中央区赤坂にある、「鈴木商店」 をご紹介します。
「力の源通信」によると、オープンは ”平成11年11月11日11時11分” とのこと!これはスゴイ (^^ゞ
既に20年近くの歴史を持ち、博多において非とんこつラーメンの文化をけん引してきたブランドでもあります。
動物系素材と和の素材を合わせたMIX系スープの ”博多そば” や、スッキリながら味わい深い ”中華そば” などを楽しめます。
2 中華そば(2017年11月)
じっくり&ジワジワ沁みてくる♪ スッキリとウマイ、昔ながらの中華そば
その昔はかな~りハマって通ったものの、最近はご無沙汰気味。
とんこつ以外のお店、劇的に増えましたね~^^;
博多そばをリピしたい・・・そういえば中華そばを紹介していなかった。
そんなこんなでお久しぶりの訪問でございます。
アクセス
大正通り 大名1丁目交差点からチョイと路地へ。
赤坂郵便局のそばにお店があります。
スグそばには 「麺や 兼虎」
ちょっと歩くと 「大名ちんちん 赤坂本店」 があります。
店舗外観
何ともイイ感じ♪ 風格漂う看板がステキなファサードです。
赤い提灯に目をやりつつ、大き目の暖簾を潜ってお店の中へ・・・
店舗内観
落ち着いた雰囲気の店内。
厨房に沿ってL字のカウンターが、テーブル席もいくつかあります。
卓上調味料
卓上にはコショウなど、シンプルなアイテムが並びます。
おしながき
①博多そば:動物系スープに和の素材を合わせたMIX系。醤油とんこつと記されています。
②中華そば:醤油ラーメン
③博多塩そば:塩ラーメン
④とまと塩そば
があります。
+110円で楽しめるセットメニューもあるようです。
裏面には夜メニューが。
チョイ飲みできるツマミ系メニューもあります。
博多そばも食べたかったものの、今回は未公開の中華そばをチョイス。
コレもウマイんだよね~^^
じっくり&ジワジワ沁みてくる♪ スッキリとウマイ、昔ながらの中華そば
スムーズに着丼。こちらが中華そばです。
その出で立ちが既にホッコリ系♪
外連味の無いビジュアルがステキですね~
では早速スープから。ズズっと・・・はぁ~、スッキリ旨っ (^o^)
優しくもキレの良い味わいは、言うなれば ”昔ながらの中華そば” といったイメージ。
これは一定以上の年代の方々(僕を含む?)には、タマラナイ味わいかも♪
ひと口目より、ふたくち目。
1/3、半分と食べ進むほどに、その旨さがじっくり&ジワジワ沁みてくるタイプです。
僕の記憶が確かなら、鈴木商店は無化調の先駆け。
まさに尻上がりなウマさですなぁ~
チュル&プリな旨さのちぢれ麺。 優しくたおやかな味わいがイイね~
合わせるのは、ほど良く太めのちぢれ麺。
チュルリと滑らかな口当たりで、プリっと心地よい弾力感が魅力です^^
スープの絡みは適度。
麺の風味までじっくりと味わえます。
老舗の矜持を感じる、外連味の無い実直な具材
脂のトロっと♪ コクのある赤身も旨い、上質なバラチャーシュー。
スープが馴染むことで更に旨さがアップします (^o^)
くさみやエグ味など全くナシのメンマ。
海苔やネギなど、過不足の無い構成がバシッと決まってますね~
パラリと振られたコショウの香り、ほんのりビターで刺激的な味わいがスープにピッタリです!
正直なところ、前回訪問した際の博多そばを食べた時も。
今回、1~2割の中華そばを食べ進めた際も。
「あ~、今となっては物足りなくなったかなぁ・・・」と思いました。
が、それは浅はかでした(汗)
食べ進めるほどに、ゆっくりと、しかし確実に押し寄せる旨さ。
あぁ・・・ようやくニュートラルにこの旨さが理解できてきたかも♪
元々が旨味ジャンキーなうえに、知識や経験が付き・・・
この旨さを、魅力を、きちんと理解できなくなっていたのかも?
一周まわって、今日。
もう一度フラットに再会できたのかも知れません^^;
旨いわ!これ♪
こうなると看板メニューの博多そばもリピしたいし、塩そばも食べたいっ。
いや、思い切ってトマト塩そばも?
遠からず、再訪することだけは間違いなさそうです (^^ゞ
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1 博多そば(2014年8月)
[toggles class=” style=”] [toggle title=’今も変わらぬ優しい薫りと旨味。これが博多MIX系の源流’ class=” style=”]博多における無化調(化学調味料を使用しない)ラーメンの先駆けとも言える鈴木商店。
かなりご無沙汰していたので懐かしさもあり、再訪してきました。
メニュー
博多そば(醤油とんこつ)、中華そば(醤油)、博多塩そば(塩)が主力メニュー。
その他にもつけそばや、ねぎ焼きそば、チャンポン、皿うどんなど、麺メニューが豊富です。
餃子やチャーハンなどの定番メニューもあります。
今回は個人的にイチオシの博多そばを頂きます。
豚骨+鶏+魚介が奏でる、芳醇な薫りと味わい
醤油とんこつと書かれていますが、スープはジャンル分けするならMIX系。
豚骨と鶏ガラの肉系スープに、煮干・アゴだし・貝柱などの海鮮系スープをブレンドしたものらしいです。
スープを啜ろうとすると、まずはその芳醇な薫りがフワリ♪
ひとくち啜ると優しい旨味が口いっぱいにジンワリと広がります^^
刺々しさの無いソフトな口当たりですが、無化調にありがちな盛り下がる感じ(薄い…物足りない…)が無いのが鈴木商店の良いところ。
ひとくち目からキッチリ&飲み進むほどに旨さが増します。
麺はちぢれ麺と細麺からお好みでチョイス
イチオシはちぢれ麺。
醤油と塩はちぢれ麺で提供されますが、博多そばは細麺も選べます。
僕はもちろんちぢれ麺でオーダーしました。
加水率高めの麺はプリプリとした食感が楽しめます。
シンプルな具材がスープと麺の旨さを引き立てます
具材はチャーシュー1枚、多めのネギとゴマ、キクラゲとシンプルな構成。
スープと麺の味わいを楽しむには、過不足が無いという印象。
あれれ…?トレードマークだった固茹での茹で卵が無くなったみたい…。
なんちゃないけど、半熟煮玉子全盛の現代においては懐かしい感じだったのでチト寂しい気も^^;
かなり久しぶりでしたが、鈴木商店らしさは変わっておらずホッとしました^^
豚骨王国である博多で、豚・鶏・魚介をもちいたMIX系スープは、昔はむしろ個性派で珍しい存在だったと思います。
多彩な店舗が出てきた現在では逆に老舗の位置づけという印象に。
でも本質は変わらず、優しく奥深い味わいは今も健在でした♪
ここの博多そばは夜中に食べるのが一番旨い!そんな気がします。
化学調味料と脂ごってりはイヤ、じんわり旨いスープがイイ…そんな方にぜひ(^^ゞ
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