宮崎市清武町にある、「風来軒」 をご紹介します。
創業は1989年。既に約30年もの歴史を持つ、宮崎を代表するラーメンブランドのひとつです。
・熊本の超人気ブランドである、火の国文龍 「総本店」 「菊陽バイパス店」
・同じく宮崎の人気No.1 「ラーメンマン(拉麺男)」
・関西を中心に東京でも人気を博す全国ブランド 「無鉄砲」
そうそうたるブランドのルーツが風来軒にあると聞きます。
2 とんこつ+チャーシュー(2018年8月)
シンプルな出で立ちに秘められた、魂を揺さぶるピュアなとんこつ♪
「福岡ラーメンショー2014」「全国ラー麺フェス in 長崎」 といったイベントでいただいてきましたが・・・
今回は念願叶って、ようやく本店を初訪問♪
あの、極旨スープをガッツリと堪能してきました (^o^)
アクセス
宮崎駅から2駅、日豊本線 加納駅から1キロほどの場所にお店があります。
宮崎の中心街から、車で15~20分といったところです。
店舗外観
通りから少々路地へ入った場所にあるので・・・夜遅くなると周囲は真っ暗。
しかし駐車場には多くの車が停まっており、次々にお客さんが入っていきます。
店舗内観
お客さんが多かったので、写真は無しで。
一人客から家族連れまで、幅広い層のお客さんで賑わっていました。
お客さんの数もさることながら、店員さんの多さにもビックリ (^^ゞ
卓上調味料
卓上にはコショウやゴマに加え、にんにくしょうゆがスタンバイ。
後で確実に楽しまなきゃ^^
おしながき
なんとなく 「とんこつ以外はありません!」 といった頑固系のイメージもありながら・・・
実にバラエティー豊かなラインアップ (^^ゞ
とんこつはデフォに加え、あっさり寄りのプレハブ(すごいネーミング^^;)
しょうゆ、みそ、しお、担々麺といったメニューを展開。
もちろんチャーハンや餃子などの定番サイドメニューもあります。
日頃は・・・
「イマドキの人気店は3種くらいのメニューを持っていることが多い。」
「種類が多い=イケてないお店というのは昔の話。」
などと、のたまっている僕ですが・・・
ぶっちゃけ申しますと、流石に予備知識が無ければ、ちょっと「あらら・・・」ってなるかも(笑)
とんこつをメインに、醤油・味噌・塩が揃い踏み。
しかもトッピングにはコーンまで^^;
しかしココはあの誉れ高き風来軒。
何の心配もありますまい (^-^)v
念願叶っての初訪問。
いつもは右上(お品書き)、左上(券売機)に捉われず、自由奔放にメニューを選ぶタイプですが・・・
流石に今回は、デフォのとんこつをチョイスしました。
もちろんチャーシューはプラスで。
シンプルな出で立ちに秘められた、魂を揺さぶるピュアなとんこつ♪
こちらがデフォの とんこつ 。
チャーシューを追加トッピングしております。
「まさに風来軒!」 といった雰囲気が漂う、重厚な褐色のスープが印象的。
早速スープをひと口・・・お~っ、旨いっ\(^o^)/
福岡の人間である僕から見ても、かな~り重そうに見えるスープですが・・・
見た目より遥かに食べやすい味わい♪
豚骨の旨味は ”ギュイ~ン!”と濃縮させつつ、雑味・くさみ・脂のくどさといったネガティブ3要素はナシ!
高濃度な豚骨スープの旨味が際立つ味わいですが、タレの輪郭もピシャリと。
散漫になるようなことは全くありません♪( ´▽`)
なんとコチラのスープは、”豚骨と水だけ” で生み出されていると聞きます。
鶏はモチロン、香味野菜さえ入らないというストイックさ。
それでいて? いやだからこそ? 実にピュアで、奥深い味わい!
言うなれば・・・魂に訴えかけるような旨さです (о´∀`о)
プリプリ&モチモチ♪ 濃密スープとガップリ組み合う自家製麺
合わせるのは、プリプリ&モチモチ♪
心地良い弾力感のある太めの麺。
濃密なスープの味わいに負けない、食べ応えある麺です^^
僕らが馴染んだ麺に比べ加水率は高め。
同じとんこつラーメンといっても、その味わい・マッチングは大きく異なります。
実に新鮮な旨さです (^o^)
ブラックペッパー&にんにくしょうゆで濃密スープの変化を楽しむ!
チャーシューを追加すると、”これでもかっ!” というほど表層を覆いつくす状態に(笑)
しっとり&トロリと旨い、バラロールチャーシューを存分に堪能できます (^^ゞ
チャーシューの下には、ネギとメンマがかくれんぼ。
不思議とこの濃密なとんこつスープに、海苔が合うんですよね~
ある程度食べたら、ブラックペッパーをパラパラと。
スープの旨味が更にクッキリと楽しめる感じ♪(´ε` )
残り半分~1/3になったら、伝家の宝刀 ”にんにくしょうゆ” をチョチョイと。
ブーストUPしてみるのもお薦めです。
ミニチャーハン
こちらはどうしても気になってオーダーした、ミニチャーハン。
しっかりめの味付けで打ち出しの強い一皿。
強いモン同士でありながら、スープとの相性の良さにも思わずニンマリ。
ミニサイズでもなかなか食べ応えアリでした^^
流石は宮崎を代表する名店!
念願の一杯は、その期待に違わぬ旨さでした。
レビューを書くにあたって、創業年を調べようと公式サイトを見ていると・・・
「風来軒ストーリー」 というページを発見。
・・・イイなぁ~♪ 凄く良い╰(*´︶`*)╯♡
その味の素晴らしさはココから生まれたのですね!
なかなか簡単には来れませんが・・・必ずやまた!
この素晴らしい一杯を味わいに、再訪したいと思います。
実は少し前に福岡に、風来店から生まれた名店 「無鉄砲」 をリスペクトする 「あなたの心を鷲掴み@八女市」 という新店舗がオープン。
「風来軒は気になるけど、なかなか宮崎に行く機会が・・・」 という貴方。
同じではありませんが確実に通ずるものがあるので、足を運んでみてくださいね^^
そして宮崎を訪れる機会が来たら、是非とも風来軒 加納本店へ!
[良かったらいいね!] [イチオシ記事リンク]
1 とんこつラーメン チューシュー&味玉入@福岡ラーメンショー2014
[toggles class=” style=”] [toggle title=’この旨さは読み切れず…想定を遥かに上回る濃厚とんこつ!’ class=” style=”]
「レビューは読むんじゃない…感じるんだ!」
と言ったのはブルースリーではなく、僕の寝言です(^^ゞ
僕は事前情報をブログや食べログで頂く際に、ふわ~っとインプットします。
お店やメニューの存在を知ることに加え、「旨そう?」「好みかな?」「どんな特徴が?」というイメージを得ることが目的です。
そしてそれ以上の詳しい情報をアレコレとググることなく、訪問することがほとんど。
情報が無いと、数多くの旨い一杯には巡り会えない。
しかし単に情報を裏付けるような食べ方はモッタイナイ^^;
だから訪問後に色々と情報を得ると、驚くことも少なくありません。
今回の「風来軒@宮崎」は、まさにその典型でした!
熊本や大分、佐賀などをチョコットと。
同じ九州と言えども、福岡以外のエリアには詳しくありません(汗)
宮崎については、
・拉麺男(ラーメンマン)という、超コッテリとんこつが有名らしい。
・関西を中心に展開する全国区の人気店、無鉄砲のルーツは宮崎らしい。
・辛旨ラーメンが人気の辛麺屋 桝元@中洲は宮崎発祥。
・ちゃが商店@西新は、宮崎に本店がある。
これ位しか情報を持っておりませんでした(汗)
なので今回も「初めてのお店だな~食べてみよう」というモチベーションでした^^;
ところが…
イベント店舗外観
この旨さは読み切れず(汗)想定を遥かに上回る濃厚とんこつ
見るからに高濃度なスープ。
ここまでのコッテリ感になると独特のにおいも…と思いきや、いわゆるくさみは全くと言って良いほど感じさせず。
会場には一切レンゲが無いので、丼からズズッと・・・うぉ~~っスゴイこってり感!!
てっきり豚骨と共に、鶏も炊き込んであるかと思ったほどのマッタリ感が印象的です。
それでいて僕が苦手なザラ感などはナシ!
元ダレは前面に押し出さず、とにかくスープを際立たせた味わいです。
今までそれなりに数多くのとんこつラーメンを食べてきましたが、この味は初めてかも!?
しかも帰ってから公式HPを見てさらにビックリ!
何とこのスープ「豚骨と水だけが材料」らしいのです。
…う~む。スゴイですね!これは(^^ゞ
最近は、想定と結果が一致することが圧倒的でしたが、これは良い意味で読み違えました(汗)
本当に旨い!
ドッシと超濃厚なスープに良く合う、プリプリとした中細麺
麺がこれまた面白い。
博多に比べ加水率の高い中細麺は、プリプリ感があって旨いです♪
ドッシリと超濃厚なとんこつスープをしっかりと受け止め、しっかりと存在感があります。
久留米ともひと味違う、このバランス感は新鮮です^^
シンプルイズベスト!胡椒はパラリといきたいタイプ
具材はシンプルにバラチャーシューとネギなど。
このスープにはシンプルな具材がイイね!
正直、味玉さえも無くて良かったかも^^;
胡椒などの調味料を、ラーメン受取り時/食べる前にかけざるを得ないのがツラいところですが、パラリとふった粗挽き胡椒はバツグンの相性でした♪
こういうことがあるから面白い!
失礼ながら、侮っておりましたm(__)m
ちなみに冒頭ご紹介した数少ない、僕の宮崎ラーメン情報にありました「拉麺男」「無鉄砲」は、何とこちらのお店がルーツとのこと!?
御見それしました^^;
いやはや後になってみればそれも納得と言える、素晴らしい一杯でした♪
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店舗情報はこちらから
掲載情報は訪問時、または記事作成時のものです。
メニューや価格、内容などが異なる場合がございます。
また、また訪問日とレビュー公開日には、タイムラグが発生している場合があります。
特に遠方からの来店等の際などは、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお薦めします。
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