博多中華そば まるげん@中央区平尾
太麺つけそば
豚や鶏に魚介を合わせるなど、数種の素材から取ったスープ。
最近ではMIX系と呼ばれるジャンルがあります。
とんこつ王国である福岡では本来稀少なジャンルで、いわゆるニューウェーブ系と呼ばれる新世代のお店が多いのも特長です。
福岡で言えば、
「一幸舎 慶史」の豚骨ハイブリット(豚+鶏)
鹿児島に本店を持ちラースタやデイトスのめん街道に出店している「豚とろ」(豚+鶏+魚介)などなど…
最近では、豚・牛・馬・鶏・アゴだしと、5つの素材からスープを取ったお店(ラーメン5)も。
なかでも博多のMIX系スープの源流と言える存在が、無化調の鈴木商店、そして中華そば 郷家かと。
その郷家をルーツに持ち、自らも老舗の風格が漂いつつあるのが、今回の博多中華そば まるげんです。
店舗外観
高宮通り沿い、平尾北⇔平尾の交差点のちょうど中間あたり、平尾を向いて左手にお店があります。
平尾駅からも徒歩3分とアクセスが良いです。
お店の前に数台分、専用の駐車スペースがあるのが嬉しいところ^^
ただし、通りは車が多いので駐車場に入るタイミングがちょいシビア(汗)
注意して上手いこと停めましょう。
食券機&メニュー
食券制なので、入って左手の券売機で購入しましょう。
基本構成は、中華そばとつけそばの2つ。
中華そばはデフォに加え、辛いもの、タンタン麺、しょうゆがあります。
※実はこの”限定しょうゆ”が隠れた人気だったりします
つけそばは、太麺と平麺。
それぞれ辛いタイプがあり。
まだ暖かい今のうちにと思い、太麺のつけそばをチョイスしました。
忘れてはならないのが豚めしのセット。
ランチがオトクです♪
これは〆のお楽しみ^^
店舗内観
テーブル席とカウンターがあり、結構広めです。
壁面には山笠グッズがいっぱい!
確かに店主さん、山笠ルックがメッチャ似合いそうです^^
中休みが無いので、14~15時台など遅い時間のランチもOKなのがありがたいです♪
卓上調味料
卓上調味料はコショウとお酢。お酢はつけそば用だと思います。
ルーツである郷家の味わいをパワーアップ。よりヘビィ級のコクと濃度に
見るからに濃厚なつけ汁は、旨味と甘味が際立つオリジナリティのある味わい。
豚骨、煮干、昆布、椎茸などから取ったコクのあるスープは、適度に節系のザラ感があります。
最近ようやく博多でも定着しつつある、兼虎@赤坂や、今は無き咲きまさのようなガッチガチの関東系つけ麺ではなく、博多独特のチューニングです。
ルーツである郷家の味わいをベースに、パワー&パンチを磨き階級を上げたイメージ。
濃厚ながらストロングすぎず、懐かしさを感じる印象です。
元ダレ強めの味が苦手な方は、つけそばより中華そばがおススメかも?
スープの持ち上げも上々。ムチ&モチの太麺がウマい
麺は太麺と平打麺があります。(食券購入時にチョイス)
もちろん僕は太麺。
ほど良い太さの麺は、心地良いムチ&モチ具合が良い感じ♪
滑らかな麺ですが太さが程々なので、思いのほかつけ汁の持ち上げもしっかりです。
麺の量が同料金で選べることが多いつけ麺にあって、麺増量が+310円(太麺・大盛の場合)はチト厳しいですね(/_;)
せめて大盛までは同料金だったら…。
以前は太麺で食べて、平打麺の替玉ができたのですが…今はやっていないようです(涙)
つけ汁のなかに潜む、チャーシューやメンマがウマい♪
麺の上には玉子と海苔しか見えませんが、つけ汁のなかに具材がしっかり♪
スライスのチャーシュー、メンマなど結構、具材が入っています。
店員さんのアドバイス通り、よく混ぜながら麺と共に味わいましょう^^
豚めし
食べ終わったらスープ割をお願いしましょう。
一度、つけ汁の器を引いてから、スープを注いで持ってきてくれます。
このスープとランチの豚めしおにぎりを、一緒に食べるのがお約束の〆方♪
中華そばなら同時進行もアリですが、つけ麺ならコレでキマリ(^^ゞ
つけそばは甘味の強いつけ汁がツボにハマるかどうか?が大きいメニューだと思います。
甘いのは苦手…なハズが、まるげんに来るとつけそばが多いのが不思議^^;
中華そばは非常にバランス感が良く、誰にもおススメしやすいメニューです。
鶏白湯が絶品のお店の店員さんに教えてもらった、限定中華そば(しょうゆ)もウマいです。
次回は中華そばか?季節限定で出ていればタンメンか?
店舗情報はこちらから
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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