ローストトマトが新たな旨さを演出!たおやか&穏やかな和ダシが沁みる塩そば

中華そば かなで (1)

中華そば かなで@博多区東比恵
塩そば

 

無化調とんこつの雄である、「かなで食堂@春日市」のセカンドブランドとしてオープンした、「中華そば かなで@東比恵」

看板メニューの「中華そば(醤油)」は期待に違わぬ旨さでした。

となれば気になるのがもう一つの「塩そば」です。

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たおやか&穏やかな和ダシが沁みる!和をもって生み出される清湯スープ

中華そば かなで (1)真っ白な丼に、美しく輝く黄金色のスープ。
薫りの良さもなかなか♪

それでは早速頂きます・・・ふ~っ、旨い^^

ベースのダシ、合わせる塩ダレともにギュンギュン来るというタイプではなく、ふわ~っとたおやかに、ゆるやか舌へと沁みるイメージです。

中華そば かなで (4)

鶏ベースの清湯スープに、「煮干し」「桜海老」「ホタテの貝柱」「干し椎茸」「羅臼昆布」で作った塩ダレを合わせた一杯とのこと。

何かが際立って主張するのではなく、バランス良く協調することで和み系の味わいを作り出しています。

「行徳家@野間」の、塩ラーメン
「らぁめんシフク@榎田」の、塩らぁめん
「麺道はなもこし@薬院」の、鶏塩そば

ともまたひと味異なる一杯です。

 

このチャレンジが素晴らしい!意外にぴたっとハマるローストトマト

中華そば かなで (2)何と言っても目を引くのが ”ローストトマト” です。

かなで食堂では、とんこつ×トマトというレアな組み合わせの「とまとんこつ」という人気メニューを提供しています。

一見、イロモノ的に見えますが、なんのなんの!

トマトは旨味成分の代表格とも言える ”グルタミン酸” の塊とも言える食材。

昆布、イワシ、チーズ、緑茶にも多く含まれており、あの「うまみ調味料」もグルタミン酸系の旨味だったりします。

まさに自然のうまみ調味料ですね^^

 

さて、本店のトンコツとはバツグンの相性でしたが、こちらはどうでしょうか?

濃厚なトンコツに対し、和出汁系の優しい旨味となると・・・旨いっ (^^ゞ

理屈はさておき、繊細な和の味わいを壊す事無く、新たな魅力を与えています。

僕の感覚では全然アリ!面白い仕掛けだと思います。

その他具材は、肉肉感しっかり&控えめな味付けチャーシュー、メンマなどが乗ります。

 

風味豊か♪ツルツル&モチっととした自家製麺もウマし

中華そば かなで (3)全粒粉を練り込んだ、中細のストレート自家製麺

繊細なスープだけに、より一層小麦感が際立って楽しめる印象です。

ゆったりとした味わいながら、食べごたえはしっかりと。

ツルツル&モチっとした弾力感がとってもイイ感じです^^


 

何と言っても、ローストトマト!
スープの味わいを壊すどころか、新たなステージへと引き上げるアイテムだと思います。

グッとくる力強さを楽しみたいなら中華そば(醤油)が。

ゆったりじんわりとした旨さを楽しむなら、塩そばがおススメです。

 

さてさて残るメニューは、グッと趣きが異なる「汁なし担々麺

こちらも気になります (^^ゞ

 

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実食メニュー

1.中華そば + ローストトマト丼セット(2015/10/11)中華そば かなで (2)

天然醸造醤油&鶏ダシの旨さが沁みる♪ゆったり奥深い本格醤油ラーメン

 

店舗情報はこちらから

中華そば かなで

昼総合点★★★★ 4.0

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