旨い店の前に新しいも古いもナシ!イマドキ派も納得の旨さ

冨ちゃん (4)

冨ちゃんラーメン@城南区樋井川
チャーシューメン

 

長く地元のお客さんに愛され続けてきた、イニシエ系のお店。

けれんみの無いストレートな味わいが身上のお店が多いものの、「スープ」「タレ」「香味油」「麺」「具材」などなどにトコトンこだわったイマドキのお店に比べると、物足りない…と感じることも少なくありません。

だったらイニシエ系は、お店に思い入れのある馴染み客だけが喜ぶものなのか…?

 

否!なかには思い入れ抜きに味だけでも本当に旨いお店もあります。

今回の冨ちゃんラーメンもそんなお店のひとつ。

一風堂代表の河原さんおススメのお店!という情報が無ければ、縁もゆかりも無い僕が辿り着くことは無かったかも知れません(汗)

 

店舗外観

冨ちゃんラーメン (4)

都市高速環状線、堤インターから500~600mほどの距離にあります。

堤から運転免許センター方面へ300mほど進み、横内北の交差点を右折

横内の交差点を左折して50mほど進むと、右手にお店が見えます。

 

お店の対面の坂を下りたところと、お店の裏に専用駐車場があります。

お客さんも多いですが、駐車スペースも広いのでありがたいです。

 

何とも昭和のラーメンど真ん中!というこの出で立ち。

一見さんがフラリと立ち寄るには、少しハードルが高いかも…(汗)

実際、僕が初めて行った時はアイドルタイムということもあり、丁度ノーゲストでちょっとソワソワしました^^;

この日は土曜日のランチタイム。

明らかに常連さんと思しきお客さんが、ひっきりなしに訪れます。

 

店内はカウンターのみ

年季の入った昔ながらの雰囲気は、初めてでも懐かしさを感じる佇まいです。

 

卓上調味料

冨ちゃんラーメン (5)

卓上調味料は、コショウ・ゴマ・紅ショウガ・生ニンニクなど定番のものが揃います。

 

メニュー

冨ちゃんラーメン (6)

デフォのラーメンに加え、ニラもやし・チャーシュー・ワンタンメンなどがあります。

サイドメニューは餃子とごはん

チャーハンなどはナシ。シンプルな構成です。

ワンタンメンと悩みつつ、例の如く僕のデフォであるチャーシューメンをお願いしました(^^ゞ

 

なるほど納得!あの名店のイズムを受継ぐコク旨スープ

冨ちゃんラーメン (1)

半透明・茶褐色のサラリとしたスープ。

白濁のトロリの久留米系とは異なる、いわゆる博多ラーメンらしい出で立ちです。

濃度は控えめで、元ダレがキュッと効いた懐かしい味わい^^

 

系統で言えばアッサリ系なのですが、物足りなさは全然ありません。

脂っこさは控えめだけど、ダシはキッチリ効いているというイメージです。

 

今回知ったのですが、こちらのご主人は「ふくちゃんラーメン@田隅」で修行されたとのこと。

なるほど!そう言われてみれば。

コッテリ感は控えめですが、スープやチャーシューのビジュアルは良く似ています^^

より食べやすくシャープなチューニングという印象で、結構趣きは異なりますが通ずるものは感じます。

 

スープとのバランス感に長けた、啜り心地の良いストレート麺

冨ちゃんラーメン (3)

ほど良く低加水のストレート麺

細麺ですが、メチャ細ではなく適度な食べごたえを感じられます。

啜り心地が良いので、スルスル&スルスルとあっという間に食べきってしまう感じ♪

のど越しの良さと適度にプツンと切れる歯ごたえが魅力です。

 

良い塩梅に仕上がったチャーシューが惜しげも無くタップリ♪

冨ちゃんラーメン (2)

具材はチャーシュー&ネギと極めてシンプル

どうですか?このチャーシューの量^^

結構厚くて大きなものが、ゴロンゴロンと惜しげも無く入ってます♪

 

赤身と脂の加減もイイ感じ

適度な柔らかさなので、肉感&食べごたえアリ!

こんなにタップリ入っていても、麺やスープとの一体感を崩さないのはさすが。

 

 

今回も満足♪

お店・ラーメンともにビジュアルはガッチガチのイニシエ系ですが、その味は懐かしさこそあれ、さみしさや物足りなさは全く感じさせないものです^^

 

どちらかと言えば明らかにニューウェーブ嗜好&コッテリ派の僕も、なるほど納得の味わいです。

お店に古いも新しいも無いあるのは旨い店とそうではない店だけ。

改めてそう感じた一杯でした(^o^)

 

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