博多区中洲にある、「ホウテン食堂 奉天本家」 をご紹介します。
昭和29年創業の奉天食堂(創業時の名称)は、約60年続く博多でも有数の老舗です。
この頃から続く老舗というと・・・
・元祖赤のれん 節ちゃんラーメン@大名:昭和21年(1946年)
・元祖 長浜屋@長浜:昭和27年(1952年)
・博龍軒@馬出:昭和27年(1952年)
・博多ラーメンしばらく:昭和28年(1953年)
・大砲ラーメン@久留米:昭和28年(1953年)
・来福軒@久留米:昭和29年(1954年)
・沖食堂@久留米:昭和30年(1955年)
※めんむすび調べ(100%正確ではないかも知れません)
博多・久留米のレジェンドがズラリと (^^ゞ
そんな奉天食堂が2011年にリニューアル。
ホウテン食堂 奉天本家として生まれ変わりました。
名物は通称 ”中洲ブラック” と呼ばれる、漆黒のビジュアルがインパクト抜群の醤油ラーメン。
1度啜れば、やみつきになる旨さです!
実食メニュー |
ハマる人は間違いなくハマる、賛否両論上等なブラックつけ麺、僕は好き♪
ひと昔前までは、お付き合いで折々に訪れていた中洲。
最近は随分と縁遠くなりました (^^ゞ
皆さんが ”飲みに行く” 中洲。
僕にとっては、やっぱり ”ラーメンを食べに行く” 中洲です(笑)
中でもホウテンの、中洲ブラック&黒つけ麺は福岡で唯一無二の味。
定期的に食べたくなる、お気に入りのメニューです^^
アクセス
中洲中央通りにある、中洲交番のスグ近くにお店があります。
第五ラインビルの1Fと聞いてピンとくる方は、中洲好きの方かと(笑)
こちらのビルの奥側には、「麺屋 一矢」 や 「辛麺 一矢」 といったラーメン店も。
店舗外観
大きな提灯がインパクト抜群!
新しさと懐かしさが上手くミックスされた、個性的なファサードです。
やっぱりホウテンのファサードは、夜の方がしっくりきますね^^
店舗内観
左手にはカウンター、右手にはテーブル席がいくつも。
やや照明を落としたスタイリッシュな店内には、女性の姿も多く見られます。
隅々がなにげにオシャレだったりしつつ、どこか懐かしいテイストがイイですね~^^
ホウテンは夜だけになったり、ランチが復活したりと時期によって結構変わるイメージ^^;
今回の訪問時はランチも実施されていましたよ~
卓上調味料
卓上にはコショウと共に、種がガッツリ入った唐辛子も。
この辛味が、甘辛スープに良く合うので要チェックです。
おしながき
こちらは2020年7月時点のお品書き。
・看板メニューの、奉天中華ソバ(元祖中洲ブラック)
・博多の定番、中洲とんこつ
・何気に博多モンが大好きな、博多ちゃんぽん
・パンチの効いたつけダレで頂く、博多黒つけソバ
その他にも、皿うどん、もつニラソバ、激辛麺などバリエーションが非常に豊富。
更に今回は、博多肉そば、昨年食べた2種の冷やし麺も提供されていました^^
セット&サイドメニューには、黒チャーハン・カレー・焼餃子などが。
オツマミ系メニューも充実しています。
11 博多黒つけソバ(2020年7月)
ハマる人は間違いなくハマる、賛否両論上等なブラックつけ麺、僕は好き♪
まずはお気に入りメニュー、博多黒つけソバ から。
麺の上のナルトが圧倒的にキャッチー&キュートですね^^
ビジュアルを一変させるナルトですが、福岡ではかなりレアな存在。
僕らはお取り寄せラーメン を作るとき、初回は出来る限り、お店の一杯をトレースするのがお約束。
ゆえに追加の具材で、ナルトが必要なことが多いのですが…これが中々売っていなくて(汗)
ビジュアルを問わなければ何とか見つかるのですが、まさにコレ!
No.1 キャッチーなこのタイプは、全く見つからず…
結局、1本200~300円のナルトを、1,500円の送料をかけて通販しました (/_;)
…ホウテンと関係ない話でスイマセン^^;
それでは、モチモチの太麺を濃厚なスープに潜らせて…うんうん、コレコレ♪
モッチリ、プリモチな麺と、甘酸っぱくて濃いめのスープがなんとも合う (^^ゞ
半分ほど食べたら味変タイムに突入。
卓上の、唐辛子、辣油、お酢などをお好みで投入して自分好みに。
たぶん苦手な人は苦手(汗)
でもその分、ハマる人は間違いなくハマる、賛否両論上等な一杯です♪(´ε` )
10 博多肉そば(2020年7月)
こちらはお初にお目にかかる 博多肉そば。
ベースは中洲ブラックですが、具材が肉の煮込みになってます。
具材が ”甘め×濃いめ” の煮込みになることで、より重厚感がアップ。
中洲ブラックも個性むき出しのチューンですが、更に攻めた一杯です。
個人的にはもう少し煮込みを長くして、柔らかな味わいだとなおイイかも?
おろし生姜もタップリいきたいですね (^^ゞ
更に粗挽きブラックペッパーをブンブンいって♪
と言ったら怒られるかなぁ ^^;
こちらも限定メニュー、ガーリック黒チャーハン。
いつもの黒チャーハンに、ガツ~~ンとニンニクを効かせた一皿です。
黒チャーハンも大好きな僕にとって、ウェルカムなアレンジ。
定番化して欲しいです(笑)
9 奉天中華ソバ(2019年11月)
こちらは前回訪問した際の、奉天中華ソバ=元祖中洲ブラック です。
ビジュアル通り、バシッと隙の無い仕上がり♪( ´▽`)
甘じょっぱい醤油スープと、背脂のとろりとした甘みのコントラストがタマリマセンです!
8 中洲とんこつ(2019年11月)
ホウテンに来ると ”黒×ブラック” ばかりで、なかなか食べる機会が無いものの…
とんこつもキッチリと作り込まれた仕上がり。
実にバランスが良く、人を選ばないタイプです。
こちらは 博多ブリ餃子。
文字通り、玄界灘産 天然ブリを包み込んだ一皿です。
九州の人は ”ブリ” が大好き。
しかしまさか餃子にまで入るとは…驚きでした(笑)
場所柄、同伴やアフターのお客さんをよく見かけますが、フラリと気軽に入りやすいお店。
飲みで行くもヨシ、〆に立ち寄るもヨシ。
飲み屋街には、チト敷居の高いお店もありますが…ここは安心だと思います^^
次回は久々にチャンポンを。
奉天激辛麺もリピしたいなぁ~
https://www.instagram.com/p/CDvjMsNg8U3/
7 奉天中華ソバ(2018年9月)
[wc_toggle title=”見てビックリ→食べてビックリ♪ 実はマイルドな中洲ブラックはやみつき系の一杯” padding=”” border_width=”” class=”” layout=”box”]
毎年のお楽しみである ”中洲JAZZ” が今年も開催!
最高のイベントを楽しんできました♪
音楽を楽しむ前&楽しんだ後には中洲のウマイものを (о´∀`о)
てなわけで腹ごしらえ編は、大好きなホウテン食堂へ。
おしながき
こちらが2018年9月現在のお品書き。
・看板メニューの、奉天中華ソバ(元祖中洲ブラック)
・博多の定番、中洲とんこつ
・何気に博多モンが大好きな、博多ちゃんぽん
・パンチの効いたつけダレで頂く、博多黒つけソバ
その他にも、皿うどん、もつニラソバ、激辛麺などバリエーションが非常に豊富です。
セット&サイドメニューには、黒チャーハン・カレー・焼餃子などがあります。
こちらは昼のツマミ系メニュー。
ラインナップは限られますが、昼から飲めるのは便利ですね~
見てビックリ→食べてビックリ♪ 実はマイルドな中洲ブラックはやみつき系の一杯
いよいよ登場、こちらが名物の 奉天中華ソバ です。
漆黒のスープに浮かぶ、キュートなナルトとビビットな青ネギが印象的。
ふんわり立ち上る甘い香りに誘われお腹が鳴ります (^^ゞ
ではスープをズズっと・・・おほっ、コレコレ♪( ´▽`)
九州人の心を鷲掴みにする、この甘辛醤油テイストがタマラ~ン!
ジョーキュウ醤油(大名)、北伊醤油(糸島)など、地元の銘柄を含む、数種の醤油をブレンドした特製の醤油ダレがウマさの秘密のようです。
凄まじく濃ゆそうに見えますが・・・意外にも味わいはマイルド!
背脂の甘みも相まって、思わずズビズビいっちゃいます^^
渡辺製麺謹製の麺も旨し。
醤油の風味に飲まれない、しっかりとした香りと甘み、そしてパツっと頼もしいコシ!
やっぱこの麺好きやわ~♪(´ε` )
厚切りチャーシュー、大ぶりカットのメンマといった具材もイイですねぇ~
後半は卓上の唐辛子をパラパラと。
タネ入りなので結構辛いのですが、甘ウマなテイストをグッと引き締め、ナイスなアクセントとして貢献してくれますよ^^
半チャーハンセット
こちらはセットの半チャーハン。
ホウテン名物の黒チャーハンです。
僕らの大好物、「新福菜館」の焼めしを思わせる(もっと黒いかも?)やみつき系の味わい。
味はバッチリ!
難点は”半チャーハン”史上、最小&最軽量のボリューム感ですね(笑)
食いしん坊にはサミシイかも^^;
ミニカレーセット
こちらはセットのミニカレー。
やや黄色味がかった昔懐かしチューニング (^o^)
みんな大好きこのテイスト。ミニじゃなく、フルサイズでガッツリいきたいですね。
チャーシューがちょこんと乗るのも嬉しいです。
冷し奉天激辛麺【限定】
こちらは前回食べた夏の冷製メニュー、冷し奉天激辛麺。
冷たい辛旨スープと、モチモチ麺が実に良く合う一杯。
タップリもやし&細切り肉との相性もバツグンでした (^o^)
冷し奉天中華そば【限定】
同じく限定メニューの、冷し奉天中華そば。
こちらは締め方が足りずに不完全燃焼な感じ^^;
しかしながら名物である中洲ブラックを思わせる漆黒のスープ ”冷製Ver.” 的な味わいは面白かったです。
最近は何かしらモッタイナイがあるものの(笑)
大きな部分では崩れない、外さないのもポイント。
やっぱり大好きなお店なんですよね~(^^ゞ
次回はお気に入りの黒つけソバを熱盛で楽しみつつ・・・
メニューが豊富なのでついつい置き去りにしてしまう中洲とんこつを楽しもうかな♪
ふくめん2号と共にリピしたいと思います。
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6 博多黒つけそば(2017年6月)
[wc_toggle title=”甘味×酸味×旨味+辛味。 シロノワールの如き、個性際立つ漆黒のつけソバ♪” padding=”” border_width=”” class=”” layout=”box”]
おしながき
・看板メニューの、奉天中華ソバ(元祖中洲ブラック)
・王道の、中洲とんこつ
・何気に博多モンが大好きな、博多ちゃんぽん
・パンチの効いたつけダレで頂く、博多黒つけソバ
その他にも、皿うどん、もつニラソバ、激辛麺などバリエーションが非常に豊富です。
今回は久しぶりの訪問なので、
・この時期にピッタリの、博多黒つけソバ
・デフォである、奉天中華ソバをいただきました。
ハマり度高し! 太めのモッチモチちぢれ麺を、パンチの効いたスープで味わう
まずは、博多黒つけソバから。
「夏になると、コレを食べたくなるんだよねぇ♪」
と思ったら・・・奇しくも、ほぼ丸1年ぶりの再会。
”この時期の風物詩” 的なメニュー。
みなさんにもあるのではないでしょうか (^^ゞ
まずは少しだけ麺をクミクミと。
モッチリ感のある太めのちぢれ麺がイイ感じです。
これを背脂たゆたう、漆黒のスープに潜らせて・・・うん、ウマイっ。
甘味と酸味がガツンと効いたパンチのある味わいがコレコレ♪
トロっとした背脂のコク、刻み玉ねぎのサッパリ感がナイスです。
具材も充実、うずら玉子が何気に嬉しいだよね~
決して万人向けではアリマセンが、やみつき感のあるウマさ。
僕は初回からハマりました^^
この時期なので冷たい麺でいただきましたが
麺をアツ盛にして、スープに生玉子をプラスするのもアリですよ~
チカッパ、ハマるのか? 合わないのか? 好みがハッキリ、独創的な一杯
こちらは看板メニューの、奉天中華ソバ。
通称、元祖中洲ブラックと言われる一杯です。
甘辛な味わいが魅力。
つけソバとベースを共有する一杯ですが、ラーメンの方がグッと食べやすい仕上がりです。
初めて食べた方は
「新福菜館に近いイメージかも?」 と評されることも (^^ゞ
漆黒のビジュアルが彷彿とさせるのかな。
味わいとしては、こちらはグッと四隅を打ち出したタイプかと。
ベクトルは全く異なりますが、「ハマるのか? 合わないのか?」という意味では・・・
新福と同じく京都発の全国ブランド 「天下一品」 を食べた後の感想に通ずる面もあるかも知れません(笑)
ハマれば中洲ブラックを、違った方はトンコツかチャンポンを食べる流れに。
だいたい初回でタイプが分かれます (^^ゞ
僕はこちらもズバッとハマりました♪
※奉天中華ソバの詳しい記事はこちら
保守系の方にはお薦めしませんが(笑)
際立つ個性、オリジナリティ溢れる一杯を求める方には、どちらも是非とも味わって欲しいメニューです^^
思い出すと、無性に食べたくなる中毒性の高さがありますよっ!
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5 博多黒つけそば(2016/6)
甘辛酸っぱいスープはやみつきの旨さ♪ 中洲ブラックは、つけ麺Ver.もバリウマ
4 博多もつニラソバ(2015/6)
3 昭和のちゃんぽん(2015/6)
旨いラーメン屋に旨いちゃんぽんアリ!自信に裏打ちされた確かな一杯
2 博多黒つけソバ(2014/8)
1 奉天中華ソバ(2014/8)
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特に遠方から来店される際は、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお薦めします。
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