中央区渡辺通にある、「中華そば郷家 天神店」
をご紹介します。
豚骨王国博多において、魚介の旨味を効かせた中華そばを広めた名店。
博多中華そばまるげん、呼び戻しとんこつ光四郎、麺や 佐渡友など人気店のルーツとなったブランドだそうです。
「旨さの素は魚系スープのチカラだ。」 がキャッチフレーズ。
魚介＋動物系のミックス系の中華そばやつけ麺など、バラエティ豊かなメニューを味わえます。
こちらの天神店に加え、南区に 「寺塚本店」 があります。
5 辛ネギらーめん（2018年12月）
楽しめるものは多い方がハッピー♪ 濃厚系だけが全てじゃないんだよ～
「麺や 兼虎＠渡辺通」 や 「つじ田＠ラーメン滑走路」 など、近頃は福岡でも本場関東系の濃厚つけ麺が楽しめるようになりました♪(´ε｀ )
しかし実はこれらのブランドが登場する前から、つけ麺やミックス系のラーメンを提供してきたお店があります。
その代表格と言えばこちらの ”郷家” でしょう。
濃厚系のブランドとはひと味異なる魅力を放つ、シックで味わい深いメニューが魅力。
今回は、中華そばとつけ麺をリピして参りました。
アクセス
大丸エルガーラの向かいにある、フレッシュネスバーガーと靴屋さんの間の細い路地へ。
10メートルほど進むと左手にお店があります。
店舗外観
オレンジの看板＆黄色の看板、白い暖簾が目印。
「旨さの素は魚系スープのチカラだ。」というフレーズが印象的です^^
店舗の向かいには、同じくミックス系の中華そばと東京系つけ麺を供する 「中華そば つけ麺 永福」 があります。
店舗内観
やや照明を落とし、暗めの店内。
結構奥行のある作りで、厨房に沿ってL字のカウンター席が、壁面にはテーブル席があります。
こだわり
店内にもキャッチフレーズが。
並々ならぬ思い入れとこだわりが伺えます^^
卓上調味料
卓上調味料はコショウのみとシンプルです。
おしながき
こちらは2018年12月時点のお品書き。
僕らが知る限り、ほぼメニューの変動はないように思われます。
ラーメンは3種。
・中華そば・らーめん：動物系（豚骨・鶏ガラ）＋魚介系＋野菜のミックススープ
・支那そば：豚骨を使わないスープ（いわゆる醤油ラーメン）
・担々麺
加えて、つけ麺も提供されています。
餃子や焼き豚めしといったサイドメニューも。
特に地鶏めしはココに来たらマストなアイテムです。
魚介の旨さが沁みっしみ♪ ダシ旨スープに辛ネギ溶け込む一杯
まずは、辛ネギらーめん から。
バラエティ溢れる郷家ですが、一番有名なメニューはこちらでしょう。
豚骨・鶏ガラ、魚介などの旨味が効いたスープは、香り豊かでシミジミ旨いっ♪( ´▽｀)
サラッとダシ旨な味わいに、思わずグイグイいきたくなります。
合わせるのは、モチモチと弾力感ある中太ちぢれ麺。
粘度控えめなスープなので持ち上げはそれなりですが、噛むほどにスープとの一体感が生まれます。
薄手ながら確かなコクを楽しめるチャーシュー。
シャキシャキの白髪ネギをピリ辛ダレで調味した辛ネギ。
食感を楽しめるたっぷりのメンマなど。
具材ひとつひとつがキッチリ旨いっ！
味わい深いスープだけに、辛味の効いたネギが加わることがどこかモッタイナイようにも感じるのですが・・・
やっぱりコレが旨いんだなぁ～(^^ゞ
辛味が苦手、スープの味を純粋に楽しみたいという方は、中華そばをおススメします^^
今回は嬉しいカボス付き。 ほんのりビターな酸味と爽やかな香りがステキ♪
こちらは つけ麺 の並サイズ。
写真では結構濃厚に見えますが、スープは結構サラリとしたタイプ。
ラーメンよりグッと濃いめではありますが、ヘビーなドロ系スープとは一線を画す仕上がりです (^o^)
中太のモチモチ麺を潜らせながら味わうと、これが実にイイ感じ♪
最近、極濃系つけ麺がキツくなってきた僕に・・・スムーズにフィットします (^^ゞ
今回はカボスが添えられていました。
つじ田のつけ麺に付くスダチもそうですが、つけ麺＋柑橘系は素晴らしく相性が良く。
濃いめの味に舌が慣れてい来る後半にプラスすると、絶大な効果を発揮してくれますね！
地鶏めし
郷家にきたら、確実に食べて帰るべき 地鶏めし。
ラーメンを食べてから〆に、スープと共に味わうもよし。
つけ麺をスープ割してもらってから楽しむもよし。
しっかり目の味付けなんで沢山は食べられませんが、これが実にしっくりくるんですよね～^^
やっぱり旨いっ。
アレコレ食べて再び戻ってくると、郷家が持つ魅力が改めて感じられる気がします。
元々エクストリームなタイプを好むタイプだっただけに。
極濃ドロリッチなつけ麺 ＞ 優しめ沁みウマなつけ麺
という解釈の時期もありましたが・・・^^;
今は改めて、それぞれに異なる良さがあると思うようになりましたね。
楽しめるものは、多い方がハッピーになれますよ～♪( ´▽｀)
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4 支那そば（2017年10月）
既に 「辛ねぎらーめん」「つけ麺」 をご紹介しましたが、実はこちらにはもう一つ 第3のメニューである ”支那そば” があります。
例によって一般的に、ラーメン・中華そば・支那そば といった表現は明確な定義が無く ^^;
こちらでは、
・らーめん（中華そば）＝豚骨・鶏・魚介・野菜を合わせたミックス系スープ
・支那そば＝清湯ベースの醤油ラーメン
というすみ分けで提供されています。
という訳で、今回は未公開の支那そばをご紹介します。
博多meet’s 支那そば。 郷家では支那そばもまた、食べておくべき一杯！
いよいよ登場しました、こちらが支那そばです。
琥珀色のスープに、ナルトの白＆ピンク、水菜の緑が鮮やかですね～
では早速スープから・・・ふわ～沁みウマっ (^o^)
鶏＆昆布・椎茸を合わせた膨らみのあるダシに、しっかり効いた円やかな醤油ダレの塩梅も上々です。
パッと見は脂も控えめでアッサリに見えますが、重層的な味わいのスープは物足りなさなどありません。
ゆったり、しかし力強く。和みを感じる味わいです♪
後半は添えられたオロシ生姜を溶かし込むと、グンとキレのあるテイストに。
優しい甘みに慣れてきた舌を、良い感じでリセットしてくれます。
スープとの相性バツグン♪ ゆったりとした味わいながら食べ応えある中細麺
麺はモッチリとした豊かな弾力感が魅力の中細麺。
スープとの馴染みが素晴らしく、食べ応えもバツグンです♪
麺量は中華そばと同じ130gなのかな？
替玉はありませんが、＋130円で大盛も選べます。
彩りもバッチリ。 上質なチャーシューを存分にご堪能あれ
チャーシューは肩ロースを用いた、なかなか大ぶりなもの。
しっかり目の味付けで、豚肉のコクを楽しめます。
ナルト、海苔、水菜も、彩り・食感共に良い仕事を。
隠れて見えませんが、メンマも入っていたと思います。
博多における、ミックス系スープや醤油などのフロンティア的存在の郷家。
色々な醤油ラーメン、中華そばを経て改めて味わうと・・・
その凄みを改めて実感します (^^ゞ
博多の人に馴染みやすいチューニングながら、本場関東の味わいをも感じる仕上がり。
ハイブリッドな一杯を楽しませてくれますよ～♪
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3 つけ麺（2016年4月）
ドロ系つけ麺が苦手な方にもお薦め！ 旨味タップリ＆サラリとイケる郷家のつけ麺
2 辛ねぎらーめん（2016年4月）
じっくりと味わいたい魚介の旨味！ 香り＆味わいに酔いしれる郷家の中華そば
1 郷家らーめん（2014年7月）
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