中央区薬院にある、「博多元助 薬院本店」 をご紹介します。
博多を代表するグローバルブランドのひとつ、博多一幸舎グループが手掛ける「つけ麺ブランド」です。
2008年 ”ラーメンスタジアム2” に登場。
その後 2009年には、薬院に本店をオープンしました。
博多の町に新たなつけ麺文化を持ち込んだ、パイオニア的存在。
更には、オリジナルの ”IHヒーター” を備え付けることで、つけ麺最大の弱点であった 「食べ進めるうちにヌルくなる」 というウィークポイントを克服!
〆に熱々の雑炊を楽しめるという、新たな文化まで確立しました^^
全盛期には、元助 薬院本店を主軸として、
・元勲(鶏魚介)
・元桜(魚貝塩)
・元蔵(味噌)
・元功(咖哩)
・慶史(醤油魚介)
といった新ブランドを続々とオープン!
あの頃が懐かしいなぁ~(^^ゞ
今はこちらと慶史だけになりましたが、博多つけ麺文化を語るうえで最も重要なお店だと思います。
8 元助流 醤油タンメン【限定】(2018年3月)
食べ進めるほどに味わいが変化。 白菜の甘み&海苔の風味が楽しい一杯♪
「麺にラー麦を用いる」
「とんこつラーメン以外の麺料理」
といった定義に基づいたメニューを、福岡の人気店5店舗が手掛ける 「福岡新麺」 企画。
①もつ鍋焼麺@ラーメン屋 游
②ゴマ薫る 空海ラー麦担々麺@拉麺 空海
に続く、3杯目のメニューがこちらの博多元助で楽しめます^^
アクセス
お店の場所は、七隈線 薬院大通駅のスグ近く。
もう一つ先の通りには、鶏らーめん&つけそばが人気の 「麺道はなもこし」 があります。
店舗外観
赤い扉が印象的なファサード。
平日の午後遅めにもかかわらず、行列ができていることも有ります。
おしながき
食券制なので、まずは店内入って右手の券売機へ。
こちらは2018年3月時点のメニュー構成です。
メインメニューは、魚介とんこつのつけ麺と豚骨ハイブリッドラーメンの2種を提供。
・辛玉やカレー玉といった味変アイテムや・・・
・玉子、チーズなど5種から選べる雑炊セットなどがあります。
さらに麺少なめ&雑炊も楽しめる ”女子限定セット” も。
今回は限定メニュー 「元助流 醤油タンメン」 をいただきます。
店舗内観
厨房に沿って、変形L字型のカウンターが。
8席ほどで満員になる、コンパクトなサイズです。
これぞ元助の代名詞ともいえる、IHヒーター。
専用に開発した有田焼の器を置けば、つけ汁を温めながら食べられるステキな仕組みです^^
卓上調味料
卓上には秘伝の辛みや、辛子高菜といったアイテムが並びます。
食べ進めるほどに味わいが変化。 白菜の甘み&海苔の風味が楽しい一杯♪
遅めのランチタイムにも関わらず、この日もウェイティングが。
しかしサーブは手際よくスムーズでした^^
こちらが今回のメニュー、元助流 醤油タンメン。
シンプルな出で立ちながら、迫力のチャーシューとタップリの海苔が印象的です。
タンメンと銘打っていますが、その昔こちらで提供していた ”中華そば” を思い出させるビジュアル。
グッときますね。
スープをズズっと啜れば・・・お~っ、ウマイっ♪
舌に沁み入る確かなコク、鼻に抜ける豊かな香りに思わず頷きます (^o^)
甘めで口当たりの良いスープは、誰もが食べやすい懐の深いチューニング。
白菜の甘みや時間と共に溶け出す海苔の風味で、食べ進めるほどに新たな魅力を発揮してくれます。
麺の旨さ際立つ! 製麺屋 慶史謹製のバリウマ麺を使用
今回のポイントである麺。
製麺屋慶史が手掛ける、モチモチとした中太ストレート麺を合わせます。
これが流石の旨さ\(^o^)/
小麦の風味がしっかりと際立つ、バリウマな麺です♪
食べ応え+ボリューム感ともに満足。
主役である麺の旨さを存分に楽しめる秀逸な仕上がりです。
シンプルにして満足感高し!肉肉チャーシューと、白菜・海苔のハーモニー
中央にドカッと鎮座するチャーシューは、肉厚&リッチな仕様。
肉肉しい赤身部分のコク・食感と、脂身の甘みが素晴らしいハーモニーを描きます♪(´ε` )
隠れている白菜がシャキシャキと歯ごたえ良く、サッパリと良いアクセントに。
スープに溶けて馴染んだ海苔のトロ~~リ感も素晴らしいですなぁ~
肉飯
こちらはなんとなくセットでオーダーした肉飯。
ゴハンの上に炙った刻みチャーシューを乗せたシンプルな構成です。
200円というお手頃価格が嬉しいですね^^
卓上の雷味噌や、粗びきコショウをプラスして楽しむのもおススメです。
いやはや流石のクオリティ ^^
ゴマカシの無い、真っすぐな味わいに好感が持てました。
今回のメニューは、~5/9(水)までの提供見込み。
非とんこつ・醤油ラーメンが広まった今だからこそ、その呼び水となったブランドが放つ一杯を味わってみて欲しいです。
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7 春香る、あさりつけ麺【限定】(2017年4月)
[toggles class=” style=”] [toggle title=’バター&白ワインで仕上げたアサリの旨味がガッツリと! ココロ躍る春色のつけ麺’ class=” style=”]
そんな元助には、不定期で限定メニューが登場することも。
今回のお目当ては、一幸舎グループで開催中の 「製麺屋慶史Presents 麺祭り2017」 にエントリーした限定メニューです。
バター&白ワインで仕上げたアサリの旨味がガッツリと! ココロ躍る春色のつけ麺
こちらが、「春香る、あさりつけ麺」です。
スープの中に見え隠れする、アスパラの緑・桜エビの赤・コーンの黄色が鮮やかですね。
麺は直営の製麺所である慶史特注の、平打ち太麺。
今回のメニューでは、200gの設定で提供されます。
まずは麺を少しモグモグ・・・さすがの旨さ!
小麦の風味と滑らかな弾力感を楽しめます^^
それではスープに潜らせて、熱々ズズっと・・・こりゃ旨いっ♪
動物系ベースと思しきスープに、ガッツリとアサリの旨味が効いてます^^
今回のメニューは、バターやワインで仕上げた洋風寄りのチューニング。
太い平打ち麺と合わせても、スープがキチンと折り合う力強さがあります。
食感良く仕上げられたアスパラが春らしくてイイ感じ。
やや小ぶりながら ”これでもかっ!” というほどタップリとアサリの身が入っています。
やっぱりアサリの名を冠するなら、これ位ガッツリとアサリ感があると嬉しいですね (^o^)
仕上げはモチロン雑炊で。
今回のメニューはオプションではなく、ゴハンとのセットで提供されます。
そのままではスープが濃いので、卓上のダシでお好みの濃さに薄めて・・・
ごはんを入れて、ひと煮立ちすると完成です。
これはもう間違いない旨さ♪
アサリ・コーン・お米一粒まで、スープと共に完食しました^^
”春のうまいもの” である、アサリの白ワイン蒸し&アサリバターをフィーチャーした一品。
この季節に味わいたい、旬の限定メニューです♪
先日ご紹介した、大名本家の ”チゲ鍋風 つけ麺” と甲乙つけがたい仕上がりでした。
味も然ることながら、コスパ的な麺でもこの2品がアツいですね^^
麺祭り2017はいよいよ~4/28(金)まで。
今だけのメニューを是非ともお試しあれ~
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6 鯛魚介つけ麺(ミニ鯛茶漬け付)【限定】(2016/12)
元助ならではのIHを駆使!温度で味わいが4度変化する天然真鯛を使った贅沢つけ麺
5 鶏豚魚濃厚中華そば【限定】(2016/6)
福岡では稀少な ”濃厚系中華そば” が限定麺で登場! 鶏麺とのコラボを元助で
4 海老薫る 塩まぜそば【限定】(2015/9)
海老薫る 塩ダレ仕立てのサッパリまぜそば。自家製麺の旨さ際立つ一杯♪
3 特製つけ麺(2015/9)
博多つけ麺のパイオニア!元助の魚介豚骨つけ麺は〆の雑炊までアッツアツ
2 豚骨ハイブリッド味玉ラーメン+肉ご飯(2015/6)
豚骨×鶏が奏でる和音♪黒コショウを加えるとレンゲが止まらないっ
1 カレー生姜つけ麺(2015/1)
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