南京ラーメン 黒門@遠賀郡遠賀町
ラーメン+バラ干し(生海苔)
こちらのお店は移転しております。移転先の情報はこちら。
福岡でラーメンの食べ歩きを始めると、「ココは絶対に行かねば!」というお店が現れます。
多くの方がその一軒に挙げるであろう、遠賀の黒門。
久々に再訪です。
今は無き八幡東区の名店「黒木」に師事し、名店「一竜軒」を愛した店主の方が営んでいる超人気店です。
残念ながら黒木の味は知らないものの、味こそ異なりますが一竜軒にはどこか通ずるものがあるな~と感じます。
際立った味わいと世界観が確立された印象のお店です。
大げさな表現のようですが、巡礼という言葉が妙にしっくりきます^^
店舗外観
国道3号線を岡垣から遠賀方面へ。
戸切の交差点を過ぎ暫くしたら側道へ。
左へと進み286号線沿いにお店があります。
お店は奥まったトコになりますが、入り口の道路沿いに看板が出ています。
お店前が駐車スペースになっています。
卓上調味料
日曜の正午前とあっては少々の行列は止む無し^^;
7~8名が待っていましたが問題ナシ!
せっかく来たのに食べずには帰れません(汗)
カウンターのみなんで回転率はそれなり。
手際よく対応してくれるので、オーダーしてからはスムーズです。
営業時間は16時までとなっていますが、スープ切れで早仕舞いがあるのでご注意を。
早めの時間がお薦めです。
メニュー
ラーメン、ラーメン大、おにぎり、以上。
気持よいほどシンプルなラインナップです^^
このスープと一緒におにぎりを食べてみたい…けど、次があるのでラーメン単品を。
今日は「佐賀初摘み海苔」のバラ干し(生海苔)を一緒にお願いしました。
焼海苔は残念ながら売切れ。
あったらおにぎりまで行ってしまっただろうな~(^^ゞ
滋味深く、優しさが五臓六腑に染み入るようなスープ
それなりに色々なとんこつラーメンを食べ歩いてきたつもりですが、ここの一杯は特別。
近いタイプのお店は?と聞かれても、答えられません(汗)
イマドキ人気のとんこつラーメン店は、「くさい…」「えぐい…」「脂でギトギト…」ということが少なく、”くさみが無くてクリーミー♪”というスタイルがむしろ一般的と言えるほど。
しかしこちらのスープは、そこから更に1~2ランク研ぎ澄まされたような唯一無二の味わいです。
それも余分なものを単に切り落としたというより、”良いものを更に凝縮した”というような豊かな味わい♪
とんこつの旨味はしっかり。
元だれの味や脂が主張しない、本当に優しい味わいです(^o^)
ほんのり甘く、滑らかな味わいのスープは豚骨嫌いの方も、目からウロコではないかと。
スープ先行でも、麺がでしゃばるでもない。スープと一体化した極上麺。
細すぎない・太くも無い、ほど良い太さのストレート麺。
デフォでお願いすると、チョイやわめの仕上がり。
スープと麺の一体感が絶妙!!
まさに1+1=3とも言うべきバランス感、マッチングの妙です^^
一部の隙もナシ。足りないものも、無駄なものも無い具材
チャーシューはバラと赤身がそれぞれ1枚。
味付けは控えめ&肉の食感を楽しめる、適度な柔らかさに仕上がっています。
極細にカットされたシブレット。
確かにこのラーメンに普通の青ネギをいれたらぶち壊しでしょうね(汗)
戻しも上々、クセのない細切りメンマ、ヒゲを丹念に取ったモヤシまで、細部に渡りカンペキです。
哲学的とさえ言える一杯です(^^ゞ
海苔
半分食べてから、バラ干し(生海苔)を投入しました。
このスープに加えるのは勿体ない気がしていましたが…
いやいや、このお店が「ラーメンにどうぞ」という以上、間違いないハズ!
うむ!間違いナシ♪
海苔の風味・味わいがぶわ~っと広がったスープは、また新たな魅力を発します。
スープを吸った海苔の滑らかな舌触りも良いですね~
初めて黒門に来たときは、コッテリとんこつにドハマり中だった数年前。
その時でさえ、その完成度に感服しました。
あれから色々なラーメンを食べ、改めて感じます。
この一杯はまさに、アッサリ系とんこつの完成形。
コッテリ系とんこつの完成形(と僕が感じている)、ラーメン力@八幡東区春の町と対を成す、北九州エリアにおける至高の一杯であると思います。
洗練の極みとも言える一杯を供しているお店なのに、堅苦しさやエラそうな態度など微塵も無い、気持ち良い接客もまた素晴らしいです。
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特に遠方から来店される際などは、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお薦めします。
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