オンリーワンの一杯を心ゆくまで♪ 名水のチカラがうどんの魅力を更なる高みに

わらの蔵 恕庵 (14)

わらの蔵 恕庵@筑紫郡那珂川町
恕庵スペシャル

 

今泉にあった「わらの蔵 恕庵」が、那珂川町に移転して早1年半。

ずっと再訪したいと思いながら、なかなかタイミングが^^;

と申しますのも、こちらのお店は・・・

以前にご紹介した「中洲らーめん 一恭@那珂川町」と並び、”気軽には行けないお店” ツートップの一角でして(汗)

佐賀の吉野ヶ里から行くのも、博多駅前から行くのも変わらない距離感だったりします(^^ゞ

 

今泉にあった頃から、一般的なうどん屋さんとは一線を画す存在でしたが、那珂川町に移転して更にその個性が際立つようになった印象です。

2014年に発売された、”ミシュランガイド福岡・佐賀2014” では「ビブグルマン」を獲得!

その実力は折り紙つきと申せましょう。

 

アクセス

野多目から、佐賀 吉野ヶ里へと続く385号線をひたすら南下。

10キロ程進むと、お店があります。

夏は水遊びで賑わう「中ノ島公園」の目の前です。

わらの蔵 恕庵 (1)

入口に見えるのはカフェ四季俵屋」さん。

お店の前には駐車スペースがあります。

わらの蔵 恕庵 (2)

こんな看板に沿って、左側へと回り込むと・・・

わらの蔵 恕庵 (3)

裏手へ。(右手はカフェです)

 

店舗外観

わらの蔵 恕庵 (7)

左手の建物が「わらの蔵 恕庵」です。

 

店舗内観

わらの蔵 恕庵 (4)落ち着いた雰囲気の店内。

カウンター6席のみと、今泉の時に比べてぐっとコンパクトになりました (^^ゞ

30食/1日限定で、売切れ次第閉店となります。

この日は平日の午後でしたが、2人×3組と満席

タイミング次第では予約なしでも入れるようですが・・・

遠方という事もあり、予め予約して行った方が間違いないと思います。

 

卓上調味料

わらの蔵 恕庵 (8)

卓上には柚子胡椒一味ペースト?的なものがありました。

 

おしながき

わらの蔵 恕庵 (6)ごぼう揚げ、飛龍頭、わかめ、舁き山、季節の野菜天など、熱いツユのうどんがメイン。

更に、巣ごもり、湯だめ、カレー、あんかけ等も有ります。

重ね煮” というのは、専用のお鍋で旨さを引出す調理法のようです。

わらの蔵 恕庵 (5)

目玉はビブグルマン認定記念メニュー ”恕庵スペシャル

うどん(温 or 冷)に、飛龍頭、ごぼう揚げ、漬卵がセットになったおトクなメニューです^^

まずはモチロンこちらを。

もう一つは重ね煮みそ出汁うどんを、と思いきや本日はお休みとのこと。

ならばと、今泉でも頂いた ”舁き山うどん” を頂くことにしました。

あ、味噌の炙りおにぎりもお願いします (^^ゞ

 

ミニしょうゆうどん(サービス)

わらの蔵 恕庵 (9)嬉しいことに先ずは ”しょうゆうどん” のサービスが。

冷たい麺も食べたかったので、これは嬉しい不意打ちです^^

冷たくキュッと〆られたうどんは、ツルツル&モッチモチ♪

醤油の味わいが、小麦の甘みを存分に楽しませてくれます。

こんなに旨い麺を食べては、いやがうえにも期待が高まりますね!

 

まずはじっくりと味わってみるべし! 旨味が一段と増した極上のツユにシビれる

わらの蔵 恕庵 (14)いよいよ登場。ビシッと決まったビジュアルにホレボレしますね。

ダシの良い香りが思いっきり立ち上っています。

わらの蔵 恕庵 (10)

まずはやっぱりうどんから。
おツユをひと口ズズッと・・・ふぅ、旨い^^

わらの蔵 恕庵 (16)

一見すると醤油の色が濃く、辛いのではないか?というイメージですが、全然そんなことはありません。

焼きあご・本節・北海道産の昆布・干し椎茸などからとった、力強いダシの旨味♪

そこに醤油の良い香りと、力強くドッシリとしたコクが重なります。

一般的な博多うどんとは異なるビジュアルだからと、及び腰になるのはナンセンス。

むしろ小麦の甘み、風味非常に強い麺だけに、これくらいしっかり存在感あるおツユでなければ釣り合わないでしょう (^^ゞ

背振山系の岩清水を使うようになって、ダシの出方が格段に良くなった」と女将さんが仰せの通り、僕の記憶にある昔のツユより、一段と旨くなったと感じました。

 

艶やかな麺は、噛むほどに旨いっ! ツユと小麦の一体感を存分に楽しむべし

わらの蔵 恕庵 (17)艶々の美しい麺

熱いツユをかけてもなお、しなやかなコシを失わない素晴らしい仕上がり。

プリプリ&モチモチとした弾力感

しかし硬いだけの麺とは訳が違い、口当たりの良さ弾力感バランスが絶妙です\(^o^)/

ゆっくりと、じっくりを味わうほどに、麺とツユの調和を楽しめるイメージ。

醤油ほんのりビターな味わいが、小麦の甘みをより一層際立たせます。

久々にシビレれました♪ 凄い麺です。

 

具材それぞれに楽しみが♪ ゆっくりと、じっくりと味わいたいものばかり

わらの蔵 恕庵 (11)ある程度食べたら、お楽しみの具材も味わいます^^

飛龍頭は小ぶりながら旨味が詰まっています。

ベースのお豆腐自体も良いものなのでしょう。

様々な具材と相まって、奥深い味わいを作り出しています。

 

ごぼう天風味の良さ甘みが秀逸!

こんなに風味の良いごぼう天には、なかなかお目にかかれないのではないかと。

わらの蔵 恕庵 (12)

漬卵は、黄身の濃密な味わいがステキ♪

冷たい分、品のある仕上がりであると感じました。

 

舁き山うどん

わらの蔵 恕庵 (13)こちらは ”舁き山うどん(かきやま)うどん

”舁き山”とは、山笠の ”山” のこと。

博多祇園山笠ポータルサイト 【山笠ナビ】によると、絢爛豪華な「飾り山」に対して、実際に ”舁く” 雄壮豪快な山を ”舁き山” というそうです^^

様々な具材を筒状に揚げたかき揚げの下には、ごぼう天が横たわる心にくい演出♪

油切れの良いかき揚げは、野菜の風味もしっかり楽しめます(^o^)

今泉時代にも頂きましたが、ビジュアル&味ともに優れたメニューです。

 

女将手作り味噌 炙りおにぎり

わらの蔵 恕庵 (15)

こちらは「女将手作り味噌 炙りおにぎり」

五穀米でふっくらと炊かれたごはんに味噌を塗って、香ばしく炙ったおにぎりです。

コクと甘味が美味しい味噌とごはんは良く合い、何個でもイケちゃいそう♪


 

いや~大満足!
わざわざ足をのばすだけの価値が、十二分にあります^^

「博多うどんとは違う」とか、「讃岐なのかな」とか、「東京のうどんみたいな色合いだ」とか、そういうものを取っ払って、じっくり味わって欲しい逸品です。

 

ちなみに、ビブグルマンに認定された うどん屋さんはこちらを含め3店舗

葉隠うどん@博多駅南」と、「うどん屋 井戸@うきは市」が受賞しました。

うどん屋 井戸は残念ながら未食なので、行ってみたいですね。

そしてこちらの恕庵も、次回はもう少し温かくなり ”冷冷うどん” が提供される時期(6~9月)に、必ずや再訪したいと思います^^

 

掲載情報は訪問時、または記事作成時のものです。
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特に遠方から来店される際は、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお薦めします。

店舗情報はこちらから

わらの蔵 恕庵

昼総合点★★★★ 4.0

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