これまでの歩みとしまして、
・食べ歩きレビュー 800件
・まとめ記事 16件
・店舗情報 120件 などなど公開。
駆け足で走って参りました(^^ゞ
多い日は、約1,900人・4000ページビュー(PV)記事をご覧いただき
累計で266,000ユーザー&555,000ページビュー(PV)となりました。
まだまだ至らない点も多いですが、ここまでやってくることができたのは、ひとえにご支援頂いております皆さまのおかげです。
いつもありがとうございます!
本当に励みになっておりますm(__)m
さて今回は僭越ではございますが、「Menmusubi Ramen of the Year 2015-2016」と称しまして、これまでのレビューより「めんむすび的、イチオシの一杯」を集約しましてご紹介したいと思います!
今回の趣旨は、我々が一番多く頂戴する、「どこのラーメンがお薦め?」
というご質問にお答えすること\(^o^)/
部門は「総合・新店」の2グループにて、
「とんこつ・MIX・醤油・塩・味噌・鶏白湯・辛旨・つけ麺・スープオフ・うどん」という10種類のイチオシをご紹介します♪
もちろん例の如く今回の発表は、「我々の好み=めんむすび的お薦め度」を表したものであり、世間一般の評価ではございません^^;
「ラーメンは結構好きなんだよね~」という方々とは、「俺と/私と、好みが近いかも♪」「いや、こっちはもっと旨いと思う♪」といったキモチが共有できれば。
「いつもはトンコツ一本縛り!」という方や、「ラーメンは職場か自宅の近くでしか食べないよ」という方。
そんな皆さまにとって、新たな一杯に触れる機会になれば。
とっても幸せです (^^ゞ
めんむすび1号&2号
とんこつ × 総合部門 博多一風堂 白丸元味
<福岡 × とんこつラーメン>
福岡人のデフォと言えばもちろん “とんこつラーメン”
一言に “とんこつラーメン” と申しましても、いささか広うございます (^^ゞ
源流と言われる、コクウマ×ちょいクサスープ&ちょい太めの麺の“久留米ラーメン”
真っ白じゃなくて「茶系」のスープ、細麺じゃなく「平打麺」が源流。
パンチの効いた「~ちゃん系」が多い、庶民派の”博多ラーメン“
※「~ちゃん系」は一般論ではなく、めんむすび的な造語です^^;
屋台文化、替玉文化の源。あっさりスープにスルスル極細麺の“長浜ラーメン”
いよいよ市場は世界へ!一風堂、一蘭、一幸舎などが切り拓く、 “一系グローバルとんこつラーメン”
※「一系」は一般論ではなく、めんむすび的な造語です^^;
そして今も新たに生まれている、次世代とんこつラーメンなどなど。
店舗数も圧倒的に多く、ひと口にとんこつラーメンと言っても様々なタイプがあるため、非常に悩みました。
しかし “2015年” という切り口で言えば、僕らの中ではやはりこちら「新生 白丸元味」が一番です!
<博多一風堂 × 白丸元味>
今年30周年を迎えた一風堂が、敢えてそれまでの一杯を自ら覆し、大幅なリニューアルを図った一杯。
リニューアル前日と当日、2日間連続で訪問して食べ比べました (^^ゞ
・キメ細やかな舌触りと、より際立つ豊かな旨味が印象的♪ 博多絹ごしとんこつと呼ばれるスープ。
・一風堂専用小麦「風の大地」を使用し、風味・味わい・食感共にさらにグレードアップした麺。
・「肉の旨味を楽しむカタ」そして、「しっとり&とろりのハーモニーを楽しむバラ」が1枚ずつ乗るチャーシュー。
巷の食品やメニューに敢えて言いたい。
使い古された 「さらに美味しくなりました!」 というフレーズは、この次元に達して初めて語るべきものであると。
数多くの一風堂が身近にある、我々福岡市民にとっては、近すぎてそのスゴさがわかりにくいのかも知れません(汗)
紛れも無く、史上最高傑作と言える一杯です (^o^)
[button color=”#3d58b4″ title=”博多一風堂 白丸元味の詳しい記事はこちら” icon=”icon-right-bold” url=”https://menmusubi.com/ippudo-sannou009″]
MIX × 総合部門 ラーメン海鳴 魚介とんこつラーメン
<福岡 × MIX系ラーメン>
耳慣れないかと思いますが、MIX系とは豚骨と魚介、鶏と豚骨などなど、複数の素材を合わせたスープを用いたメニューの(便宜的な)総称です。
関東では非常に多く見られますが、とんこつ王国である福岡では非常にレアなジャンルでございます^^;
今回のMIX部門にはキーワードタグでいうところの、「MIX」「魚介とんこつ」「煮干し」を含めております。
<ラーメン海鳴 × 魚介とんこつラーメン>
「福岡に居ながら、海鳴の魚介とんこつを食べないなんて、もったいなさ過ぎる」
僕らにとっては、そう断言してしまいたいメニュー (^^ゞ
福岡人のDNAに刻みこまれた “とんこつラーメンの味わい”
そして日本人のDNAに刻みこまれた “魚介の旨味”
これらが巧みに合わさった一杯が、まずかろうハズも無いっ♪
そんな魚介とんこつラーメンの旨さを福岡で広め、定着させたのが「ラーメン海鳴」です。
今年の「ラーメンWalker福岡2014 総合部門 1位」という栄誉は伊達ではありません。
その原点であり代表するメニューが、こちらの「魚介とんこつラーメン」です。
・豚骨と魚介の旨味が時間差で怒涛の如く押し寄せる!奥深い味わいのスープ
・炙り替玉もOK!ツルツルと滑らか&モチっとした弾力が魅力の特製麺♪
・香ばしくジュワッ♪と旨味が染みだす炙りチャーシュー
全国のメジャーなラーメンイベントに何度も、“福岡・九州から唯一”参戦しており、まさに名実ともに全国クラスの名店と申せましょう\(^o^)/
自慢のスープに加え、今年は秘密基地である “海鳴工房” もオープン!
いよいよ念願の自家製麺の提供も行っています。
深夜まで味わえることもまた、海鳴の魅力!
清川店は~3:00まで。中洲店に至っては~6:00までと、超ロングラン営業中^^
紛れも無く、必食の一杯ですよ♪♪
[button color=”#3d58b4″ title=”ラーメン海鳴 魚介とんこつラーメンの詳しい記事はこちら” icon=”icon-right-bold” url=”https://menmusubi.com/unari-kiyokawa007″]
醤油 × 総合部門 支那そば月や 支那そば
<福岡 × 醤油ラーメン>
「醤油ラーメン?そげなの物足りんやろ…」
なんて言われ、醤油ラーメンにとって不遇な時代であったのは少し前までの話。
今年2015年は、通称「非豚骨」と言われる「とんこつラーメンを扱わないお店」が、ニューオープン&リニューアルオープンにて数多く登場!
福岡ラーメン界において「新・醤油ラーメン元年」と言うべき年となりました。
もちろんとんこつラーメンは大好きですが、「とんこつ至上主義の福岡で、多彩な味が広がって欲しい」と考えている僕達としては、非常に嬉しい限りです^^
<支那そば 月や × 支那そば>
そんな背景のなか、醤油×総合部門めんむすびイチオシの一杯は「支那そば 月や」です。
元々は博多駅南で登場した支那そば 月や。
その後、本店を店屋町に移し、今年はデイトスのめん街道にも出店を果たしました。(現在、出店中です)
月やの支那そばは、一般的な醤油ラーメンとはかなり趣きが異なる一杯。
知る人ぞ知るご当地麺「竹岡式ラーメン」にヒントを得たという、一度食べると病み付きになる味わいです♪
・決め手はチャーシューの煮汁と生醤油!じんわり旨い癒し系スープ
・ピロピロ→チュルっと→モッチリ♪超個性派のちぢれ×幅広平打ち麺
・しっとり柔らかなチャーシュー。スープに浸みる白ネギがメッチャウマ♪
お店がキレイでオシャレ!という点もあり、僕らのイメージでは「福岡でもっとも女性客が多いラーメン店」ではないか?と。
もちろんその最たる理由が、甘ウマなスープと優しい麺が魅力の支那そばにあることは間違いありません(^o^)
日頃、ラーメンを食べない女性にこそ、是非ともお薦めしたい一杯です。
[button color=”#3d58b4″ title=”支那そば月や 支那そばの詳しい記事はこちら” icon=”icon-right-bold” url=”https://menmusubi.com/sinasoba-tsukiya002″]
塩 × 総合部門 行徳家 塩ラーメン
<福岡 × 塩ラーメン>
北海道ラーメンでも、味噌→醤油→塩とのプライオリティが強く、旨いものの何となく一番にはなれない・・・。
そんな印象もある塩ラーメン。
優しく、懐が深い味わいがゆえに、とんこつ王国において、醤油と共に冷遇されていたジャンルです^^;
福岡において、塩ラーメンの位置づけを変えたのは、
非豚骨の先駆け&創作系ラーメンの祖と言うべき、「行徳家@野間」
そしてその流れを更に高めた、「らぁめんシフク@榎田」の2店だと思います^^
この2店に共通するポイントは、「途方もない奥深さ」にあります!
単に淡麗なだけのラーメンには無い、なんとも複雑で満ち足りた旨味と香り。
説得力&満足感の次元が違う♪そんな美味さです\(^o^)/
<行徳家 × 塩ラーメン>
どちらかを選ぶことは正直なところ非常に難しいものの、今回は行徳家をイチオシとさせて頂きました。
行徳家は醤油&塩のツートップで展開するお店ですが、醤油のイメージがより強いイメージです。
僕らも普段、醤油系を食べる機会が多かったのですが、行徳家と初めて出会ったのが塩であり、休止→復活を経て、より感動したのが塩ラーメンでした (^^ゞ
・ふくいくたる薫りに心が躍る♪豊かで力強い味わいのスープ
・熟練の腕でありとあらゆる麺を生み出してきた、味&食感共に極上の自家製麺!
・ひとつひとつに心入れ。仕込み&仕上げ共に抜かりの無い各種具材。
こんなにスープの旨い塩ラーメンを食べたことが無いっ!
今年、改めてその凄みをまざまざと感じました (^o^)
ちなみに極上スープを用いた、酸辣湯麺や各種創作麺(限定麺)もまた、抜群に美味いのですが、それはまた別のお話。
そんなスープだからこそ塩ラーメンがここまで美味く、創作麺のどれもが素晴らしいのです♪
[button color=”#3d58b4″ title=”行徳家 塩ラーメンの詳しい記事はこちら” icon=”icon-right-bold” url=”https://menmusubi.com/gyoutokuya016″]
味噌 × 総合部門 博多一風堂 塩原本舗 焦がし味噌
<福岡 × 味噌ラーメン>
僕にとって、福岡人と味噌ラーメンの組み合わせほど、難解なものはありません(←チョイ大げさ^^;)
全国で行列を作る札幌ラーメンの代名詞「すみれ」が、唯一並ばずに食べられる、と言われる福岡。
確かな味の専門店が苦戦を強いられ、颯爽と登場した然る気鋭の味噌ラーメン店も、まさかの撤退となってしまいました(涙)
一方でチェーン的なお店には多くのお客さんが入り、ラーメンショーともなれば味噌のブースは長蛇の列・・・
なかなか掴みどころが無い印象です(汗)
閑話休題。
僕らが「イチオシの味噌ラーメンは?」と聞かれれば、その答えはひとつ。
博多一風堂 塩原本舗で、「寒くなってから、暖かくなる間だけ登場する、焦がし味噌でキマリ!」
<博多一風堂 塩原本舗 × 焦がし味噌>
先の通り、決まった提供期間は無く、毎年始まる時期も、終わる時期も不明という知る人ぞ知る逸品。
一風堂公式HPの、塩原本舗のページやお知らせのページにも一切記載されていません(笑)
※なぜか同じく提供の代々木上原店は公式扱い^^;
今は無き「博多 五行(一風堂のセカンドブランド的お店)」の名物であった、焦がし味噌(焦がし醤油もアリ)と同じ技法で作られる激レアな一杯です!
・味&薫り共にバツグン!300℃の炎が生み出す焦がし味噌スープ
・スベスベ滑らか&ムチッと旨い♪焦がし味噌専用の平打麺
・水菜の緑・玉子の白&黄・ナルトのピンク。漆黒のスープを彩る色とりどりの具材
一度食べたらきっと忘れられない、オリジナリティ溢れる一杯。
こんなにも薫り高い味噌ラーメンは、ちょっと余所ではお目にかかれません\(^o^)/
味噌にありがちな独特の重さがなく、甘味・塩味・旨味と共に、心地良いホロ苦さを楽しめます♪
一点だけご注意が。
凄まじく超アツアツなので、火傷にはくれぐれもご注意を(汗)
表層を脂が覆っているので、ゆっくり食べても簡単には冷めないのでご安心ください^^
あ、もう一点だけご注意が(汗)
2015年12月下旬の現在、絶賛提供中ですが、終了日は未定です。
「暖かくなるまで」
その答えは、お天気と店長のみぞ知る・・・です (^o^)
[button color=”#3d58b4″ title=”博多一風堂 塩原本舗 焦がし味噌の詳しい記事はこちら” icon=”icon-right-bold” url=”https://menmusubi.com/ippudo-shiobaru004″]
鶏白湯 × 総合部門 らぁめんシフク 鶏白湯らぁめん
<福岡 × 鶏白湯ラーメン>
ラーメンについては「とんこつ」が基本の福岡ですが、博多名物である水炊き文化もあって鶏そのものは身近な存在です。
全国区でも数年前より鶏白湯ラーメン人気に火がつき、一大ジャンルとして確立されました。
福岡においては、「麺道はなもこし@薬院」そして「らぁめんシフク@榎田」の登場が、福岡における鶏白湯ラーメン文化の転機となり、この3年ほどで人気に火がつき定着したと思われます^^
分かりやすく言えば、一般的なとんこつラーメンのように白濁するまで鶏を炊いたものが白湯スープ。
しかしその味わいは、豚骨とはグッと異なる魅力を持っています。
鶏ならではの良い香り。ポッテリ&トロリと円やかな口当たり。フレッシュで柔らかなコク。などなど。
コラーゲンタップリで、女性にも人気のジャンルです^^
<らぁめんシフク × 鶏白湯らぁめん>
同じく抜けた存在である“はなもこし”もまた、素晴らしく美味い一杯ですが、やはり僕らのイチオシは「らぁめんシフク」です!
鶏の旨さを十二分に引き出した円やかでコクのあるスープと、奥深い味わいを作りだす塩ダレの組合わせは文字通り、至福の味わいを生み出します\(^o^)/
・ひと口啜れば笑みがこぼれ、気づけば最後の一滴まで飲み干したくなる鶏白湯スープ♪
・スープにピッタリ!口当たり&美味さバツグンの自家製ちぢれ麺
・低温調理したうえで炙って仕上げた、しっとり旨い鶏チャーシュー
「名は体を表す」とは言いますが、ここまでその言葉がピッタリくるお店は稀有でしょう!
大げさでもなんでもなく、この一杯を食べればとても満ち足りた気持ちになれます (^o^)
榎田の倉庫街という特殊な立地にありながら、店舗周辺がお休みの日でも大盛況という人気ぶりも頷ける素晴らしい一杯です。
日曜日が定休日なので、ややハードルが高いかも知れませんが、土曜日や祝日などをピンポイントに狙ってでも訪問すべき“マストなお店”です!
[button color=”#3d58b4″ title=”らぁめんシフク 鶏白湯らぁめんの詳しい記事はこちら” icon=”icon-right-bold” url=”https://menmusubi.com/sifuku018″]
辛旨 × 総合部門 麺や 兼虎 辛辛魚
<福岡 × 辛旨ラーメン>
辛旨系のラーメンと言えば、やはり一番目立つのは担々麺でしょう。
今ではラーメン店はもとより、中華のお店、水炊きのお店などから、色トリドリのタイプが提供されています^^
「本格中華の流れを汲むタイプ」、博多らしい「とんこつベース」のもの、担々麺の源流と言われる「汁なし担々麺」、そして大名ちんちん@赤坂&博多駅前からは「担々つけ麺」も登場しました♪
しかし今回は「麺や 兼虎」の激辛麺である、辛辛魚(からからうお)をイチオシとさせて頂きました!
<麺や 兼虎 × 辛辛魚>
麺や 兼虎は関東の名店である「麺処 井の庄」の流れを汲む、福岡唯一!?といっても過言ではない、本場関東のつけ麺を味わえるお店。
その麺処 井の庄の名物でありカップ麺にもなって人気を博した “辛辛魚” が兼虎で提供されています。
・痛みを伴うほどの激辛辣油+唐辛子がタップリと!肉×魚の重厚なスープが旨いっ
・強烈なスープとかみ合う!名店御用達の極旨平打ち麺
・具材もパーフェクト!極厚チャーシューを始めとした厳選アイテムがドドンと
ちなみに中央にこんもりと盛られた山は、全て唐辛子…ではなく、魚粉の上に唐辛子をかけたものです(笑)
ただし唐辛子だけではなく、表層には容赦ないレベルのラー油が ^^;
しかし激しい辛さの中に、肉系×魚介系の重厚な旨味が効いたスープがタップリと。
このスープがあってこそ、あの激辛な味わいが活きるんですよね♪
元々、辛いものが苦手な僕がドップリとハマった激辛メニュー。
是非とも一度、お試しいただきたい逸品です!
※2016年1月より、一時提供を中止との情報が出ております。復活を待ちましょう(汗)
[button color=”#3d58b4″ title=”麺や 兼虎 辛辛魚の詳しい記事はこちら” icon=”icon-right-bold” url=”https://menmusubi.com/kanetora011″]
つけ麺 × 総合部門 麺道 はなもこし つけそば
<福岡 × つけ麺>
いまでは福岡の色々なお店で食べられるようになったつけ麺。
福岡の地に於いてつけ麺文化を広めたお店と言えば、やはり一幸舎のセカンドブランドである「博多元助@薬院」でしょう。
つけ麺の最大の弱点である「食べ進めるうちにヌルくなる・・・」という問題を、オリジナルのIHヒーターで解決!
本格派の味わいを独自の提供スタイルに変換し、つけ麺文化を広く福岡に普及させました。
また、古くから浅草開花楼の麺を用いてつけ麺を提供する「とまと家@綱場町」や、名店である郷家の流れを汲む「博多中華そば まるげん@平尾」が人気を博してきました。
本格関東系のつけ麺では、今は無き「中華蕎麦 翠蓮@堤」や、「つけ麺 咲きまさ@住吉」などがありましたが、高い人気を得ながらも閉店してしまいました。(咲きまさは今年、熊本の地で復活!)
現在は、「麺や 兼虎@赤坂」が非常に高い人気を獲得し、本当の意味で定着させたと思います。
さて、これだけ魚介豚骨つけ麺を持ち上げておきながらアレですが(汗)
僕らが福岡で一番美味いと思うつけ麺は「麺道 はなもこし」の“つけそば”でございます (^^ゞ
<麺道 はなもこし × つけそば>
鶏スープのラーメンを提供するはなもこしは、言わずと知れた超人気店。
食べログスコアは「3.99」と福岡エリアのラーメンで1位!
「ミシュランガイド福岡・佐賀2014」ではビブグルマンを獲得&掲載されました。
スープも麺も全てお一人で仕込まれるため提供数には限りがあり、僕らが知る限り最大でオープンの20分後には売り切れてしまったという状況もありました(汗)
※11:45オープン。すぐに行列が提供数である50杯程度に達してその時点で終了^^;
さすがに今はそこまで極端な状況ではなさそうですが、今でも平日のオープン前から行列ができる超人気店です。
今回ご紹介する“つけそば”は、夜のみ提供されているメニュー。
以前から提供されていたのですが、今年リニューアルされ驚異的な進化を遂げました!
・鶏の旨味をこの上なく楽しめる♪鶏の旨味が凝縮された驚愕のつけダレ
・この麺は美味過ぎる!!香り・コシ・舌触り・味わいが抜群の自家製麺
・つけダレはモチロン、柚子塩やカエシで味わうだけでも大満足の美味さ!
リニューアルからの1年で、4度ほど頂いたのですが、気持ち的には月イチで頂きたいほど (^o^)
毎日のように食べ歩いていても、ここまでの感動にはなかなか出会えるものではなく…
増して一度食べたことのあるメニューを再食して、ここまでシビれるということは滅多にありません。
しかしこの一杯は凄かったぁ~!!!
現在のラーメン&つけ麺のポジションを、更なる高みへと引き上げた福岡のラーメン史に残る至高の一杯。間違いなく、そのひとつであると思います。
[button color=”#3d58b4″ title=”麺道 はなもこし つけそばの詳しい記事はこちら” icon=”icon-right-bold” url=”https://menmusubi.com/hanamokosi007″]
スープオフ × 総合部門 入船食堂 ちゃーしゅう油そば
<福岡 × スープオフ>
今回のスープオフ部門にはキーワードタグでいうところの、「油そば・まぜそば」「焼きそば」を含めております。
知る人ぞ知る「油そば」、中華餡がトロっとかかった「あんかけ風そば」、パリパリ麺が旨い「カタ焼きそば」、博多名物の「焼ラーメン」など、個性派のメニューが盛りだくさん。
東京ではメジャーな油そば&まぜそば。
茹で上げた麺にタレと脂を絡めて仕上げた、スープの無いラーメンです^^
ラーメンとも焼きそばとも違う独特の味わいで、一度食べるとなぜかやみつきに♪
最近では、汁なし担々麺ライクな名古屋のご当地麺、台湾まぜそばも人気です。
<入船食堂 × ちゃーしゅう油そば>
この数年で続々と色々なお店のメニューや限定麺として登場した油そば・まぜそばですが、何年も前から王道の油そばを提供しているのが、こちらの「入船食堂」です。
・特製のタレと脂が絶妙のバランス感で絡む、モッチモチの中太麺の旨さ♪
・手切りで供される大判のチャーシューは、しっとり&ボリューミー!
・ラー油、お酢、マヨネーズ等々、自分好みの味を楽しめる”味変“もまた油そばの醍醐味
食べてみなければ決して分からない&一度食べればハマるこの魅力(^^ゞ
特に男性に好まれる味わいなので、男性には是非とも一度ガッツリと試して欲しい逸品です!
[button color=”#3d58b4″ title=”入船食堂 ちゃーしゅう油そばの詳しい記事はこちら” icon=”icon-right-bold” url=”https://menmusubi.com/irifunesyokudou004″]
うどん × 総合部門 侍.うどん 侍.スペシャル
<福岡 × うどん>
タイトルには反しますが(汗)
僕ら、めんむすびはうどんも大好き♪
という訳で、1部門はうどんから選ばせて頂きました^^
うどんと言えば “うどん県” を自称する香川県が有名ですが、福岡は “うどん発祥の地” と言われています。
博多区にある「承天寺」には、“饂飩蕎麦発祥之地(うどんそば発祥の地)”という石碑まであるほど。
※実は福岡は饅頭や羊羹の発祥でもあるとか!このあたりの顛末はこちらに詳しい情報があります
そんな福岡のうどんの特徴は・・・
・太くて柔らか~い。コシではなくソフトな食感を楽しむ“麺”
・驚くほどアッサリ。非常に繊細な味わいの“スメ=ツユ”
・ごぼ天や丸天などのオリジナリティ溢れる具材
といった個性派です。
もちろん伝統的なうどんもまた旨いのですが、メニュー自体がラーメンと比べて遥かに制約が多いこともあり、“うどん店”はある意味保守的とも言える存在です。
しかしこの数年で、福岡のうどん界は新たなステージを迎えています。
①カフェの様にオシャレで、居心地の良いお店が続々と
昔は “いかにも・・・” といった雰囲気のうどん屋さんばかりでしたが、近頃では女性がひとりでも気軽に入れるような、オシャレでキレイなお店が増えてきました^^
②福岡から発信!うどん居酒屋という新たな文化
関東の“そば屋で呑む”という文化と対を成す?存在として、“美味いものをアレコレ食べてうどんで〆る”という文化が福岡発で広まっています。
「あるもので呑む」というそば屋の文化とは異なり、「居酒屋」の名が付く通り、グッと豊富なメニューを楽しめる点が大きな違いです(^o^)
上記には当てはまりませんが、福岡には北九州発の「豊前裏打会」という一大勢力も存在します。
福岡市内では「大地のうどん」が最も有名で、旨くて安いとあって大人気!
ここでしか味わえない個性的な麺は必食ものです。
そんな多彩な魅力がいっぱいの“福岡うどん文化”のなかで、最も異彩を放ち&先端を行く存在が「侍.うどん」です!
・一筋縄ではいかない、個性派のグランドメニュー!焼うどんや素麺まで登場
・らぁめんシフク、やっちゃんちなどのラーメン店を始め、チャンポンのかい乃や、四川料理 巴蜀などなど、様々なお店とのコラボイベントを開催!
・お店の味そのまま!秘伝のレシピが付いた、お持ち帰りうどんの販売
などなど、他店とは一線を画す、精力的な取組みを続けています^^
オリジナリティ溢れる、数ある名作メニューから、今回は「侍.スペシャル」をご紹介します。
<侍.うどん × 侍.スペシャル>
・もちろん自家製!小麦が香る、モッチリ絶妙の弾力感が魅力の麺
・無難な甘ウマカレーとは訳が違う!本格ではなく、本物のスパイシーカレー
・素材に並々ならぬこだわり有!色・食感・味で楽しむ色とりどりの野菜
こちらは「土曜日限定」のメニュー。
ちなみに侍.うどんのメニューは常に変わり続けており、同じメニューをオーダーしても常に同じものが出てくる訳ではありません。
ちょっと大げさに言うなら「シェフの気まぐれうどん」といったイメージです(笑)
まさに一期一会。
グランドメニューの変化はもちろん、一瞬で変わっていく限定メニューを含め、いつ行っても&何度行っても新鮮な驚きに溢れており、決して飽きることがありません♪
うどんは会社か自宅の近くで食べるもの?
いえいえ、わざわざ足を運んでこそ味わえる口福もありますよ~\(^o^)/
[button color=”#3d58b4″ title=”侍.うどん 侍.スペシャルの詳しい記事はこちら” icon=”icon-right-bold” url=”https://menmusubi.com/samuraiudon007″]
いかがでしたか?
今回はジャンルごとに1杯ずつを選んだので、ご紹介したいけど出来なかったメニューも数々あります。
ちなみに「【新店部門】Menmusubi Ramen of the Year 2015-2016」は、2015年の1年間に登場したお店だけをまとめた、新店部門となっております。
総合部門とはグッと趣きが異なるフレッシュな顔ぶればかり。
こちらも是非ともお楽しみください (^^ゞ
新店部門のノミネートはこちらから
2016-2017版のノミネートはこちらから
コメント