福岡空港国内線ターミナル ”ラーメン滑走路” にある、「弟子屈ラーメン」 をご紹介します。
屈斜路湖・摩周湖の近くに本店を構える、北海道発のブランドです。
本店を含め北海道内で6店舗を展開。
これまでイベントを除いて北海道でしか味わえなかったお店が、遠路はるばる博多へとやってきてくれました。
6 北海道 男爵いもの冷製ベジスープラーメン【限定】(2019年6月)
冷製ポタージュスープに色鮮やかな野菜やチーズをあしらった、目にもおいしい一杯
今年も各店で続々と ”冷やしラーメン” の提供がスタート。
やはり 「冷やし担々麺」 「醤油系の冷やしラーメン」 「冷やし中華」 が定番というイメージです。
そんななか…こちら弟子屈ラーメンでは、ひと味異なる冷やしメニューが登場。
なんと男爵イモを用いた、ビシソワーズ風のラーメンでございます^^
アクセス
福岡空港 国内線ターミナルビルの3F。
2017年11月にオープンした 「ラーメン滑走路」 の一角にお店があります。
ちなみに2Fには、全350席のフードホール 「the foodtimes」 が。
店舗外観
北海道らしく、山小屋を思わせるようなデザイン。
弟子屈(=てしかが)が読みづらいので、振り仮名がふられているのがなんだかキュート^^
ちなみにこの名称は、本店がある場所の町名だそうです。
店舗内観
明るい木目を基調とした内観。
テーブル席を中心としたレイアウトです。
弟子屈ラーメン専用粉→北海道産小麦100%との掲示が。
ちなみに小麦の生産量 全国1位は当然ながら北海道ですが・・・実は2位が福岡ってご存知でしたか?
卓上調味料
卓上にはコショウ・一味に加えオリジナルスパイスが。
ブラック、ホワイト、グリーン、ピンクといったペッパーがミックスされているようです。
こりゃオモシロイ^^
おしながき
こちらは2019年6月時点のお品書き。
グランドメニューは大別すると4種をラインナップ。
味噌、魚介しぼり醤油、むかし醤油、鮭冬葉塩が提供されています。
さらには30食限定で、北海道三大かに味噌ラーメン 1,980円!
ズワイ・タラバ・花咲カニ入り、という豪華メニューも(笑)
ココはあくまで非日常の世界。全然アリだと思います^^
サイドメニューも個性的。
山わさび巻き、行者にんにく餃子といった、他店ではお目にかかれないものが供されています。
ウニ醤油の玉子かけご飯という気になるメニューも。
そして新たに登場した、札幌スープカレーラーメン。
ウニ醤油の玉子かけご飯も登場してました。
冷製ポタージュスープに色鮮やかな野菜やチーズをあしらった、目にもおいしい一杯
少々待っていよいよ登場、こちらが 北海道 男爵いもの冷製ベジスープラーメン です。
例の如く、サンプル写真とは違うんだけど、少々離れて見ると…まぁ、概ね近しい感じ^^;
”空席を除けばほぼ満員→違うとこを除けば、ほぼそのまま” ということで。
※分かんない場合はスルーしてください(笑)
ビジュアルに秀でたメニューこそ、そのギャップがキモチに影響してしまう。
難しい問題です (^^ゞ
さておき先ずはスープから…うん、ウマイっ♪(´ε` )
器もスープもキッチリ冷たく、ポッタリ&とろ~りとしたポタージュがス~っと熱を奪っていきます。
ひんやり気持ちイイけど、ちゃんと旨味は感じられる仕上がりです。
サンプルではオレンジがかったジュレ状のものは…オリーブオイルの香味油?
ややモッタリとなりがちなスープに、香りの変化と滑らかさを与えています。
合わせるのは、中太平打ちぢれ麺。
結構冷たく〆てあるので、ギリギリの硬さかな~
スープのたおやかさを鑑みると、もう少し柔らかい方が個人的には好みです。
しかしサイズ自体はむしろこれ位太い方が、存在感があってイイですね^^
アスパラは惜しみなく3本を丸っと(笑)
コーンの相性は言わずもがな、彩りとわずかな酸味で抑揚を与えるプチトマトも鉄板です。
ねっとり&コク増しのモッツァレラは、食感のアクセントにもイイ感じ。
塩昆布は目立ちませんが、まぁ…ここが目立ちすぎるのもアレかも知れません^^;
一番印象的だったのは、中央の ”何か”
帰り際にお店の方に聞いてみたのですが、イマイチ内容を理解できませんでした(汗)
気になっていながらこの体たらく。レビュアーとしていかがなものかと反省しております(;^_^A
あ~だ、こ~だ書いておりますが、結構好きです (^^ゞ
弟子屈はクオリティも安定していますし、個性強めなので結構タイプ。
これだけ ”冷やし” が浸透してくると、やはりオリジナリティが重要かと。
・担々麺系:安定感あるジャンルだけど、個性を打ち出すのは難しい?
・醤油系:個人的にかなりアツいけど、お店のポテンシャルに大きく左右される?
・冷やし中華:フォーマットが強力な分、ヒキを作るのが難しい?
・その他:センスが試される(笑)
既に真夏日を超える日も出てきていますが、まだまだ今夏も序盤戦。
7月にはお馴染みの 「福岡の冷やし麺まとめ」 もお送りしたいと思います。
乞うご期待でございます(o^^o)
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6 札幌スープカレーラーメン バラチャーシューのせ(2018年11月)
[toggles class=” style=”] [toggle title=’札幌スープカレー×ラーメン=なるほどこれは、スムーズなマッチング♪’ class=” style=”]
前回は、初夏に登場した新メニュー ”レッドドラゴン” を楽しんだ弟子屈ラーメン。
今冬、新たにお目見えしたメニューはなんと”札幌スープカレーラーメン”
弟子屈ラーメンが札幌スープカレーを掲げるのは、なかなかシュールな感もありますが(笑)
そこは ”北海道” という広大な一つのエリアだからこそ成せる業 (^^ゞ
ビジュアル的にもイイ感じだし、「基本的に、うまければ細かいことはイインダヨ♪」 が僕らのスタイル。
もちろん実食して参りました。
札幌スープカレー×ラーメン=なるほどこれは、スムーズなマッチング♪
スムーズに着丼。
こちらが、札幌スープカレーラーメン バラチャーシューのせ です。
多少の乱れは有りつつも、概ね写真通りのビジュアル。
ここでとび幅が大きいと、いきなりテンションダウンしてしまいますが^^;
前回同様、弟子屈はその辺りもキッチリしているイメージです。
早速スープをズズっと・・・うん、ウマイ♪(´ε` )
”スープカレー” ネーミング通りサラサラのスープは、なかなかスパイシーで本格的な仕上がり。
安易に妥協したような雰囲気が全くなく、丁寧な作り込みが感じられます。
ベーススープのコクもきちんと楽しませつつ、「これ以上やると人を選ぶ」という一歩手前に留める見切りも見事。
しっかり本格派でありながら、食べやすさも保たれています^^
風味豊かなしっかりとしたコシを楽しめる、太めのちぢれ麺とのマッチングもなかなか。
カレーだけが闇雲に主張せず、しっかりとラーメンとして仕上がっています^^
ジューシーなナス、甘みがアクセントのカボチャ、色鮮やかなピーマンなど。
色とりどりの具材も大きな魅力です♪( ´▽`)
インパクトはあるけどちょっと食べづらい(笑)
炙りチャーシューもスープに合いますね^^
これだけしっかりしたスープカレー。
麺だけ食べてオシマイというのはモッタイナイですよね~(^^ゞ
てな訳でもちろん、小さいライスをいただきました。
が、ここが残念ポイントに。
写真からも伝わるかも知れませんが、長時間ジャーに置かれたような明らかにマズイものが登場(汗)
乾いた触感といい、特有の蒸れたニオイといい・・・「どうしちゃったの?」と言いたくなるシロモノでした。
メインがイイだけにモッタイナイね (/_;)
予想外のオチこそありましたが、流石は弟子屈という作り込みでした (^^ゞ
意外にヒットしにくいカレーラーメンだけど、スープカレーだとスムーズですね♪
カレーラーメンに目が無い方は、押さえておきたいメニューですよ!
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5 レッドドラゴン(2018年5月)
[toggles class=” style=”] [toggle title=’ありがちなピリ辛ラーメンとは一線を画す! レッドドラゴンを攻略せよ’ class=” style=”]
昨年11月にオープンしたラーメン滑走路。
「ワンタンメンの満月」 には、コンスタントに新作(季節変わり)メニューが登場していますが・・・他のお店は中々^^;
と思っていたら、弟子屈に新作が登場との情報が。
スパイシー系かぁ・・・
ま、とりあえず行ってみようかな~という軽い気持ちで出かけたのですが・・・
力強い辛さと味わい深いスープのコクがミックス♪ タマネギとの相性も抜群だっ
いよいよ登場、こちらが レッドドラゴン です。
おおっ♪ サンプルから見劣りしない、キッチリとした出来映え!
もちろんサンプルは、それ用の・・・という理由は分かるものの、あまりにもかけ離れるとファーストコンタクトでテンションがダダ下がりに(汗)
ここまでキッチリな一杯も珍しいかも知れませんね (^o^)
とは言え問題はそのお味。
さてさてズズっと・・・うん、旨いっ!
結構打ち出し強めの辛さなのですが、旨味が濃いので辛さだけが先行しないグッドバランス^^
肉味噌が溶け込むことで、更に厚みを増していきます。
スープの中にはタマネギや、モヤシなどがタップリと。
このタマネギがイイ仕事してくれます。
シャクっとトロっと絶妙の塩梅。その甘味とスープの辛さが綱引きして得も言われぬコントラストを作り出します♪(´ε` )
アクセントの白髪ネギもグッド。
韓国海苔が乗るのも面白い試みですね~
ちなみに麺は多加水のチュルプリ中太麺。
麺のタイプが違うともっと面白くなりそうな予感 (^^ゞ
4 むかし醤油
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訪問したものの、レビューできていなかった2品をご紹介^^;
まずは、むかし醤油。
「まぁ、なんか地味めの醤油なのかな~」なんて甘く見ていたら・・・
これ、かなりの旨さですよっ (^o^)
コンセプト通り、ノスタルジックな気分を盛り上げつつも、適当にお茶を濁すようなしあがりではありません。
キリっとビターに効いた醤油ダレがなんともイイ感じ♪
岩海苔のトッピングも実に良くあいますね。
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3 鮭冬葉塩
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続いてこちらは、鮭冬葉塩(さけとば塩)。
鮭・・・サケねぇ ^^;
北海道らしさがピタリとくるだけに、むしろ一周まわって「ま、いいかな(汗)」
「鮭特有のにおいがアレなんじゃ・・・」 とか思っていたら・・・これもウマイじゃないですか♪
しっかり打ち出し強めの塩スープに、ジューシーな鮭とワカメが合うわぁ~ (^^ゞ
ちょっと不安だった ”とば” の香りも、味わってみればむしろポジティブなイメージ。
いやはや参りました。
なんだかんだ言いながら、サイドメニューもしっかりと(笑)
山わさび巻き
まずは、山わさび巻き。
本ワサビではなく、ローストビーフのお供でお馴染みの ”ホースラディッシュ” を巻いたもの。
辛さと風味が控えめで、爽やかな味わいが濃いめのラーメンのお供にぴったりです^^
行者にんにく餃子
そして、行者にんにく餃子。
九州ではなかなか味わえないレアな味わい。
なかなかパンチの効いた味わいで楽しめました♪
いや~、今回のレッドドラゴンを含め、どれもが思い込みをガツンと覆される出来ばえ (^^ゞ
やっぱり食べてみなければ分からないものです。
ややもするとワンパターンになりがちな北海道のラーメン。
しかし弟子屈の場合、味噌・醤油・塩・サイドメニューに至るまで、オリジナリティ溢れるものばかり!
しかも単なるパフォーマンスに留まらない、しっかりとした作り込みを感じます。
一通り全部味わったので、次回は味噌にコーンバターを乗せた定番の観光仕様を楽しんでみようかな~
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2 焼豚味噌(2017年11月)
[toggles class=” style=”] [toggle title=’その距離2000キロ超! 日本の北端から九州に、北海道の人気ブランドが登場’ class=” style=”]
僕らもイベントでは食べたことがあったものの、店舗でいただくのは初めて。
北海道のラーメン店だけあってラインナップも豊富なので、非常に楽しみです^^
食べ進めるほどに味わいが変化。 新感覚の味噌ラーメンが楽しめる!
こちらは一番人気メニューという、焼豚味噌。
オーダーの際にちょい辛味噌の有無を聞かれます。
入れたものが人気とのことなので、もちろんアリでお願いしました。
盛りつけもキレイですね^^
ではでは早速スープから。まずは混ぜずにズズっと・・・うん、旨い♪
味噌だけが主張するのではなく、ベーススープの旨味を活かしたバランスの良い味わいです。
まずはここからスタートして、肉味噌が溶け込んでいくと新たな味わいに。
炒め野菜の旨味なども重なって、濃厚な味わいへと変化していきます。
麺はプリプリ感を楽しめるちぢれ麺。
適度な太さなので食べやすいですね~
魚介の効いたスープと辛味が溶け合うと、どこかキムチの様な奥深さも (^o^)
終盤はおろし生姜でサッパリ感を楽しみました。
食べ応えある大判のバラチャーシューは香ばしく、函館産の刺身昆布が食感的にも良いアクセントに。
のっぺり重くて一本調子な味噌ラーメンとは大きく異なる個性派です!
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1 魚介しぼり醤油
[toggles class=” style=”] [toggle title=’ちょっとビターなオトナ味♪ 魚介のコクがギュっと効いた奥深い一杯’ class=” style=”]
こちらは魚介しぼり醤油。
ブランド的にはこちらが看板メニューかと思います。
味のあるビジュアルの丼からは、魚介の良い香りが立ち上っています。
ビジュアル的には結構濃いイメージですが・・・おおっ、コレコレ♪
実際に食べてみると、意外にサラリと軽やかな口当たり。
動物系をベースに、オホーツク産の貝柱など数種の魚介をプラス。
魚介のコクがギュっと効いた、ちょっとビターで大人の味わいです^^
なんとも味わい深いっ♪
味噌と同じく、こちらも中太のちぢれ麺を使用。
意外にスープが重くない分、コチラの方が麺の存在感が際立つ印象です。
脂身が控えめで肉肉しく&香ばしいチャーシューは食べ応えあり。
海苔との相性は言わずもがなですね~
こちらも新感覚の一杯でした!
従来のオーソドックスな北海道のラーメンとは一線を画す、エッジの効いた味わいとメニュー構成。
間違いなく福岡のラーメン史に、新たな風を呼び込む存在だと思います^^
僕らが大好きだった ”すみれ” が福岡から無くなってしまった2017年。
同じ年の暮れに、弟子屈ラーメンが登場。
なんとも感慨深いものがあります。
できれば・・・両店を行き来したかったなぁ・・・(/_;)
2000キロの距離を超えて登場してくれた弟子屈ラーメン。
是非とも頑張って欲しいです!
レセプション時の店主さんのコメントでも、食材の空輸は非常に大変だとのお話が。
・・・ですよね^^;
博多ラーメンも、北海道のラーメンも新時代!
是非とも一度、ご賞味あれ。
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