【ぎょらん亭 本店@小倉北区三郎丸】 数多くの人気店を生み出した、ぎょらん系の総本山

小倉北区三郎丸にある、「ぎょらん亭 本店」 をご紹介します。

北九州を代表するメジャーブランド
ラーメン力@馬場山東」 「ラーメンまむし@田川郡」 等々、数多くの暖簾分け(便宜上の表現です)を生み出したぎょらん亭一門。その総本山がこちらの本店です。

以前貼られていたPOPによると、その始まりは昭和21年(1964年)とのこと。
ちなみにぎょらん亭の前身は 「貴龍@西本町」 であると伝え聞きます。

創業者である大将はこちらの本店を譲り 「沼店」 を営んでいらっしゃいましたが…現在はどちらにいらっしゃるんだろう?

間違いなく言えることは、北九州のラーメンを語るうえで、”ぎょらん亭” というブランドが最も重要なキーワードのひとつであるということ。

”これぞぎょらん亭” という、個性ある形を確立されたと思います。

2019年8月、「ぎょらん亭 魚町店」 もオープン。
2020年春には、「公式オンラインショップ 」 も登場しました!

 

 

前回、新店の魚町店に行ったら、やっぱり本店にも行きたくなっちゃいました。
今日は助っ人2人が一緒なんで、イッキに3種をリピで食べ比べようとヤル気マンマン♪( ´θ`)ノ

僕の食べ歩きは、ぎょらんの味との出会いから始まったので…
このお店は今もやっぱり、特別な存在です。

 

アクセス

お店の場所は、北九州メディアドーム・市民球場の近く。
小倉北区体育館入口前の交差点を、足立方面へ入ってスグにあります。

この辺りは、「一真軒」 「らーめん一番星」 「珍竜軒」 といった名店が集う、 北九州屈指のラーメン激戦区!
そうそうたる名店ばかりです (^^ゞ

 

店舗外観

なんとも味のあるファサード。
暖簾やパネルは新しくなりましたが、この看板は変わらぬまま。
なんともホッコリします^^

この ”グリーン” がぎょらん亭のテーマカラー
ラーメン力@八幡西区馬場山東」 や 「ラーメンまむし@田川郡福智町」 といった名店へと、そのカラーが受け継がれています。

お店の前には広い駐車スペースがあるので訪問しやすい点もポイント。

そこから見えるスープ工房。ぎょらんのスープはココで生まれるんですね♪
(これは以前の写真です)

 

おしながき

食券制なので、まずは入って左手の券売機へ。
こちらは2020年8月時点のラインナップです。
十割豚骨100%(こってり)
二八鶏20%豚骨80%(ややあっさり)
どろ独自製法で生み出されたニュータイプのとんこつ
以前は、中華そば・担々麺・味噌・塩などものラーメンに加え…
炒飯だけで6種、カレーが6種、更には焼肉などありましたが (o^^o)
現在はこの3種で固まっているようです。

 

店舗内観

入って正面には広いお座敷席が、右手にはカウンター席があります。
以前に比べ、随分キレイになりました^^

 

卓上調味料

テーブルにはコショウと・・・替玉のタレかな?

 

7 十割 チャーシューメン(2020年8月)

同じ十割でもグッと食べやすく♪ 高濃度だけど重すぎないバランス感

いよいよ登場、こちらが 豚骨十割 です。
どっしり&ちょいトロのビジュアルが、ぎょらんらしさを物語っています。

早速スープをズズっと・・・うん、旨いっ♪(´ε` )

全くと言って良いほど脂は浮かず、キレイに脂が溶け込んだスープはなかなかパワフル
力強いボディがあり、とんこつらしさをしっかり楽しめる味わいです。

ぎょらん=ワイルド&ハードというイメージがありますが、最近はグッと円やかで食べやすくなったイメージがありますね。

タレの塩梅も適度にピシャっと。
先行することも、輪郭がぼんやりすることも無く、絶妙の仕上がりです (^o^)

 

カタさは普通がお気に入り。 頼もしいスープに馴染むストレート麺も旨し

合わせるのは、博多に比べやや太めのストレート麺
久留米ラーメンがベースとなる北九州では、概ね標準的なサイズかな。

硬さのオーダーも受けてくれますが、ここはやっぱりデフォがお気に入り
硬すぎない方がこのスープに馴染んでイイ感じだと思います♪( ´▽`)

 

ぎょらんと言えばやっぱりチャーシュー。 昔に比べグッと食べやすいタイプに

ぎょらん亭のチャーシューメン(肉デラ)と言えば、驚くほど大きく&厚手!
”初見は度肝を抜かれるレベル” というイメージでしたが、現在はグッとおだやかになりました。

昔ほど凄まじい大きさではないものの、枚数が多いので食べ応えは充分
しっとり&とろ~りとしたウマさは踏襲しつつ、以前に比べると甘さも控えめな印象です。

サイズ・味わい共に、むしろバランス的には今の方が良いのではないかと思いますが…
昔のレビューでご紹介した圧巻のチャーシュー麺 ”肉デラ” も懐かしいですね (^^ゞ

 

6 二八 ラーメン(2020年8月)

こちらは豚骨8:鶏2でスープをブレンドした、二八ラーメン。
「十割はちょっとキツイ…^^;」 という方にも食べやすい一杯です。

モチロンぎょらんならではの頼もしさは健在!
一歩引いたポジにいる感じですが、やっぱり安定の旨さですね。

僕もそろそろ、デフォ=十割→二八に移行する年頃かも(笑)

 

5 どろラーメン(2020年8月)

こちらは第3のラーメン、その名も ”どろ” です。
ぎょらん亭が大阪進出(だったかな?)する際のキラーメニューとして開発された、という噂を昔聞いた気がします。(真相は不明)

十割&二八とは打って変わって、モダンでクリーミーな味わいが特徴。

「むしろ私は、どろが好き♪」
「やっぱりぎょらんは、十割やろ!」
革新的なチューンだけに、味の好みによって、感じ方は大きく異なると思います (^^ゞ

僕はやはり十割派ですが、クオリティの高さは言わずもがな。
ファンなら先ずは一度、味わっておきたいものです。

なんだなんだ言いつつ、折々でリピしてるかも(笑)

 

チャーハン

お久しぶりにチャーハンも。
ハーフでもしっかり食べ応えあり!

ぎょらんのスープと共に味わうことで、旨さマシマシ間違いナシです^^


 

一度に3種を食べ比べるチャンスはなかなか無いので、良い機会になりました (o^^o)

まさかぎょらん亭が通販を始めるとは夢にも思わなかったので、次回はあえてお取り寄せして食べてみようかな~♪

こうして2回、ぎょらんを味わうと…
ご無沙汰している 「ラーメン力@馬場山東」 「ラーメンまむし@田川郡」 も俄然恋しくなってきた~(^^ゞ

よし、行こう!
2号不在のタイミングを狙って(笑)

 

4 豚骨十割(2018年12月)

[wc_toggle title=”めんむすび始まりの一杯。 スマートで洗練されたぎょらん亭の味に舌つづみ” padding=”” border_width=”” class=”” layout=”box”]

 

こんなとんこつラーメンがあったのか!?

ぎょらん亭との出会いは、僕のラーメン店巡りの始まり

あの衝撃が無ければ、めんむすびは無かったかも知れません (^^ゞ

昔からラーメンは好きだったものの、”気に入ったお店にひたすら通うスタイル” だった僕が 「もっと色んな味を知りたい!」 と思うようになったのは、ぎょらんの一杯がきっかけでした。

訪問のスパンは以前に比べ長くなったものの、原点回帰という意味でも定期的に訪れておきたい存在です。

 

 

少々ご無沙汰していましたが、今回は全体的にスマートで洗練された印象がありました。

といっても、ぎょらん亭の軸をブラしたものではなく、中核はそのままに磨き上げられたというイメージ。

より幅広い層に受け入れられそうな仕上がりだと感じました^^

「ぎょらん亭はバリバリ旨いけど、かなりハードなんで食べ手を選ぶね!」

なんて言っていた頃が懐かしいかも(笑)

コンディションの部分もありますし一概には何とも言えませんが、この日の一杯も実に感慨深かったです。

しばしのインターバルを置いて今後もリピを。

次回は二八、その次は久々にどろかな~
その前に、マイフェイバリットな ”力” をリピしてから来ようと思います(^^ゞ

 

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3 豚骨二八ラーメン(2017年1月)

[wc_toggle title=”秀逸なバランス感を再確認。 豚骨のコク&鶏のキレを兼ね備えた二八もアツい!” padding=”” border_width=”” class=”” layout=”box”]

 

豊前裏打会” として「大地のうどん」 を始めとする数々の人気店を生み出した 「津田屋官兵衛」 と双璧を成す北九州におけるレジェンド

高いオリジナリティを武器に”ラーメン”と”うどん”それぞれのジャンルに於いて、北九州発の一門を築き上げました。

現在、始祖である家元は 「ぎょらん亭 沼店」 にいらっしゃると思われますが、本店は今もこちらです。

 

想像以上のバランス感♪ コクがあるのに重くない、豚8:鶏2を黄金比でミックス

まずは豚骨二八ラーメンから。

こちらはその名の通り、豚骨スープ8に対して鶏のスープを2合わせたタイプです。

ビジュアルだけでは区別しづらいですが、まずはズズっと・・・うん旨いっ^^

コクのある豚骨スープ鶏ならではの円やかな旨味が加わり、グッと食べやすい味わいに仕上がっています。

ぎょらんのトンコツスープは基本的に、かなり押し出しが強いタイプ。

それだけに二八ファンも多いでしょうね。

麺はモチっと柔らかめのストレート。

博多ラーメンを食べつけている人にとっては、かなり太めに感じると思います。

カタメまではオーダーできると思いますが、僕は毎回スープと馴染むデフォで。

今回は特にソフトに感じたので、次回は初のカタメを試してみようかな~?

チャーシュー大きな一枚ものがドカンと♪

デフォ&アンダー600円で、こんなに立派なチャーシューが出てくるお店は中々無いですよ (^^ゞ

味しっかりめ甘めの仕上がりがぎょらんのスタイルです。

 

年月を経て少し丸くなった? 今日の十割は大人の紳士に

こちらは十割

僕の定番でございます(笑)

ここまで違うものかと思うほど、グッとワイルドでパンチの効いた味わい。

と言いつつ、今日は厚みよりキレを感じました。

以前はガチ濃厚派以外は避けるべき!と思うほどの暴れん坊というイメージでしたが・・・

これはもう一度再訪して、確かめねば


 

ぎょらんではこれまで、オーダー率 80%以上で十割なのですが、二八もイイねぇ~♪

久しぶりに食べて、バランス感の良さに改めて驚きました^^

次回は、十割を肉デラ&麺カタメでもう一度!

本店で? 沼店で? むむ~っ、悩ましい(笑)

 

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2 どろラーメン(2015/7)

ぎょらん亭 (1)

ぎょらんの”どろ”は濃厚ながら、極めて洗練された味わい!

 

 

1 肉デラ(2014/8)

ぎょらん亭 (1)

小倉豚骨の筆頭と言えばぎょらん亭!名店の源流ここにあり

 

 

掲載情報は訪問時、または記事作成時のものです。
訪問日とレビュー公開日は異なる場合があります。

メニューや価格、内容などが異なる場合がございます。
また、また訪問日とレビュー公開日には、タイムラグが発生している場合があります。
特に遠方から来店される際は、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお薦めします。

 

店舗情報はこちらから

ぎょらん亭 本店

 

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