冨ちゃんラーメン@城南区樋井川
チャーシューメン
長く地元のお客さんに愛され続けてきた、イニシエ系のお店。
けれんみの無いストレートな味わいが身上のお店が多いものの、「スープ」「タレ」「香味油」「麺」「具材」などなどにトコトンこだわったイマドキのお店に比べると、物足りない…と感じることも少なくありません。
だったらイニシエ系は、お店に思い入れのある馴染み客だけが喜ぶものなのか…?
否!なかには思い入れ抜きに味だけでも本当に旨いお店もあります。
今回の冨ちゃんラーメンもそんなお店のひとつ。
一風堂代表の河原さんおススメのお店!という情報が無ければ、縁もゆかりも無い僕が辿り着くことは無かったかも知れません(汗)
店舗外観
都市高速環状線、堤インターから500~600mほどの距離にあります。
堤から運転免許センター方面へ300mほど進み、横内北の交差点を右折。
横内の交差点を左折して50mほど進むと、右手にお店が見えます。
お店の対面の坂を下りたところと、お店の裏に専用駐車場があります。
お客さんも多いですが、駐車スペースも広いのでありがたいです。
何とも昭和のラーメンど真ん中!というこの出で立ち。
一見さんがフラリと立ち寄るには、少しハードルが高いかも…(汗)
実際、僕が初めて行った時はアイドルタイムということもあり、丁度ノーゲストでちょっとソワソワしました^^;
この日は土曜日のランチタイム。
明らかに常連さんと思しきお客さんが、ひっきりなしに訪れます。
店内はカウンターのみ。
年季の入った昔ながらの雰囲気は、初めてでも懐かしさを感じる佇まいです。
卓上調味料
卓上調味料は、コショウ・ゴマ・紅ショウガ・生ニンニクなど定番のものが揃います。
メニュー
デフォのラーメンに加え、ニラもやし・チャーシュー・ワンタンメンなどがあります。
サイドメニューは餃子とごはん。
チャーハンなどはナシ。シンプルな構成です。
ワンタンメンと悩みつつ、例の如く僕のデフォであるチャーシューメンをお願いしました(^^ゞ
なるほど納得!あの名店のイズムを受継ぐコク旨スープ
半透明・茶褐色のサラリとしたスープ。
白濁のトロリの久留米系とは異なる、いわゆる博多ラーメンらしい出で立ちです。
濃度は控えめで、元ダレがキュッと効いた懐かしい味わい^^
系統で言えばアッサリ系なのですが、物足りなさは全然ありません。
脂っこさは控えめだけど、ダシはキッチリ効いているというイメージです。
今回知ったのですが、こちらのご主人は「ふくちゃんラーメン@田隅」で修行されたとのこと。
なるほど!そう言われてみれば。
コッテリ感は控えめですが、スープやチャーシューのビジュアルは良く似ています^^
より食べやすくシャープなチューニングという印象で、結構趣きは異なりますが通ずるものは感じます。
スープとのバランス感に長けた、啜り心地の良いストレート麺
ほど良く低加水のストレート麺。
細麺ですが、メチャ細ではなく適度な食べごたえを感じられます。
啜り心地が良いので、スルスル&スルスルとあっという間に食べきってしまう感じ♪
のど越しの良さと適度にプツンと切れる歯ごたえが魅力です。
良い塩梅に仕上がったチャーシューが惜しげも無くタップリ♪
具材はチャーシュー&ネギと極めてシンプル。
どうですか?このチャーシューの量^^
結構厚くて大きなものが、ゴロンゴロンと惜しげも無く入ってます♪
赤身と脂の加減もイイ感じ。
適度な柔らかさなので、肉感&食べごたえアリ!
こんなにタップリ入っていても、麺やスープとの一体感を崩さないのはさすが。
今回も満足♪
お店・ラーメンともにビジュアルはガッチガチのイニシエ系ですが、その味は懐かしさこそあれ、さみしさや物足りなさは全く感じさせないものです^^
どちらかと言えば明らかにニューウェーブ嗜好&コッテリ派の僕も、なるほど納得の味わいです。
お店に古いも新しいも無い…あるのは旨い店とそうではない店だけ。
改めてそう感じた一杯でした(^o^)
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特に遠方からの来店等の際などは、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお薦めします。
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