中央区六本松にある、「一鉄」 をご紹介します。
ラーメン&チャンポンが数多く集う、六本松エリアで人気を博すお店。
そのルーツは東区を中心に展開し人気を博す 「一楽」 にあると聞きます。
一楽のDNAを受け継ぎながら進化を遂げた味噌ラーメンをはじめ、チャンポンやとんこつラーメンなどをラインナップ。
更にはサイドメニューではなく、二枚看板的ポジションの絶品餃子も楽しめます。
実食メニュー |
”和して同ぜず” スープ・麺・具材、各々の個性が丼の中で高め合う一杯!
「甘いタイプ」 「塩っぱいタイプ」 「渋めのタイプ」 などなど…
醤油と並び、私たち日本人にとって最も身近な存在である ”味噌”
そんな味噌を用いたラーメンは、ある意味で醤油以上に好みが分かれるメニューだと思います。
肌寒くなると、がぜん恋しくなる味噌ラーメン。
いよいよシーズンを迎えたので ”お気に入りをグルリ、2020~2021冬” をスタート^^
今年もまた、一鉄から行ってきました♪
アクセス
202号線 別府橋通りと城南線が交差する、六本松の交差点からほど近く。
セブンイレブンからチョイと大濠公園方面に入った、路地の中にお店があります。
店舗外観
赤いテントが目印。
看板、暖簾、額縁、提灯など、”一鉄” の文字がガッツリ打ち出されたファサード(笑)
駐車場は有りませんが、周辺には多くのコインパーキングがあります。
店舗内観
いつものように幅広い年代のお客さんで賑わう店内。
手前にはいくつものテーブル席が、左奥にはカウンター席があります。
アットホームでゆったり食べられる、この雰囲気も良いんだよね~♪( ´▽`)
おしながき
こちらは2020年10月時点のお品書き。
麺メニューは、とんこつ・味噌とんこつ・チャンポンの3本柱。
出ました、人気店3本柱の法則 (o^^o)
名物の餃子をガッツリ楽しめる餃子定食や、麺とのセットメニューもあります。
卓上調味料
卓上には、コショウ、一味唐辛子、ラー油などがあります。
①みそチャーシューメン(2020年10月)
質実剛健。この外連味のなさにホレボレする、力強く頼もしい味わい!
いつものように結構混んでいたので、少々待っての着丼。
よよっ♪ 待ってました^^
こちらが、みそチャーシューメン です。
たっぷりモヤシの周囲にタップリのチャーシューが盛り込まれて、+230円というお値打ち設定。
「マジですか!?これでチャーシューメン!?」
というお店にも、見習って欲しいですな ( ̄ー ̄)ニヤ
まずは味噌の香りが食欲をかき立てるスープから…うん、旨いっ♪
ルーツである 「一楽ラーメン(どの一楽かは分かりませんが)」 に通ずる、”ズバン!” と力強く頼もしい味わいがステキです。
ベクトルは共有しつつ、一楽よりグイっと強めの打ち出しというイメージ。
改めて僕らの好みのタイプだなぁ~^^
博多伝統の味噌という雰囲気を持ちながら、昔っぽいトーンではなく
かといって、妙にエクストリームな方向に走ることもない。
質実剛健、しっかりと地に足がついた実直な味わいにホレとります (o^^o)
慣れ合わず、高め合う。 パワフルスープ&麺のコラボレーション
合わせるのは、モチっとした弾力感と力強いハリを楽しめるストレート麺。
この麺の存在感がコレまた実に…僕ら好み♪( ´▽`)
安易にスープに迎合することなく、両方が存分に己の存在感を発揮!
”和して同ぜず” ともに高め合う両雄のようでもあります(笑)
札幌味噌ラーメンのブリブリ太めのちぢれ麺とは、大きく異なる魅力が。
とんこつ+バリカタを食べ慣れた福岡県民に、ピタリとハマる組合せだと思います^^
スープ&麺の旨さを余さず引き出すモヤシと、惜しみなきチャーシュー♪
それぞれに存在感を放つ二人の仲を取り持つのが、シャキっと歯ごたえの良いモヤシ^^
力強いスープの味わいを適度に中和し、モチっと食べ応えある麺のアクセントに♪
このモヤシがクッションになることで、それぞれが良さを発揮できているといっても過言ではないでしょう。
そしてそこに参戦するのは、小ぶりながらシットリ&ジューシーなウマウマチャーシュー(о´∀`о)
ひと口ごとに1枚いってもイケるほど、しっかり惜しみなく盛られてます。
もはやカオス。
スープ&麺、モヤシ&チャーシューのタッグマッチの様相(笑)
一方的に仕留めるのではなく、皆がそれぞれの力を尽くしたうえでの大団円!
ボリューミーな一杯を食べ終える時には、どこかカタルシスさえ感じます。
※自分で書いていて、ちょっと意味が分からないのでフィーリングで伝われば^^;
②チャンポン(2020年10月)
続いては チャンポン。
「次回こそ、次回こそ」 と毎回のように言いながら、ようやく初の実食。
このイイ感じにかすれてきた丼がピタリとくる、風格あるビジュアル。
グッと舌に沁み込む力強いスープは、男性的な頼もしいアプローチという印象です (^o^)
味噌と同じく、打ち出しの強い麺をしっかりと迎える中太麺。
思うままに、ガンガン&ズビズビと啜りたくなる旨い麺です。
スープとイイ感じで馴染む、ちょいクタ寄りの具材。
味噌ラーメンのモヤシと同じく、具材がスープと麺をガップリ組み合わせる仕事ぶりが素晴らしいです。
水餃子
こちらもお初にいただく水餃子。
これがまた絶品!
水餃子の醍醐味は、やはりチュル&モッチリな皮の心地良さがタマラナイです♪(´ε` )
餃子
こちらは焼餃子。
ねっ?
見た目からして間違いないヤツでしょ♪
ちょっとグラマラスで厚手の皮が艶っぽい。
ガブっとイケば…ムハ~っ、やっぱり旨い~(о´∀`о)
ラーメンと餃子、双方に通ずる一鉄のスピリッツ!
飾り気は全く無いけれど、まさに本物の旨さ。
「薄皮の一口餃子だけが、博多の餃子ではないんだよ♪」
そう思わせる説得力が、この一皿にはあります^^
※翻訳=一鉄に来たら、マストで餃子(焼&水)を食べとこう!
何度食べても 「コレコレ♪」 と納得させてくれる安定感。
控えめに言って、バリバリ旨いわ~~(^^ゞ
濃いめでパンチの効いたタイプですが、札幌の純すみ系とも大きく異なる仕上がり。
一言でいうなら、「博多のコッテリ派にジャストフィットする味噌」 という感じかな~♪
ニンニク&ショウガ&ラードがゴリゴリ効いたタイプはちょっと苦手・・・
でも、甘くてサラリ&和み系では物足りない・・・
そんなアナタに贈ります!
あと、餃子は是非とも食べてみてくださいね (o^^o)d
この投稿をInstagramで見る
味噌ラーメン(2018年11月)
1 みそ豚骨ラーメン(2015年10月)
[wc_toggle title=”甘めでふっくら豊かな味わいの味噌豚骨。九州人なら誰もがほっこり♪” padding=”” border_width=”” class=”” layout=”box”]
以前から気になっていた、一鉄@六本松。
味噌とんこつラーメン、チャンポンが評判のお店です。
博多には味噌を売りにするお店が少なく、特に ”北海道” という色合いを持たない店舗となるとかなり限られます。
あたりかな~?
福岡は「けごんらーめん」や、「味噌★マニアックス」といった、メチャウマな味噌の専門店でさえ、苦戦するという不可解な土地柄です (/_;)
それだけに味噌とんこつとは中々レアなジャンル。
タイミングが合ったので、ようやく訪問してきました~
店舗外観
明るくモダンな印象的なファサードです^^
残念ながら専用駐車場はありませんが、お店の少し先にコインパーキングがあります。
店舗内観
店内ほそれほど広くないものの、カウンター席とテーブル席があります。
庶民的な雰囲気で落ち着く感じ^^
おしながき
出ましたな、人気店3本柱の法則♪
どうやら餃子も名物のようで、餃子定食なるメニューも。
これも気になる~(^^ゞ
色々と気になるアイテムがありますが、この日は大人しくお目当ての「みそ豚骨ラーメン」でお願いしました。
甘めでふっくら豊かな味わいの味噌豚骨。九州人なら誰もがほっこり♪
スムーズに着丼。
モヤシをメインとした野菜がタップリと盛られたボリューミーなビジュアル^^
ではではスープから・・・うほっ♪結構甘めで何ともふくらみのある味わいです。
純すみ系のような、表層をアッツアツのラードで覆ったタイプとは異なる、ほっこり優しい味わいがなんとも九州らしくてイイですね~(^^ゞ
それでいて、味噌ラーメンに求める力強さもキッチリと。
ふっくら豊かな味わいは、老若男女誰にでも喜ばれそうなタイプですよ~
甘めの味噌スープだけに、一味唐辛子は滅法合います!
優しめ味噌スープ × ソフトな中太麺がバランス良し♪
麺はストレートの中太麺。
ソフトな口当たりで、チャンポン麺のようなイメージです。
スープが優しい系なので、食感が硬め or これ以上太かったらバランスが崩れそうですが、「優しめ×ソフトな太め」なので、バランス感もバッチリ♪
食べ応えも抜群です^^
タップリ野菜のボリューム感がステキ♪何気にチャーシューもウマいっ
シャッキリと炒められた、タップリのモヤシ、玉ねぎ、ニンジン♪
かなりのボリューム感で、ある意味ちょっとした ”味噌二郎”ライクとも言える一杯です(笑)
チャーシューはガシッと肉肉しいタイプが2枚オン。
失礼な言い方ですが、コレが見た目よりグッとウマかったぁ~ (^^ゞ
期待を裏切らない満足感でした♪
決して派手なタイプでは無いものの、誰もが安心して食べられるホッコリ系の一杯です^^
こちらの店主さんは、名島にある「一楽ラーメン」で修行したという噂。
なるほど納得!一楽の味噌、ウマいですよね~
久しぶりに一楽にも行きたくなったな~(^^ゞ
次回の一鉄では、もう一つの気になるメニュー ”チャンポン” を頂きたいと思います。
[/wc_toggle]
掲載情報は訪問時、または記事作成時のものです。
訪問日とレビュー公開日は異なる場合があります。
メニューや価格、内容などが異なる場合がございます。
また、また訪問日とレビュー公開日には、タイムラグが発生している場合があります。
特に遠方から来店される際は、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお薦めします。
コメント