佐賀県三養基郡にある、「丸幸ラーメンセンター 基山本店」 をご紹介します。
昭和40年(1965年)に創業、既に半世紀以上の歴史を持つ老舗ブランド。
”国道3号線沿いで24時間営業” の ”国道系ラーメン” と呼ばれるツートップが、「丸星ラーメン (丸星中華そばセンター)」 と 今回の 「丸幸ラーメンセンター」 です。
近年は徐々に営業時間が短縮。
現在(訪問時点)での営業時間は「9:00~21:30」に変更されました。
24時間営業ではなくなったものの、その存在感は未だ全く色褪せることはありません♪
2 特製ラーメン(2019年8月)
ノスタルジックな味わいかと思いきや、ビシッと現役の旨さ。
昔からの深~~い思い入れが無い僕でも、ふと思い出すと食べたくなる丸幸の味。
前回は実にシビれる一杯に遭遇し、改めてその凄さを思い知らされました (^^ゞ
少々ご無沙汰したので、「ムムッ、丸幸食べたくなったかも?」 とスイッチオン。
ノリノリで訪問して参りました。
アクセス
お店の場所は、鹿児島本線 けやき台駅から700メートルほど南下したあたり。
基山駅からもおよそ同じくらいの距離です。
国道3号線沿いにド~ンとそびえる大きなお店。
トラックなども立ち寄れる大きな駐車場を備えた、まさに国道系という立地です。
ちなみに丸星ラーメンは、ここから10キロちょい3号線を南下した辺り。
3号線が筑後川を越える少し手前にあります。
店舗外観
黄色&赤文字を基調とした派手なファサード。
一度見たら忘れられないインパクトがあります^^
お店の横に大きめの駐車スペース+反対車線側にも第2駐車場があり。
いつも多くの車&人で賑わっていますが、特に週末のお昼時はもの凄いお客さんが訪れます。
意外にもポップなキャラクターを採用。
「スープがうまい」 というコメント付きです♪(´ε` )
おしながき
食券制なので、まずは入って正面の券売機へ。
こちらは2019年8月時点のラインナップです。
基本とんこつラーメン1本!という丸星と違い、丸幸はラーメン以外のメニューもアレコレと。
やきめしや餃子はモチロン、チャンポン・中華丼・パリパリ焼そばまであります。
それでも昨今の人手不足の影響でしょうか、以前よりラインナップが絞られてきました。
ラーメンは470円というお値打ち価格。
特製ラーメンでも590円というプライシングが嬉しいですね^^
ちなみにトッピングは、チャーシュー・海苔・生たまごなどを追加することも可能。
ストレートスープ&生麺と、お店の味をそのまま味わえる持帰りラーメンもあります。
いつもの如く、特製ラーメン、焼きめし、餃子を頂くことにしました。
店舗内観
初めて来たときは、きっとたまげるほど広い店内。
なんと席数は、150名分もあるそうです(^^ゞ
卓上調味料
卓上にはコショウ、紅ショウガがあります。
丸幸名物の ”味はり漬” は、店内のセルフコーナーにあります。
ノスタルジックな味わいかと思いきや、ビシッと現役の旨さ。
混んでいるので、ちょい待ってからの着丼。
おお、こりゃ旨そうなビジュアルです♪
ではではスープをズズっと…うん、しみじみウマい^^
メンムスビを始めた当初、改めて食べるまでは昔食べた味のディテールまで覚えていなかったのですが…
想像以上のキッチリ感に驚いたのを思い出します。
かなりノスタルジックなタイプだと思い込んでいたのですが、しっかり押し出しの強いウマスープで驚きました(笑)
角の無い口当たりと、特有のくさみを感じさせない仕上がり。
それでいて物足りなさも無い、誰もがイケる懐の広いチューニングです^^
荒ぶるパンチは持たずとも、キッチリと抑揚のある味わい。
単に無難な味わいではなく、しっかりと個性があります。
ツル&モチ&プツンの王道仕様。 スープに馴染むモッチリ麺
合わせるのは、博多・長浜より少し太めのストレート麺。
スルスル&サクッとではなく、ツル&モチ&プツンとした食感を楽しめます^^
このスープにしっくりくる硬さは、デフォかな~と思います。
麺の存在感より。スープと良い塩梅で馴染んだ感じこそ醍醐味♪
替玉ならぬ ”替麺” もあるのですが、なんとなく大盛の方がしっくり来るタイプです。
イチオシアイテム=生玉子♪ かき混ぜずに味の変化を楽しもう
特製は、チャーシューが4枚、生玉子、メンマが乗ります。
チャーシューは肉質云々を語るというより、懐かしさを楽しむタイプ(笑)
ガッシリ食感で、味付けは控えめです。
メンマは…僕がちょっと苦手なオールドスクールなタイプ^^;
味濃いめで、独特の風味があります。
でもむしろ、好きな人は好きなタイプかも(汗)
特製をチョイスしてなくても、お薦めしたいのが生玉子。
佐賀という立地もあり、毎回生玉子入りを選ぶワケですが…これが実に合う♪(´ε` )
コクがありつつ、マイルドなトンコツスープにピッタリ^^
かき混ぜずに味わうと、ランダムに味の変化が楽しめますよ~
こちらも毎回のようにいただく焼きめし。
お手頃価格で、結構なボリューム感があります (^o^)
目立ちたがりなピンクのカマボコがキュートな、懐かし系の味わい。
ガッツリ一皿いくのもアリですが、シェアして楽しむのが丁度イイなぁ~と思います。
餃子も8個で340円とお手頃。
シンプルな味わいですが、これまたイイ感じ。
思わずパクパクとイケちゃうタイプです(^-^)
予め、タレを小皿に入れて一緒にサーブする仕組みが独特。
でもきっと、このオペレーションが実はむしろ上手くいくんでしょうね~
前回よりおとなしめの印象ではありましたが、懐かしい記憶を裏切らないウマい一杯でした♪
聞くところによると丸幸にも波があるそうで、大当たりを引くこともあるんだそうです。
ガンソやだるまと同じく、その変化さえ楽しめる&愛される要素なのかも知れません(o^^o)
この一杯を食べると、ゴールデンカムイの土方 歳三が放ったセリフ、
「いいか小僧ども この時代に老いぼれを見たら ”生き残り” と思え」
という言葉を思い出します。
”強いから” ”選ばれているから” 生き残っているのだと!
まさに金言。
そこには愛され続ける理由が確実にあるんだなぁ~♪
よし!という訳で近年の恒例。
丸幸を食べたら近々、丸星も再訪せねばっ (^^ゞ
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1 特製ラーメン(2016年6月)
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