小倉北区大畠にある、「一真軒」 をご紹介します。
小倉で生まれ、唐津へと移り、その後幕を閉じた伝説の名店 「一竜軒」
その味をルーツとする、小倉の人気店です。
一竜軒での修行を経て、東京に出店。
その後2013年9月、小倉に現在のお店がオープンしました。
5 チャーシューメン(2020年8月)
ちょっとご無沙汰だった小倉へ。 となれば一真軒へ♪
北九州には本当にアツい とんこつの名店がいくつもありますが…
この数年、僕の中で最もアツいのが、こちらの一真軒です(o^^o)
源流である 「一竜軒」
その味をリスペクトする 「圭順@門司」
唐津でその味を紡ぐ 「一光軒@唐津」
そして 「竜里@唐津」
一竜軒から生まれた味は、食べれば食べるほど、その味のトリコになります♪
僕自身、最初からドハマりした訳では無く、二度、三度とリピートするなかで、その魅力に開眼しました (^^ゞ
こういう流れで好きになるお店は、後々まで通い続けるんですよね~
アクセス
湯川から神幸町へと続く通りの途中。
大畠3丁目交差点のそばにお店があります。
このあたりはラーメン店の超激戦区。
「ぎょらん亭」 「らーめん一番星」 「珍竜軒」 といった、そうそうたる人気店が軒を連ねます。
おそろしいほどハイレベルなエリアです^^;
店舗外観
常に店頭には車が停まっているので、なかなか外観が撮りづらいのですが…
この日は首尾よく、帰りの一瞬が開いていたのでパチッと。
このファサードの雰囲気だけでも、グッとくるものがありますね^^
ちなみに店頭には 「鍋ラー」 に関するお知らせが。
テイクアウトをやっているという情報は目にしていましたが…
全国でもひそかなブームとなっている鍋ラーとは^^
更によく見ると 「遠くの家族に届けたい」 との文字まで!?
ま、まさか、一真軒を…お取り寄せできるのかっ!?!?
ぶっちゃけ車で隠れていたので、今、レビューを書いていて初めて気づきました(汗)
これは詳細を調べなければ!
店舗内観
お客さんが多くて内観を撮るのは難しいので、昔のものを^^;
今はレイアウトが少し変わっています。
おしながき
こちらは2020年8月時点のお品書き。
ラーメンはとんこつ1本!
バリエーションも大盛、チャーシューと最小限の展開です。
最近は、ネギ増、のり増しなどもあります。
サイドメニューは、ゆでたまご・おにぎり・ごはんに加え、ネギチャ飯も。
卓上調味料
卓上には醤油・コショウ・アジシオが。
でもって、一竜軒伝統のアイテム、唐豆と紅ショウガが供されます^^
その昔、ラーメンが来るまでの間に…と、お店の方が食べていた豆を出したのが始まりです。
気は優しくて力持ち! 円やかな口当たりと頼もしい旨さが見事に融合したスープ
スムーズに着丼。こちらは チャーシューメン です。
うんうん、今日も良い色ですね♪
と思わせる、ビシッと決まったこのビジュアル。
早速スープをズズっと・・・うん、旨いっ (o^^o)
心地良いとんこつアロマと共に、ズン♪と舌に沁み入る力強い旨味!
タレ&脂の塩梅がピシャリと素晴らしく、極めて秀逸なバランス感を感じます。
今日はやや、ワイルド感が強めの仕上がりでした。
口あたりはスムーズでありながら、実に力強い旨味。
どこか武骨なトーンもありながら、下卑たところは無し。
食べやすさを身上とする、薄っぺらいタイプのクリーミー系とんこつが裸足で逃げ出す味わい。
この一杯には、外連味など皆無。
”気は優しくて力持ち” というイメージがピッタリきます♪( ´▽`)
スープに馴染む&モッチリ奥にコシを楽しめる♪ バランスの良いストレート麺
合わせるのはやや太めのストレート麺。
いつもはカタメンが多いですが、ここではデフォでいただきます。
素直な口当たりながら、モッチリとその奥にコシを感じる旨い麺♪(´ε` )
スープとの馴染み方、そして麺の存在感。
どちらに偏ることなく、バランス良く折り合っているイメージです。
ガッツリ楽しむチャーシューメン。 紅ショウガをかじりながら思う存分楽しもう
+200円でチャーシューがタップリと♪
「チャーシュー追加すると、ビックリするほどお高い…」
「えっ!? チャーシュー追加して、たったこれだけ?」
というお店も少なからずありますが・・・(>_<)
一真軒は実に良心的♪
スープの味を壊さない控えめな味付け。
肉肉しくてコクがあり、食べ応えあるチャーシューを存分に楽しめます(^-^)v
多めの青ネギと海苔が、しっかり脇を固めてくれるのもポイントですね。
中盤あたりから紅ショウガをかじりつつ楽しむと、スープも肉もとまらない♪
紅ショウガは入れるべからず? 最後の口直しに楽しむもの?
入れようが、途中でかじろうが、〆に食べようが、好きに楽しめばイイと思いますよ~
4 ラーメン(2019年8月)
深〜く舌に沁みる、ソウルフルな味わい。
理屈抜きに、ただただ、ひたすらに美味いっ!
前回に続き、最高のコンディションでございました╰(*´︶`*)╯♡
最も強いラーメンは、直感を揺さぶる、魂に響く一杯。
一真軒のラーメンを食べる度に、そう思います。
福岡市内、久留米など、旨いとんこつラーメンは各地にそれぞれあるのですが…
このタイプは、北九州と唐津でなければ味わえないんだよなぁ~(*´∀`)♪
あぁ~、圭順もリピしたくなったし、唐津もハシゴで行きたい。
まずは 「遠くの家族に届けたい」 の件、早々に解明せねばっ!!
https://www.instagram.com/p/CEdWWwXAk88/?igshid=1h6fu76h8szb
3 チャーシューメン(2018年8月)
2 チャーシューメン(2017年6月)
[wc_toggle title=”ショートレビューはコチラ” padding=”” border_width=”” class=”” layout=”box”]
①惜しまれつつ閉店した唐津の名店 ”一竜軒” の流れを汲む絶品とんこつ
②トロリと円やか。とんこつの良さを消さず、丁寧に引き出した一杯!
③唐豆を摘まみつつ待ち、紅生姜を摘みながら味わうべし
一段と円熟味が増したイメージ。
惚れ惚れするような旨さです♪( ´▽`)
一竜軒のルーツである小倉で、この味を楽しめる喜び。
門司の圭順とハシゴして楽しむのもイイかも^^
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1 チャーシューメン(2014年12月)
[wc_toggle title=”気は優しくて力持ち♪一竜軒インスパイア系とんこつが旨い” padding=”” border_width=”” class=”” layout=”box”]
小倉北区で創業、その後佐賀の唐津に移転した「一竜軒」
遠方から通う熱心なファンを数多く持つ、超人気店です。
そんな一竜軒の味をフォーチャーし、東京でお店を営んだご主人が約1年前にオープンしたのが、こちらの「一真軒@大畠」です。
かなり気になるお店ながら、週末は17時まで&スープ切れで閉店とあって、なかなかタイミングが合いませんでしたが、ようやく初訪問できました。
豆&紅ショウガ
オーダーすると、まず供されるのがこちら。
一竜軒スタイルの、唐豆&紅ショウガです。
その昔、ラーメンが来るまでの間に…と、お店の方が食べていた豆を出したのが始まりだとか^^
唐豆はかな~り硬いです(笑)
一竜軒発祥の小倉でこのスタイル。
当時からのファンは懐かしさ一杯ではないかと。
ちなみにこちらのご主人は一竜軒で修業されているらしく、このスタイルも公認だと思われます。
優しく奥深い味わいのスープはノスタルジックな魅力も
並々と注がれたスープ。
ひと口啜れば、豚骨の旨味がしっかりと広がります♪
とんこつアロマは軽くありますが、きっついタイプではないのでむしろアリ!
優しい味わいながら、力強く奥深いコク。
気は優しくて力持ち!という感じかな(^^ゞ
ボヤっとでもなく、キリリでもなく、絶妙の加減で元ダレが効いてます。
食べ進めるほどにスープをすくうレンゲが止まらない…いつまでも飲みたくなる味わい。
僕が食べて育った味とは異なるのですが、何故か懐かしさを感じるのが不思議です。
僕は普段紅ショウガはあまり使わないクチですが、このスープには良く合うと思います^^
スープとの相性もバッチリ。デフォでジャストな中太ストレート麺
ストレートの中太麺。
デフォで頂きました。
適度な弾力がありつつ、決してヤワではないシッカリ感のある仕上りです。
スープとのバランス感もバッチリ♪
イイ感じです^^
この+150円はコスパ高!チャーシューメンがとってもおトク
モモ肉のチャーシューがたっぷりと。
厚みも結構あり、タップリとした食べ応えがあります♪
スープがしっかりしているので、ペロペロの厚みだと負けてしまいそうなので、むしろピッタリかも。
味付けは控えめなので、スープを邪魔するようなこともありません。
多めの青ネギ、海苔も良い感じです。
参考:一竜軒(2014年2月)
参考:圭順(2014年5月)
満足感しっかりの一杯でした。
さて、一竜軒に似ているか?というポイントにもちょっとだけ(汗)
僕はフリークではないので、イメージです。
結論、「基本は一竜軒の味わい」かと。
一真軒の方が、元ダレ&スープの濃度が強めという印象を受けましたが、これは仕上りにもよると思うので断定はしにくいです。
いずれにしても一竜軒が唐津の名店となって久しい今、小倉でこの味を楽しめるのは嬉しいことではないでしょうか?
同じく一竜軒をリスペクトしている門司の老舗「圭順」も、また食べたくなりました。
博多のラーメンとはまた違った旨さ&楽しさがありますね(^o^)
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