久留米市津福本町にある、「久留米荘 津福店」 をご紹介します。
昭和23年創業、久留米の老舗うどん店です。
個性的な製法から生み出されるメニューは、まさに唯一無二。
一般的なうどん店とは一線を画す味わいで、長きに渡り愛され続けています。
【1回目】 2017年4月 ごぼう天うどん + かしわ(1個)
強さを追い求めた野武士の様な一杯。 うどんの世界はまだまだ広いっ!
その昔、かの 「四季のラーメン」 にて。
「久留米荘はロックだ!」 と銘打ち、インスパイアされた一杯が一風堂に登場したことも。
そんなロックで武骨な一杯を味わうため、久しぶりに久留米へと向かいました。
アクセス
お店の場所は、津福公園の近く。
津福駅と試験場前駅の中間あたりにあります。
近隣には 「モヒカンらーめん 味壱家」 「真麺 武蔵 津福店」 「丸徳ラーメン」 などが集う、ラーメン激戦区です。
店舗外観
広めの駐車場を持つ、一軒家のような店舗。
入口に掲げられた ”煮込みうどん” の文字に、誇りとこだわりを感じます^^
店舗内観
気取らない庶民的な雰囲気。
広い店内には、カウンター・テーブル・お座敷と様々なタイプの席が用意されています。
一人で気軽にブラリと。家族・グループでも。
シーンを問わずに立ち寄りやすいお店です。
卓上調味料
卓上には最近なかなか見なくなった、大きめサイズの唐辛子が。
老舗の定番というイメージですね^^
おしながき
ごぼう天、丸天を始めとする、定番のトッピングバリエーションがズラリと。
それぞれソバも提供されています。
うどんのお供、いなりやかしわおにぎりなども勿論あります。
今回はお約束の ”ごぼう天うどん” と ”かしわおにぎり” を1個いただきました。
強さを追い求めた野武士の様な一杯。 うどんの世界はまだまだ広いっ!
スムーズに着丼。ウホ~っ、この香り♪
ガツンと力強く立ち上るスメの香りが、まさに久留米荘^^
「優しく出汁を引く」 一般的な製法ではなく・・・
厳選された昆布と煮干しをガツっと煮込んで旨味を引き出した一杯です。
まずは早速ズズっと・・・うんめぇ~(^o^)
舌にガツンと染み入るダシの旨味は、それがうどんであることを忘れさせるよう。
上品に引いたスメを名家の侍とするなら、こちらは強さを追い求めた野武士の様な一杯!
心揺さぶるソウルフルな旨さです。
このマッチングこそ久留米荘の真骨頂。 優しい麺と力強いスメとの対比が際立つ
麺は筑後エリアらしい、柔らかでたおやかな口当たり。
プックリ&フワフワとした食感に笑みがこぼれます^^
ダシの強さで小麦感が消されるどころか、むしろ力強いスメとの対比が際立つイメージ。
このマッチングこそ、久留米荘の真骨頂かも知れません。
ごぼうの力強い香りと、ロックなスメが上手くマッチ♪
ごぼう天は細切りのかき揚げタイプ。
細いながらもしっかりと歯応えを楽しめ、ごぼうの力強い香りとスメのマッチがステキです♪
最初は食感重視。
後半は次第にほぐれ、麺と上手く馴染んでくれます。
かしわおにぎり
こちらはかしわおにぎり。
1個からオーダーできます。
やや小ぶりかと思いきや、厚みがあるので1個でも食べ応えはなかなか^^
タップリと刻んだ昆布を添えて供されます。
おにぎり自体は優しめな味わい。
うどんとの相性は言わずもがなでございます♪
日頃から久留米荘を食べつけている方は、なかなか他のお店に行けないのでは^^;
そう感じるほど、力強く&オリジナリティ溢れる味わい。
こんなにも独創的な一杯を供する老舗うどん店は、ちょっと思いつきませんね♪
「うどんの違いは麺の硬さくらいでしょ?」 な~んてお考えの方にこそ、是非とも味わって欲しい一杯。
概念が大きく変わると思いますよっ (^o^)
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昼総合点★★★☆☆ 3.7
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