味わいたいっ！
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