2016/5/17版
博多 ・ 長浜 ・ 久留米といった、“ご当地ラーメン” を擁する福岡。
”とんこつ王国” ともいうべき、言わずと知れたとんこつ文化の街です。
とんこつラーメンは旨い♪
そしてひと口にとんこつラーメンと言っても、 その味わいは多種多様で奥深い !
・・・が、実はその代わりと言ってはなんですが、若干排他的という傾向も…^^;
とんこつ以外のジャンルが少なく、根付きにくいと言われてきた経緯があります。
確かに
「はぁ~?福岡でラーメンって言ったらトンコツやろうもん!?」
とのお声は珍しくもなく・・・(/_;)
しかし!
実はそんな福岡にも、多彩なご当地ラーメンが頂けるお店があるんです\(^o^)/
北は 北海道から、南は沖縄まで。
東京、 京都、 横浜、名古屋 、広島などなど、個性派のご当地ラーメンをずらりと集めました!
題して、「実はこんなにあった! 福岡で楽しめるご当地ラーメン 全15杯」
もちろん限定メニューや、イベント・催事ではございません。
お店を構え、グランドメニューとして提供されているものばかりです^^
どうぞ、心ゆくまでお楽しみください♪
※こちらの記事は2015年3月に公開しました、「福岡市内で楽しめるご当地ラーメン 厳選8杯」に、「新たな7杯」を加えリニューアルしたものです。
※今後も引続き、新たなお店を発見&訪問次第、情報を随時更新して参ります!
こちらのタイトルをクリックまたはタップすると詳しい記事が開きます。
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↓ ↓ ↓
大砲ラーメン天神今泉店@中央区天神
食べ比べセット
【久留米・とんこつ】
「おいおい!いきなりとんこつかよ~!」とか言わないの、てか言わせな~い(汗)
これにはちゃんと理由がありまして(汗)
ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、実は福岡市内には“久留米ラーメン”を出すお店がほとんどありません。
逆に、久留米市には博多・長浜ラーメンを出すお店がほぼ無く。
これは嗜好の違いもあるようですが、一説には「出店上の暗黙の了解があった」との説も有りまして・・・
僕も誰かから聞いた時に「言われてみれば!」と気づきました。
昨年、空港そばの「大龍」が閉店したことで、“久留米ラーメン”の名を掲げるお店はこちらの「大砲ラーメン(天神今泉店・福岡小田部店)」など、数店のみとなりました。
しかし2016年の春、博多駅前にオープンした “KITTE博多” にも支店が登場!
久留米ラーメンのフラッグシップとして、博多のど真ん中で存在感を打ち出しています。
久留米ラーメンは、とんこつラーメンのルーツと言われる存在。
そして大砲ラーメンは、久留米ラーメンの代名詞とも言うべき存在です^^
こちらには看板メニュー2種、「ラーメン」と「昔ラーメン」を一度に楽しめる ”食べ比べセット” というメニューがあります♪
博多ラーメンとはまた異なる魅力を持つ ”呼び戻しスープ” の元祖である大砲の味わい。
本場そのままの味わいを、市内でどうぞ\(^o^)/
2016年春には、KITTE博多店もオープン!
より手軽に楽しめるようになりました\(^o^)/
[button color=”#3d58b4″ title=”食べ比べセット@大砲ラーメンの詳しい記事はこちら” icon=”icon-right-bold” url=”https://menmusubi.com/taihou-tenjin001″]ちなみに現在は、久留米ラーメンの新星とも言うべき「本田商店」も、ラーメンスタジアムに登場しています!
こちらもお薦めです♪
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[toggle title=”②【札幌・味噌】大好きなすみれに再会♪ やっぱり、札幌味噌ラーメンなしで冬は越せないっ!”]
すみれ大名店@中央区大名
味噌チャーシューメン
【札幌・味噌】
「博多ラーメン」「喜多方ラーメン」そして「札幌ラーメン」
最もメジャーな、これらのご当地ラーメンを合わせて「三大ご当地ラーメン」というそうです^^
人気の札幌ラーメンですが、なかでも全国で最も有名なのがこちらの ”すみれ” でしょう。
味噌に”焼き”を入れて旨さを引き出し、表面を脂でコーティングしたスープは超アッツアツ!
コッテリとした奥深い味わいのなかに、清涼感を与えるショウガの風味がこれまた♪
間違いなく、福岡イチ旨い味噌ラーメンだと思います(^o^)
「すみれを並ばずに食べられるのは福岡くらいのもの」と言われるとの話も(汗)
ありがたいのか?残念なのか?それは何とも言い難いですが、美味いことだけは間違いありません!
これまたアッサリだけの味わいとは一線を画す、たまり醤油が決め手の「醤油ラーメン」や「塩ラーメン」もあります♪
以前に比べると大人しくなったイメージですが、”一杯の説得力” の高さはまだ健在です。
熱々で奥深い味わいをお楽しみください^^
[button color=”#3d58b4″ title=”味噌ラーメン@すみれ大名店の詳しい記事はこちら” icon=”icon-right-bold” url=”https://menmusubi.com/sumire-daimyou003″]ちなみに北九州市小倉には「麺屋 玄」というお薦めのお店があります。
こちらは全国で2軒しかないと言われる “すみれの暖簾分け”である札幌の超人気店「麺屋 彩未」で修行されたご主人が営むお店です。
食べ比べてみるのも楽しいですよ~♪
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[toggle title=”③【旭川・塩】帰ってきて良かった! あの山頭火が、満を持していよいよ福岡の地で復活”]
らーめん山頭火 キャナルシティ博多店@ラーメンスタジアム
特選とろ肉らーめん(しお) & しょうゆらーめん
【旭川・塩】
札幌=味噌が “すみれ” なら、旭川=塩は ”山頭火“ でしょう。
ラーメンスタジアム卒業から実に14年、ついに博多に山頭火が帰ってきました^^
オープン翌日に訪問した所、仕上がりもバッチリでした♪
旭川と言えば醤油ラーメンが一番有名ですが、山頭火では塩がイチオシ。
塩と言っても清湯スープではなく、言うなれば ”塩魚介とんこつ“ 仕立てスープです。
アッツ熱&トロリとしたスープは、一見重たそうに見えますが意外にも後口は軽やか。
あとひと口、もうひと口と飲み続けたくなります。
山頭火と言えばトレードマークの “とろ肉”
ちょっとお値段が張りますが、一度お試し頂きたいトロウマな逸品ですよ~。
連れの方が居れば、デフォのメニューと特選で、具材をシェアするのもアリかと。
もう一つのトレードマーク、小梅が付いてくるのも “しお” の特徴です。
いつものとんこつラーメンとはひと味違う、北国の味をお試しあれ(^^ゞ
[button color=”#3d58b4″ title=”らーめん山頭火 キャナルシティ博多店の詳しい記事はこちら” icon=”icon-right-bold” url=”https://menmusubi.com/santouka-canal001″] [/toggle] [toggle title=”④【東京・煮干し中華ソバ】スープ・麺・具材の全てが絶品! 醤油ラーメンとは一線を画す、稀少なニボ系中華ソバ”]麺や 兼虎@中央区赤坂
味玉煮干し蕎麦
【東京・煮干し中華ソバ】
東京のラーメンと言えば、”昔ながらの中華ソバ“でしょう。
いわゆる「醤油ラーメン」「中華ソバ」との呼称に明確な線引きは無く、鶏ガラベースのスープを醤油で仕上げた一杯を指すことが一般的です。
しかし今、東京で中華ソバと言えば ”ニボ系“ とも言われる「煮干しの旨味をガツンと効かせた一杯」もまた、高い人気を博しています^^
元々、中華ソバに煮干しを用いることは珍しくなかったものの、イマドキのそれは煮干しの効き方が桁違い♪
福岡ラーメンショー2015に登場した「すごい!煮干しラーメン 凪」で、初めてこの味に出会ったという方も多いのではないでしょうか?
そんな本物の中華ソバを福岡で楽しめるお店と言えば、間違いなくこちらの「麺や 兼虎」でしょう。
東京の人気店「麺処 井の庄@練馬区」で修行されたご主人が営むお店で、”つけ麺文化が根付かない”と言われ続けてきた福岡において、盤石とも言えるポジションを築いています。
サラリとしたスープにはしっかりと煮干しの旨味が出ており、背脂の甘みと合せることで鉄板の味わいに♪
煮干しダシ×背脂は、足し算ではなく確実に掛け算的なコンボ。
相乗効果出まくりです(笑)
そこにシャキシャキ&サッパリと刻み玉ネギがプラスされると、完全にスキの無い仕上がりとなります。
ニボニボ好きならずとも心躍るこの味わい。
さらには関東の名店御用達、”三河屋製麺” 謹製の麺や、丁寧な仕事ぶりを感じるチャーシューなどの具材ひとつひとつに至るまで、隙の無い仕上がり!
Twitterで「本日、煮干し蕎麦完売しました」というコメントが折々で見られるとおり、福岡にも煮干しファンが着実に増えている模様です^^
[button color=”#3d58b4″ title=”濃厚煮干し蕎麦@麺や 兼虎の詳しい記事はこちら” icon=”icon-right-bold” url=”https://menmusubi.com/kanetora024″]
ちなみにキレ重視の中華ソバ(醤油ラーメン)なら、「らぁめんシフク」「中華そば かなで」もお薦め!
スープの旨さはもちろん醤油の風味が活きた、スッキリ&コクウマな味わいです^^
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[toggle title=”⑤【京都・鶏白湯】賛否両論上等! これぞ天一、超高濃度のこってりスープが唯一無二の京都ラーメン”]
天下一品 博多駅前店@博多区博多駅前
絶品超こってりラーメン
【京都・鶏白湯】
和食の本場である京都。
技術の粋を極め、素材の味わいを引き出す上品な味わいが魅力です。
しかしこと“ご当地ラーメン”となると、事情は一変!
漆黒の醤油スープがド迫力の「新福菜館」
そして、超高濃度の鶏白湯が名物の「天下一品」が、筆頭格であり全国区の存在です。
「ハマるのか?」「拒絶するのか?」
人によって全く評価・好みが異なる、全国区で展開するラーメン店No.1の個性派!
と言っても過言では無い、唯一無二の存在です(笑)
”飲んでないのに、気づけばスープが無くなっている?”
と言われるほど、麺に絡むポッタリと超濃厚な鶏白湯スープ。
”ラーメン界の牧のうどん”とも言うべき ←これは僕が勝手に言っているだけ(^^ゞ
摩訶不思議、そしてクセになる一杯です!
特製の辛子味噌を入れて食べれば、何とも言えない旨さ♪
その昔、初めて遭遇した頃は、しばらくの間通い続けました。
まずは一度食べねば始まらない!
特にコッテリ派の男性には、是非ともおススメしたいメニューです^^
[button color=”#3d58b4″ title=”絶品超こってりラーメン@天下一品 博多駅前店の詳しい記事はこちら” icon=”icon-right-bold” url=”https://menmusubi.com/tenkaippin-hakata001″] [/toggle] [toggle title=”⑥【横浜・家系】博多モンにも優しい家系ラーメン♪ 自分好みのオーダーで存分に楽しむ”]入船食堂@博多区住吉
ちゃーしゅうめん 海苔マシ
【横浜・家系】
博多、長浜、久留米、熊本、鹿児島、宮崎、大分佐伯など。
九州は言わずと知れた「とんこつ王国」でございます。
しかし九州以外で、最もメジャーなとんこつ系ご当地ラーメンと言えばこちらでしょう。
今や全国区で人気の”横浜・家系(いえけい)ラーメン”です!
いわゆる醤油とんこつのラーメンで、
・グッと際立つ 「醤油ダレ」
・芳しい薫りとコクの 「鶏油(チーユ)」
・ムッチリとコシのある 「太麺」
・ホウレン草や海苔、うずら玉子などの 「定番トッピング」
などなど、際立つ個性を持つジャンルです。
同じとんこつベースにも関わらず(だからこそ!?)福岡で家系は稀少な存在(汗)
そんなレアな一杯を楽しめるのがこちらの「入船食堂@住吉」です!
話によると、こちらのお店は横浜の名店「壱六家@横浜市」の流れを汲んでいるそうです。
本場の味わいを受継ぎつつ、堅苦しさや敷居の高さを感じさせないアットホームな雰囲気もステキ♪
一度食べればハマること請け合いの一杯、是非ともお試しください (^o^)
「ニンニクや辛子味噌などで味変を楽しめる」
「ごはんにメッチャ合う(海苔増しがおススメ)」
そんな家系は、これまた男性にお薦めです!
[button color=”#3d58b4″ title=”ちゃーしゅうめん 海苔マシ@入船食堂の詳しい記事はこちら” icon=”icon-right-bold” url=”https://menmusubi.com/irifunesyokudou002″]ちなみに家系では七隈に本店を持ち、博多駅前に支店が登場した「博多無邪気」もお薦めです^^
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[toggle title=”⑦【鹿児島・MIX】豚骨・鶏・鰹節=鹿児島のウマいもんを一杯に! 独自の進化を遂げた鹿児島とんこつ”]
鹿児島ラーメン豚とろ 博多駅デイトス店@めん街道
豚とろラーメン
【鹿児島・MIX】
九州のご当地ラーメンのなかでも、鹿児島ラーメンはやや趣が異なる存在です。
とんこつラーメンのルーツと言われる「久留米ラーメン」の影響を受けていないと言われており、豚骨だけでなく、鶏ガラや昆布、煮干などを加えたスープ、揚げネギなどが特徴です。
そんな「鹿児島ラーメン」を福岡で食べられる貴重なお店が、以前はラースタにも出店していた「豚とろ」です!
まだ僕が本格的に食べ歩きを始める前、鹿児島出張時に店へ連れて行って貰ったのは10年近くも前のこと。
その旨さに心から驚いたことを思い出します^^
・豚骨、鶏、鰹節などから取った、奥深い味わいのスープ
・香ばしい風味がたまらない揚げネギ
・ソフトタッチながらムチムチとした食感がステキな中太麺
・店名の由来にもなった、トロットロの豚とろチャーシュー
その全てが旨いっ♪
コクがあるのにとっても食べやすい味わいなので、女性にも人気&お薦めの一杯です(^^ゞ
[button color=”#3d58b4″ title=”豚とろラーメン@鹿児島ラーメン豚とろ 博多駅デイトス店の詳しい記事はこちら” icon=”icon-right-bold” url=”https://menmusubi.com/tontoro-deitos001″] [/toggle] [toggle title=”⑧ 【名古屋・まぜそば】話題の名古屋めし“台湾まぜそば”をいち早く提供開始! 本場からの凱旋帰福”]ざいとん(座射豚)@東区香椎駅前
台湾まぜそば
【名古屋・まぜそば】
この数年で最も流行ったご当地ラーメンと言っても過言ではない、“台湾まぜそば”
名古屋に本店を構える「麺屋はなび」が東京に進出して、その人気が全国区となりました。
福岡でもいくつかのお店で提供されていますが、その先駆けというべきお店がこちらの「ざいとん」です。
名古屋でラーメン店を営んでいたご主人が、2014年秋に福岡へ凱旋オープンしたざいとん。
本場の味や文化を知る方が提供するという点がポイントですね^^
こちらの台湾まぜそばは、肉味噌・揚げ玉・ニラ・玉葱のみじん切り・モヤシなどが乗ります
これをよ~くマゼマゼして、麺に馴染ませてから頂きます。
ニンニク、ニラ、玉ネギのみじん切りといった、強烈な個性を持つアイテムが入っているので、結構パンチの効いた味わい。
それでいて脂っこくないので、思いのほかスルスルとイケちゃうあたりが面白いところです^^
ざいとんの台湾まぜそばは、辛&シビ感が控えめなので誰もが気軽に楽しるチューニングです。
お好みで卓上の昆布酢をクルリとかけ回すのもおススメ♪
円やかな酸味がピッタリマッチします。
〆はごはん割で。
丼の底に残った具材とごはんを、これまたよ~く混ぜてパクリと。
これがまたウマいんだなぁ~(^^ゞ
[button color=”#3d58b4″ title=”台湾まぜそば@ざいとんの詳しい記事はこちら” icon=”icon-right-bold” url=”https://menmusubi.com/zaiton004″] [/toggle] [toggle title=”⑨【熊本・とんこつ】豚骨 × 鶏 + 黒マー油が味の決め手! 熊本ラーメンを全国区にした桂花の一杯”]熊本ラーメン館 味千拉麺×桂花ラーメン 半道橋店@博多区半道橋
太肉麺(ターローメン)
【熊本・とんこつ】
熊本ラーメンの代名詞と言っても過言ではない 「桂花ラーメン」 と 「味千拉麺」
両店のメニューを一同に味わえるお店が、「熊本ラーメン館 味千拉麺×桂花ラーメン 半道橋店」です。
桂花のスープは、豚骨に鶏をプラスしたクリーミーでマイルドな味わいが特長です。
そして香ばしいニンニクフレーバーが食欲をかき立てる、”黒マー油”もポイント♪
アッサリとミルキーなスープに、パンチの効いた黒マー油の組み合わせがなんとも個性的です。
あわせる麺は中太ストレート麺。
ボリューム感&モッチリとした食感で、かなり食べ応えがあります。
硬さはスープとの馴染みが良い、普通までがおススメです^^
さらに具材も個性的!
大ぶりにカットしたバラ肉をトロ~リ香ばしく煮込んだ”太肉(ターロー)”や、ロース肉に下味をつけてカラリと揚げた”五香肉(ウーシャンロー)”など♪
旨さもボリュームもタップリ、スープ・麺・具材を三位一体で味わう一杯です (^^ゞ
黒マー油を使うお店は福岡にもいくつかありますが、本場の熊本ラーメンとなると激レア!
人気を博していたラーメンスタジアムの店舗は、2016年3月で卒業となりましたが、熊本ラーメン館なら、味千拉麺との食べ比べも出来ますよ~
[button color=”#3d58b4″ title=”太肉麺(ターローメン)@熊本ラーメン館 味千拉麺×桂花ラーメン 半道橋店の詳しい記事はこちら” icon=”icon-right-bold” url=”https://menmusubi.com/ajisen-keika002″] [/toggle] [toggle title=”⑩【千葉・醤油】甘ウマ醤油がじんわ~り沁みる! 個性派ご当地麺 竹岡式ラーメンをインスパイア”]
支那そば 月や 本店@博多区店屋町
支那そば
【千葉・醤油】
ちょっとこの辺りで変化球を(^^ゞ
千葉県には「勝浦式タンタンメン」「船橋ソースラーメン」「アリランラーメン」などの、個性派ご当地ラーメンがあるのですが、「竹岡式ラーメン」もその一つです。
なんと「スープの代わりにお湯?」「麺は乾麺を使用」といった特徴を持つ、かなりの個性派(笑)
そんな竹岡式ラーメンからインスパイアされた一杯が「支那そば 月や」の支那そばです!
シンプルに言えば醤油ラーメンなのですが、非常にオリジナリティ溢れる味わいが印象的 (^o^)
ダイレクトに再現するのではなく、「お湯ではなく、鶏ガラスープを使い」「乾麺ではなく生麺を使用」するなど、インスピレーションを得つつも独自の一杯として仕上がっています。
一度食べると忘れられない「甘ウマで優しい醤油スープ」「ピロピロ感が心地良い太めの平打ち麺」「スープに馴染む大判&薄切りチャーシュー」「タップリ白ネギの食感と甘み」という四重奏♪
本場の竹岡式とは異なると思われますが、むしろそこがイイ!
九州ではお馴染みの「甘みを活かした醤油」が良い塩梅で立つ一杯は、竹岡式をインスパイアした「新・博多醤油ラーメン」と言っても良いかも (^^ゞ
ちなみにこちらには「ソースカツ丼」という、レアなサイドメニューがあります。
薄切り&薄衣のカツにサッとソースを纏わせた、シンプルなのにやみつきになる逸品です^^
是非とも一度、お試しあれ!
[button color=”#3d58b4″ title=”支那そば@支那そば 月や 本店の詳しい記事はこちら” icon=”icon-right-bold” url=”https://menmusubi.com/sinasoba-tsukiya002″] [/toggle] [toggle title=”⑪【喜多方・醤油】朝ラーもOK! 福岡では激レア、じわっと沁みる喜多方ラーメンの新星が登場”]支那そば やっちゃんち@中央区清川
肉そば 醤油
【喜多方・醤油】
博多・札幌と共に、三大ご当地ラーメンと言われる「喜多方ラーメン」
しかし福島県喜多方市から、実に1,300キロも離れた福岡では食べられないメニューでありました^^;
そう、「支那そば やっちゃんち」が登場する2015年の春までは。
ラーメンスタジアムオープン直後に登場した「坂内食堂」以来かも?というほど久々の喜多方ラーメンです♪
「肉系&魚系の旨味が、じわ~っと沁み入るスープ」
「ツルモチで、ボリュームタップリの中太ちぢれ麺」
「軽く炙ったトロ旨&香ばしいチャーシュー」がたまりません^^
オープンから1年を経過し、スープも麺もより一層の進化を遂げました!
ちなみにスープは「風味豊かな醤油ベース」と、「クリアなビジュアルと味わいの塩ベース」が提供されています。
とんこつラーメンに慣れたコッテリ派は醤油から。
アッサリ・キレ系が大好きなら、レアな塩を頂くのがおススメかと思われます。
ちなみにこちらは、朝7時からラーメンが食べられる “朝ラー” ができるそうです。
おおっ!あのガンソでさえ、「“屋”こそ4時~」ですが「“家1”は9時~」の営業。
24時間営業の一蘭などを除けば、朝7時に食べられるお店はほとんどないのでは?
一度、朝ラーしてみるのも良いかも (^^ゞ
[button color=”#3d58b4″ title=”肉そば 醤油@支那そば やっちゃんちの詳しい記事はこちら” icon=”icon-right-bold” url=”https://menmusubi.com/yacchanchi001″] [/toggle] [toggle title=”⑫【鳥取・牛骨】牛骨のコクと醤油の甘辛テイストがクセになる♪ 重厚なのにキレのある鳥取牛骨ラーメン”]牛骨ラーメン 有頂天@小倉北区京町
牛骨醤油ラーメン
【鳥取・牛骨】
ラーメンのスープと言えば、お馴染みのトンコツ、そして鶏ガラ。
しかし三役の一角である “牛骨” は、西洋料理の“フォン(ダシ)”としてはメジャーなのにラーメンとなると全国的にもレアな存在です ^^;
しかし知る人ぞ知る「鳥取ラーメン」や、山口県の「下松ラーメン」として根強いファンを抱えています!
そんな牛骨ラーメンを楽しめるお店が、「牛骨ラーメン 有頂天」です^^
トンコツや鶏とは異なる趣を持つ、牛骨ラーメンはコッテリと甘ウマな味わいがなんともクセになる一杯♪
重厚で奥深い味わいなのに、くさみや妙な重さが無いのがポイントです。
甘辛醤油仕立ての味わいと、具材であるガッシリ旨い牛肉の相性の良さは言わずもがな!
ピリッと辛い、一味唐辛子の味わいもまた非常にマッチします。
コクのあるスープはごはんと頂くも良し、〆にスープ茶漬けにするも良し。
日本人好みの味わいだと思います^^
[button color=”#3d58b4″ title=”牛骨醤油ラーメン@牛骨ラーメン有頂天の詳しい記事はこちら” icon=”icon-right-bold” url=”https://menmusubi.com/uchouten001″] [/toggle] [toggle title=”⑬【広島・廣島つけ麺】何辛までイケる? 辛さとゴマの香ばしさがクセになる「冷×辛」つけ麺”]廣島つけ麺本舗 ばくだん屋 コマーシャルモール店@博多区東光寺町
広島つけ麺(冷・並)5辛
【広島・廣島つけ麺】
福岡で 「広島のラーメン」と言っても、ピンと来ない方がほとんどではないでしょうか?
しかし実は広島のラーメンは、多様性に富んだオリジナリティ溢れる存在です^^
「広島ラーメン」 と言われるものは、豚骨や鶏に魚介を合わせた アッサリとしたスープが特長。
そしてそれ以上に有名なのが歯切れの良い細麺に、 唐辛子の辛味と山椒のシビれが効いたひき肉を絡めて頂く 「広島汁なし担々麺」、そして今回ご紹介する 「広島つけ麺」でございます(^^ゞ
そんな広島つけ麺が食べられるお店が、 「廣島つけ麺本舗 ばくだん屋」 です。
少し前に比べると店舗数こそ減りましたが、全国区で広島つけ麺を展開するお店としてはNo.1ではないかと思われます。
最もメジャーな存在である 関東風つけ麺のキーワードと言えば、
「濃厚な魚介とんこつ」
「熱々のつけダレ」
「極太麺」
といったキーワードが一般的です。
一方で 広島つけ麺は
「サラリと粘度が低く、辛くて酸っぱい味わい」
「ひんや~り冷たいつけダレ」
「スルリと啜れる細めの麺」
といった、ある意味真逆の特長を持ちます (^o^)
更に「キュウリ」「ネギ」「茹でキャベツ」といった 野菜と一緒に頂くのも特長。
麺と同量?いや、それ以上のボリューム だからヘルスィーです♪
最大の特長である “辛み” はお好みで調節OK!
適度な5辛だけでなく、“400辛”といった超危険物も存在するそうです(汗)
温かいタイプも提供されていますが、 めんむすび的には “冬も(冷)”がイチオシ ^^
冷たく、辛酸っぱい味わい。 サッパリ&ピリ辛なテイストはやみつき になります♪
[button color=”#3d58b4″ title=”廣島つけ麺@廣島つけ麺本舗 ばくだん屋の詳しい記事はこちら” icon=”icon-right-bold” url=”https://menmusubi.com/bakudanya-commercial001″]ちなみにこちらでは、もう一つの名物「山椒汁なし担々麺」も提供されていますよ~
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[toggle title=”⑭【尾道・醤油】瀬戸内の小魚と風味豊かな醤油が決め手♪ じんわりと旨い尾道ラーメン”]
八喜屋@南区野間
尾道ラーメン
【尾道・醤油】
先の広島ラーメン以上に有名なのが「尾道ラーメン」
その知名度は非常に高く、マニアならずとも耳にしたことがあるのではないでしょうか?
同じ広島県にありながら、その味わいのベクトルは全くの別物。
瀬戸内の小魚と鶏ガラからとったクリアで風味豊かなスープを、コクのある醤油で仕上げた一杯です!
といってもモチロン、福岡では激レアな存在^^;
しかしなんと、野間にある広島焼きのお店で提供されているとの情報を発見しました。
それがこちらの「八喜屋」です。
ビシッと決まったこのビジュアル♪
琥珀色の醤油スープに散りばめられた、背脂がキレイですね~
一見すると醤油が非常にキツそうに見えますが、味わいは思いのほかマイルド^^
香り高く、ほんのりビターな醤油の味わいがなんともステキです。
チュル&プリッとした玉子入りの熟成麺との相性もバッチリ!
シャキシャキの食感が心地良いモヤシや、濃い色のスープに緑が映える青ネギもイイ感じです。
アッサリとした口あたりですが、しっかりじわ~っと旨さが沁みてくる一杯。
老若男女誰もが楽しめる逸品だと思います。
看板メニューである広島焼きと共に、是非とも味わってみて欲しいレアな一杯です(^^ゞ
[button color=”#3d58b4″ title=”尾道ラーメン@八喜屋の詳しい記事はこちら” icon=”icon-right-bold” url=”https://menmusubi.com/yakiya001″] [/toggle] [toggle title=”⑮【沖縄・その他】あっさりながらコクがある沖縄そば。具材は三枚肉?ソーキ?テビチ?お好みで♪”]沖縄リパブリック 談四朗キッチン@JR博多シティ くうてん
沖縄そば ソーキトッピング
【沖縄・その他】
”沖縄そば” は何とも不思議な存在。
・名前は沖縄“そば” しかし中華そばと同じく蕎麦粉は一切使わない。
・スープのビジュアル&香りは “うどん” のよう。でも鰹節だけではなく、豚骨も使用したスープ・
・具材は、「ラフテー」「ソーキ」「テビチ」 など。部位や調理法が異なる豚を使用。
どうやらルーツは “支那そば” にあるそうです。
Wikipediaによると「本土のラーメンと沖縄そばは、先祖を同じくする兄弟のような関係」とのこと。
うどんのようで、うどんではない。
ラーメンのようで、いつものラーメンとも異なる。
独自の世界観を持った、オリジナリティ溢れるメニューです♪
僕ら福岡の人間にとっては、博多ラーメンの特長でもある”紅ショウガ“が乗ることが多いのも、親近感を持てます^^
そんな沖縄そば、めんむすび的イチオシのお店がこちら、「沖縄リパブリック 談四朗キッチン」です。
沖縄そばのスープは、 鰹ダシと豚骨ダシのブレンド が一般的。
合わせ方などによって、とんこつラーメンと同じくアッサリ~コッテリまで色々なタイプがあります。
こちらの一杯は、アッサリとした飲み口ながら何とも奥深い味わいの清湯スープ。
太めの平打麺のモチモチとした食感とも、バツグンに合うんです (^^ゞ
本場さながらの味わいなのに食べやすい!
沖縄好きの方も、初めてという方も。幅広い方々に喜んでもらえるお店だと思います。
実は今回の原稿作成にあたって、「ご当地ラーメンはどれ位あるのか?」
改めて調べてみました。
どこまでをカウントするか?によって変わりますが・・・
・特に有名なものだけで、20種程
・一定以上の知名度があると思われるものまでを含めると、50種程
・次々と現れる新種までを含めると、70~80種程
ザッと調べる限り、100種までは無さそうですが、結構な数がありました^^
定番となった「福岡ラーメンショー」やデパートの物産展など、イベントを除けば、「ほとんど無いのでは?」と昔は思っていましたが、探してみると福岡にも結構たくさんのご当地ラーメンがあるものですね (^^ゞ
今は「宅麺」に代表される、“お取り寄せ” という便利な方法がありますが、やはり常設のお店で食べられるのは嬉しいもの♪
今後も引続き、新たなご当地ラーメンを探して随時更新していきたいと思います!
※合わせて「提供メニューの変更」「店舗の閉店」等に合わせ、折々で内容を更新しております。
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