小倉北区三郎丸にある、「珍竜軒 本店」 をご紹介します。
ご当地の名こそ持たないものの、北九州には絶品とんこつラーメンを供する名店が多数存在します。
そんな北九州エリアで、創業50年以上に渡って人気を博してきたブランドのひとつが ”珍竜軒” です。
同じく人気店の 「らーめん一番星@大畠」 を始め、北九州市の内外に多数の系譜を持つ一大ブランドです。
2017年8月 ラーメン
このフレッシュさこそ珍竜軒の証♪ アッサリとした口当たりの奥には確かなコクが
そんなにご無沙汰というイメージでは無かったものの・・・まさかのめんむすび初登場。
そういえば珍竜軒系の味は久しぶりかも?
スイッチが入り、テンション高めで訪問です♪
アクセス
北九州市民球場の近く。
三郎丸交差点のそばにお店があります。
お店のすぐ近くには、専用の駐車スペースを完備。
車が停めやすいのも嬉しいところです。
この辺りは小倉でも特に有名店が多く集う、ラーメン店の超激戦区!
・ぎょらん亭 本店@三郎丸
・一真軒@大畠
・ラーメン無法松@神岳
などなど、1軒あればありがたいクラスの名店が、ズラリと展開するエリアです。
店舗外観
「創業 昭和40年」 =実に50年以上もの歴史を持つ老舗です。
入り口横にある、文字がかすれてきているこの看板が・・・なんともノスタルジック♪
味がありますね^^
店舗内観
こちらのお店は11時~の通し営業。
小倉のラーメン店は、ランチタイムを終えると早々に閉店となるお店も多いのですが・・・
珍竜軒は遅い時間でも開いているのも嬉しいところです。
この日は16時頃に訪れたのですが・・・お客さん多いですね~
行列こそできていませんでしたが、ずっと8割がた席が埋まっている状況でした。
という訳で写真はコレくらいが限界でした(汗)
卓上調味料
卓上にはコショウやゴマと共に、「秘伝の赤辛子」というオリジナルのアイテムが。
後ほど楽しむとしましょう。
おしながき
メニューは基本、とんこつ1本!
トッピングバリエーションはいくつか用意されています。
後はおにぎりとゴハンのみ。
極めてシンプルな構成です。
今回は基本のラーメンを。
にんにく少々、お酢は無し、麺のかたさ普通でいただきました。
おしながきの裏には珍竜軒のストーリーやこだわりが。
眺めつつ待つのも一興です。
このフレッシュさこそ珍竜軒の証♪ アッサリとした口当たりの奥には確かなコクが
いざ登場。
デフォにもかかわらず、チャーシュー4枚+刻みチャーシューまで乗る太っ腹な一杯!
予めスリゴマが入るのも、特徴のひとつですね。
ではではスープをズズっと・・・ふ~っ、スッキリ&コクうま♪
サラリと軽やかな口当たりで、とんこつが苦手な方でも「ココなら楽しめる」という一杯。
実際、年代を問わず女性のお客さんが多いイメージです。
非常にフレッシュな味わいで、トンコツ特有のくさみを感じさせない仕上がり。
それでいて奥底にはしっかりとしたコクを併せ持っています。
アッサリながらニンニクとの相性も上々ですが、入れ過ぎはモッタイナイかも^^;
卓上の辛みそも直接溶かし込まずに、レンゲに取り分けて味わうスタイルが良さそうです。
ヘビーなトンコツが苦手な方にも、おいしく味わえる絶妙のチューニング。
僕もこの浸透圧が、年々ジャストになりつつあるかも知れません (^^ゞ
モッチリ口当たりの良い太めの麺。 硬すぎない仕上がりがスープに馴染む
麺はやや太めのストレート。
モッチリと口当たりの良いソフトな仕上がりで、スープとのマッチングも上々です。
スープとの相性を鑑みると、カタメより普通(もしかすると柔めもアリ?)が良さそうなイメージです。
替玉はないので、ガッツリいくなら大盛でお願いしましょう。
なんて太っ腹♪ デフォでもチャーシュー4枚+角切り入りというお値打ち仕様
具材はチャーシュー&青ネギとシンプルな構成。
しかしチャーシューは、サイズ・厚み共に十分なものがデフォで4枚♪
一味異なる旨さを楽しめる、角切り仕様も乗るのが嬉しいですねぇ~(^o^)
もちろん旨さも間違いなし。
肉感を楽しませつつ、スープや麺とも馴染む絶妙のかたさに仕上げてあります。
ガツンと重厚感溢れる一杯。
ミックス系のような多層的な仕上がりの一杯。
そういうタイプが「ど真ん中!」という方には、少しおとなしいかも知れません。
しかし多くのお店で味わうほどに。
色々なタイプを食べ、年を重ねていくほどに。
ある日、珍竜軒の凄みに思わずハッとする。
そんなイメージ (^^ゞ
そして「トンコツは無理!」という方々も、「ココだけは楽しめる♪」
きっとそんな方々も数多くいらっしゃるでしょう。
一杯一杯、精魂込めて丁寧に作られている。
店主さんの仕事ぶりも素晴らしいですね。
”強いから” ”選ばれているから” 生き残っている。
老舗の矜持を感じる一杯です。
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